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佑久 さんの投稿された作品が152件見つかりました。

 
  • オタクさん、元気?≪29≫

    私は急な展開にパニックに陥り―――。 しかしパニクっていても埒が開かないので≪わたし≫は取り敢えず知り合いの家に居候させて貰う事にした。 知り合い……。 わたし、友達少ないからなあ……。 ん!まあ落ち込むのは止して居候宅候補者を挙げよう!___________会長 名久井 鱒浦 満 治代&治恵 佐久川 奈々 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ う……。8人中7人が※研究会※のメンバーだよ…。奈々は違う学校で
    防波堤 さん作 [334]
  • オタクさん、元気?≪28≫

    ≪家出します。御心配無く。1週間位で帰ります。姉とおとーとより≫≪1週間位家を空けます。港はお兄ちゃんとお姉ちゃんが居るから大丈夫だよね?両親より≫ ……え? は!?家出!?居ない!? 私は目を疑いました。 お兄ちゃんは家出をするような人ではありません!まさかお姉ちゃんに引っ張られて!?しかも両親が居ない!? 驚き過ぎて逆立ちしてしまいました。 爆転もしました。 悲しくなりました。(自分に) そ
    防波堤 さん作 [360]
  • オタクさん、元気?≪27≫

    ゴミを捨て家に帰ると鍵が閉まってなかった。 不思議に思い俺はドアを開け―――。 あれ? 何で私は此処に?また記憶が吹っ飛んでいます。 今は何時でしょうか…あ、もう4時じゃないですか!お腹空いたー。何か食べたいです。 私は居間に入り何か無いかと台所を漁りました。 しかし何も見つからず……。 お兄ちゃん、何か作ってくれてないですかね? 私は机の上を見ました。 机の上には2つ置き手紙がありました。
    防波堤 さん作 [311]
  • オタクさん、元気?≪26≫

    それから経つ事30分後、俺は纏めたゴミを入れた袋を持ちゴミ捨て場へ向かっていた。「あ、港じゃん!」 誰かと思い振り向くと会長がいた。双眼鏡を持って迷彩服を着、腰に拳銃をさし自転車に乗っている。 はっきり言って目茶苦茶怪しい。「港こんな所でどうしたの?…パジャマで」 パジャマが俺の私服なんだ。 ほっといてくれ。「変質者ー。警察に捕まるよ」 それはお前だ。 一体何してるんだ?「ああ、この恰好の事?
    防波堤 さん作 [333]
  • オタクさん、元気?≪25≫

    しかし≪片付ける≫と言っても簡単では無い。何しろ一般家庭の掃除とは違うのだ。 新ためて俺は部屋の中を見回しため息をついた。 至る所にものが散乱し机の上のコップが倒れて液体をぶちまけている。おまけに押し入れの戸は破られ窓硝子が床に散らばっている始末だ。 姉って、怖いなあ……。 つくづくそう思った。 普通の人間は此処までやらない。 自分の家なら尚更だ。 しかし姉は常識を持っていないので遠慮無しであ
    防波堤 さん作 [355]
  • オタクさん、元気?≪25≫

    ……はっ。 俺は目を覚ました。 直ぐに自分が床に倒れている事に気が付き起き上がる。 俺は違う人格の記憶も共有しているので倒れてからどれくらい経ったか時計を見た。 ……ええと。 2時30分。 随分長い間眠っていたらしい。やはり疲れていたのだろう。 俺は頬を2、3回叩き完全に目を覚ますと2階から降りて居間へ入った。 で、後悔した。 そして驚いた。 居間は嵐が去った後の様に散々に破壊されていたのだ。
    防波堤 さん作 [348]
  • オタクさん、元気?≪24≫

    しかしマイペースな姉は困惑しているぼくをものの見事に無視すると、今まで右往左往していたのをけろりと忘れた様に笑い言った。「ま、ラケット見つかったらよろしくね☆」 そして姉は階段を降りて行ってしまった。 またもや後に残されたぼくは急いで階段を降りようとした。 しかし、突然ぼくを頭痛と目眩が襲って来た。 突如ぐらっと視界が揺れた気がすると頭がずきずき痛み出し、ぼくは堪らず倒れた。 便乗したのか吐き
    防波堤 さん作 [335]
  • オタクさん、元気?≪23≫

    非情にも姉は不思議そうな顔のぼくに説明する事無くぼくを突き飛ばすと「忘れ物〜☆取りに行くから邪魔よ≪ぼく≫」等と訳が分からない事を言って2階に駆け上がって行った。 ―――何なのかなー。≪ぼく≫って……。凄く、気になるー。 ぼくはいつか絶対この謎を解いてやると心に決めると姉を追って2階へ駆け上がった。 2階に着くと姉が部屋の中をまだうろうろしていた。「無いよ〜。無いよ〜。ボクのラケットが無い!」
    防波堤 さん作 [334]
  • オタクさん、元気?≪22≫

    ぼくは渋々ながら玄関へ辿り着きドアを開けた。 すると―――。「たらいま〜☆忘れ物したの〜ん。や〜ん。ボク大失敗なの〜♪」 明るい調子っ外れな姉の声がした。「いや〜失敗しょっぱい。…あれ?拓真おとーとは〜?」 拓真は兄の名前だ。姉の方が兄因り年上なのだ。「もーガッコ行ったよー」 すると姉は怪訝な顔をした。姉は嫌がるだろうがその表情は凄く兄に似ている。「あれ〜?キミ達はなかよろしだからてっきり一緒
    防波堤 さん作 [335]
  • オタクさん、元気?≪21≫

    お兄ちゃんが家を出て行った後、私は少し眠る事にしました。 明日は学校行けると良いなあ―――。 そう思いながら私は布団を頭まで被りました。 4月の春の暖かい陽射しが窓の外から私を照らします。 私は早くもうとうとし始め、夢心地でした。いい気持ちです〜。 が、その時。 ピンポーン!(^^)! 無駄に馬鹿でかいインターフォンの音が≪ぼく≫の空の頭の中に響いた。 煩いなー。誰だよー。 ぼくは未練がましく
    防波堤 さん作 [337]
 
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