トップページ >> 刹那さんの一覧
刹那さんの投稿された作品が9件見つかりました。
- 1
-
一生の片想い7
「うっす。おつかれー」「まじな、疲れたわwてかよ、夏休み前は期末試験あるべ。」「あ…。忘れてた。」「赤点だと夏休み補修じゃね?」「そーだわ…やべぇ。教えて。」「しゃーねーなー。」「あ、奈子と由梨も一緒に勉強会すっか。」「おー、いーな。」「どーぞ。」「お邪魔しまーす。相変わらず広いなー。」「まあなw今日は何する?マリオ?ゼルダ?モンハン?」「じゃーマリオ!」「おし。進めるか。」「なー樹、お前彼女作ん
刹那さん作 [582] -
一生の片想い6
「樹、奈子から話きいた?」「おー。別荘の話だろ?」「それそれ。8月の6、7、8の3日間になったから。」「あ、了解。」「それと、今日お前ん家行っていい?」「どーぞどーぞ。あ、でもバイトだわ。」「まじか。俺も部活だけど。何時に終わる?」「7時くらいかな。」「了解。じゃ、7時にバイト先のとこで。」「おっけー。部活がんばってー。」「おー。」今の奴が凪。中学のときに仲良くなって、唯一、珠里の事を知ってる奴。
刹那さん作 [597] -
一生の片想い5
「樹(いつき)〜!ねぇ、樹!!」「え、何?」「ちゃんと聞いてた?」「うん、聞いてたよ。」「でさ、もうすぐ夏休みだから、私と由梨と樹と凪で、私のおじいちゃんの別荘に行こうよ!」「おぉ。じゃあ、その日バイト空けとくわ。凪たちは知ってんだろ?俺はそいつらの日程に合わせる。」「わかった!聞いてくる!」今の奴は奈子(なこ)。俺の親友、凪(なぎ)の小学校の時の友達。俺らはいつもこのメンツで遊びに行ってる。高校
刹那さん作 [609] -
一生の片想い4
ここは、どこだろう…気付くと沢山の機械に繋がれてて、すぐに病気だってわかった。でもその病室には俺1人で、珠里の姿は無かった。別の部屋にいるのかと思って、担当医に聞いたら、「珠里ちゃんは昨日、亡くなったんだ。」俺は唖然とした。なんで助けてくれなかったんだよって、めっちゃ担当医を責めたけど、悪いのは俺なんだ。もしも俺があの日に誘わなければ、珠里は死なずに済んだんだ。今まで病気のせいでなんもできなかった
刹那さん作 [590] -
一生の片想い3
そして、中3の10月21日、珠里の誕生日に外出許可をとって、遊びに行った。映画を観て、ファミレスでご飯食べて、ゲーセン行って……めっちゃ楽しかった。帰り道。俺ら2人は居眠り運転をしてた大型トラックに引かれたんだ。
刹那さん作 [602] -
一生の片想い2
小4になって、俺の発作が落ち着いたからもう入院しなくていいって言われてたけど、毎日珠里に会う為に病気に来てたと思う。中学生になって、珠里の病気はいいとは言えない状態だったけれど、初めて外出許可が出て、一緒に遊びに行ったことある。あの時は楽しかった。バレンタイの時なんか、学校で5個くらいチョコ貰ったんだけど、俺チョコ嫌いでさw全部珠里が食べてくれた。そして、初めて珠里からチョコ貰った。そのチョコはめ
刹那さん作 [592] -
一生の片想い
俺は5歳から小4まで、喘息の発作が酷くて入退院を繰り返してたんだ。両親は仕事人間で海外にいるし、面倒をみてくれてる親戚も週に1度来てくれればいい方で、病院に呼ばれた時しか来ない。俺はいつも寂しくて、病院なんて大嫌いだったけど、小学生に上がった時、一人の少女に出会って変わったんだ。彼女の名前は珠里(しゅり)。俺と同じ年で、心臓の病気で入院している。同じ部屋になったのがキッカケで、めっちゃ仲良くなった
刹那さん作 [580] -
溺愛殺人鬼
「ずっと、好きでした!付き合って下さい!!」始まりは、この一言だった…先輩と付き合い始めて1週間。毎日幸せ過ぎて、とろけちゃう!まさか、あんなカッコ良くてモテモテな先輩が私みたいな普通の子と付き合ってくれるなんて、夢にも思わなかった!!「最近、イヤな事とかない?」先輩に聞かれた。「大丈夫だよ!」そう言ったものの…実は先輩と付き合い始めてから、ちょっとした嫌がらせを受けていた。でも、それを先輩に言う
刹那さん作 [771] -
約束が守られなくても…
「治ったら、遊園地デート行こうな!」そう言った拓海(たくみ)は、約束を守れなかった…。拓海は病気で死んだ。彼が死んでから二年がたつ。未だに彼を忘れる事はできなかった。そんな中、拓海の弟の翔(かける)に告白された。当然ふった。だけど、しつこくてしつこくて…しょうがなく付き合っていた。でも、しばらくすると翔に会うのが楽しみになっていった。そんな自分が怖かった。いつしか、翔と会うのが嫌になってきた。私は
刹那さん作 [558]
- 1