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ループさんの投稿された作品が30件見つかりました。
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覗き窓
何処の家の扉にもありますよね?あの小さな覗き窓…覗けますか?「あぁ…暇だな…」借りた映画を一人で夜中に観ていた。時間は午前3時をまわっている。友人と観る筈だったのが、急遽バイトが入ったとかで一人時間を持て余している。映画も観終わり煙草に火を着け、ぼんやりとしていた。外は雨が降っているようで屋根に滴が当たる音が聞こえる。そのなかに……コン…コン……コン…コン…コン…小さな音でノックする音がしていた。
ループさん作 [1,044] -
あなたの色。私の色。
あなたのことを知らなければ…私の日々はこんなにも鮮やかに彩られていただろうか…『あなたがいる』その事実はとても不思議淡く味気ない色しかなかった私に美しくて涙が出るほど『心』に触れる色を教えてくれたあなたにまっすぐ伝える…『ありがとう』……ねぇあなたの中で…私はどんな色に映ってますか?くすんでなければいいのだけれど。
うさぎさん作 [689] -
願い
アナタは私に何を見ているのかな?アナタと私は同じ世界にいる筈なのに…アナタと私は見ている世界が違うもう悲しいのかもわからないから不思議もう…私は泣かない私は怒らない私は心から笑えないだってアナタは私を見てなどいないから…吸い込まれそうな程に美しい瞳で見ているのは私じゃない…遠い過去に失ってしまった誰かアナタが私の名を呼ぶ度に私の心は締め付けられるアナタの心は過去に囚われ此処にはない…私にはアナタ
猫 さん作 [816] -
青空
どこまでも青くあの頃と同じ空移り変わる雲のように毎日が楽しかった…いつから僕は色褪せたんだろうこんなにも心はからっぽで…どんなに手を伸ばしても何も掴めない…いつか…心が満たされたなら…あの青空になろう
黒揚羽 さん作 [741] -
傷
あなたはいつもわたしに爪を立てて傷をつけるそれはあなたがここにいた証私はいつもあなたに傷を残そうと力を入れてあなたに抱きつくでも…痛くなるのは決まって私の方で…私の証は残らない今日もまた少し傷にまみれた私が掠れてゆく
黒揚羽 さん作 [729] -
呪詛
私はアナタを…殺めるのでしょうどれ程大切に想っていようと…アナタは私に決して癒えることのない痕を刻み込む刻が経ち…この身が朽ちるまで癒えはしないこの痕が痛む度にアナタを想うその度にこの世界に呪詛を放つ【総てのモノよ… 穢れてしまえ… 何もかも… 解らなくなる程に…】
§∈野良猫∋§ さん作 [711] -
願い
ねぇ…この星空を君は見ているのかなこのどこまでも広がる夜空は君にはどう映ってるのかなどうか君に見えているものが僕と同じように美しいものでありますように…
野良猫 さん作 [693] -
眠る
この世界の奥深く光も届かないようなこの場所で私は眠る永遠とも思える刻の中ただひたすらに癒えぬ傷が癒えるのを待ちわびて激しい戦火も身を切り裂くほどの極寒の寒さも届かないここは深淵の淵私の中にある心はこの世界の誰よりも傷つき歪んでいるこんな私を誰が見ようこんな私を誰が愛そうこんな私を誰が受け入れてくれようか今はまだ私が私を拒絶し癒えぬ傷が増えてゆくだけ気付けば私の中は流した血で真っ赤に染まり私は私の
ループ さん作 [498] -
ベンチ
長い石段を上がるとあるあまり人気のない寂しい展望台とても大事な場所つらいときや悲しいときいつもそこにあるベンチに座ってた今は少し遠くに来てしまったけどいつまでも大事な場所そこから見える小さな街少し景色は変わってしまったけど僕の心は変わらない大事な人にも見せてあげたい弱い僕を誰より知ってる大切で大好きな場所
ループ さん作 [497] -
あの場所に
時間の流れが速すぎて気付くと何かに追われるように急いでいた…いつからだろう今もまだ確かなモノを見つけられなくて探してばかりなのに先へと向かってる少し前はゆっくりいろんなものを見ながら少し立ち止まったり振り返ったりしながら歩いてたのに…逃げたい…でも逃げれない目の前に辛い事や苦しい事があっても行くしかない進まなきゃ何も始まらないからでも忘れたくないあの穏やかなゆっくりとした刻の中暖かかったあの場所
ループ さん作 [478]
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