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真さんの投稿された作品が68件見つかりました。
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いい加減にしてくれ!チャイナタウン編2
「ひどい仕事が二度も続いた、断りにきたんだ」誠一は扉に向う恵蔵 「誠一、事務所の家賃滞めてるだろう。床屋も変えたな...安い店に。」誠一 「俺のこと嗅ぎまわる暇があったら自分でやりゃいいだろ」カウンターの分厚い封筒を横目に、扉を開けようとする。 開かない。恵蔵 「これ」と再び分厚い封筒を投げる。誠一 「.....」しょうがないといった顔でカウンターに寄り、分厚い封筒をつかむ。恵蔵「一杯やるか
たかし さん作 [560] -
いい加減にしてくれ!チャイナタウン編
【誠一探偵事務所】小汚ない貸ビルの一室。コンクリートを打ちっぱなしの造りの壁と天井、ゴールドメッキが剥げたテーブルと古い黒い革製のソファーが一つ。ピッ...留守電を再生する。中年の女〈秀太郎が、家出したのか、駆け落ちしたのかわからないんですけど探してくれないかしら、…………秀太郎はシャムの三歳なんですけど、可愛くて可愛くて………〉ピッアパート管理会社の男〈先々月から家賃の支払いがありませんが
たかし さん作 [632] -
いい加減にしてくれ!10
ピピッ!ピピッ!ピピッ..【ハイアット・リーズナブルNAホテル】..の一室携帯が鳴る....「ハロー!..イヤー..フフン..オウッ!ノオゥ!...サイなら!」「ノリちゃんが脱獄したんだっテ!」シルバー髪が大男に話す。大男 「!!」これから起きることを察知してか、一瞬にして大男の顔から血の気が引いた。「カブスく〜ん!………ソユコトで、アトはヨロぴくネ!」カブスは、素早く荷物をまとめると部屋を
たかし さん作 [642] -
いい加減にしてくれ!9.0
...俺がデータをどこに隠したかしりたくないかぁ?「そこの小窓を開けておれを見て見ろ..」J 「.....」Jは監視窓を開け、暗視カメラが付いたゴーグルをつけゆっくりとノリユキを見た。すると、後ろ手に縛られ部屋の真ん中あたりに座りこみ、大口を開けて舌で右の奥歯を差しているノリユキがいた。男《..?....?》「あいつらは好きじゃ無かったから言わなかったが、お前には教える事にした。今すぐ確認しに来
たかし さん作 [600] -
いい加減にしてくれ!8
気絶しているノリユキを、窓一つ無い暗闇の部屋へ放り込む。シルバー髪「ジェイ!..見張レ!..アトは、たのミまシーたょ〜」J 「....」青白い顔をした男は、返事をすることでも無く、うなずくでも無く、目の前の小型モバイルPCに何かを打ち込んでいるだけである。《死ね!死ね!...ok..時間の問題.....》 カチャカチャ.カチャカチャ………………カチャカチャ...監禁三日目...スピーカー
たかし さん作 [691] -
いい加減にしてくれ8
シルバー髪と大男は、意識を失っているノリユキを更に奥の部屋へと引きずっていく。そこは、いつから存在しているのか見当もつかないほどかなり古く、壁のコンクリなどは、戦時中の防空壕、あるいはナチスのガス室を思わせる造りである。大男は南京錠を外すと、通常の3倍程はあろうか、錆び付いた鉄製の大扉を開いた。ドドガ!ドドドガガ―!「クッせ―!...マエんトキのは、カたシたっケ?」「まぁイイ
たかし さん作 [584] -
いい加減にしてくれ7×1
二年前....【株式会社p&L】地下倉庫シルバー髪の男「ぁんタしぶトいネ〜」ノリユキ 「…………」大男が更に、鉄製の、錆び付いたハンドルをまわしていく。ギ..ギギ.メキ..ノリユキ 「!..うっ!.あくっ!...」シルバー髪「コロシはシナイが..ソろそロ..吐イちゃっタほうがイインじゃナい....太股..ナクなるヨ〜「ダカラ..ド・コ・ニ・カクシタン・・・だっ!!!!」ノリユキ
たかし さん作 [614] -
いい加減にしてくれ!7
〈 「お前に出合った....そして...」〉〈愛してしまった〉社長 「ノリユキくんは、私がある企業に送りこんだスパイ....産業スパイだ!」女 「スパイ?!」「そこでノリユキくんは、あるものを見てしまった...私が与えた任務以外のあることを...」〈 ノリユキ 「社長、予想通り、新製品の開発は行われていました。製造工程などの収拾に目処が付きましたので、怪しまれる前に退職願いをだしてくる予定です
たかし さん作 [664] -
いい加減にしてくれ!61/2
とにかく暑い日、杉春が働く店にて..杉春は、2年前からこの店で正社員として勤めはじめた。結局志望していた会社には受からず、フロア長の勧めもあり、この店に決めた。〈株式会社エコプランニング インテリジェント総合施設内フードコート〉フロア長 「杉ぃ―!オーブンの温度診どげよー!」仙台育ちだそうだ杉春 「アイアイサーッ!」フロア長 《杉はよぐはだらぐなぁ..いずれは俺を抜いて..まぁ...しゃ〜ねぇ
たかし さん作 [652] -
続 届かない手紙 完結
病院に響く真理の靴音《おじいちゃん...うそでしょ〜!.....》カッ!カッ!カッ!....何週間か前..慶治 「送信!..と」真理 「キタ―――ッ!」「着たよおじいちゃん!..どれどれ..内容はっと...ぷっ?!」《すっかり大きくなってしまった真理。オシメをしていたのがついこの間のようです。花嫁姿はいつみられるのやら……》「ハハッ、なにこれ?〜、やったね!凄いじゃん!「やりおったな」《フ〜、
たかし さん作 [637]