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佑久 さんの投稿された作品が152件見つかりました。

 
  • 中継地点〔B―?〕

    中継地点―B?―\r 僕は頭から地面に突っ込む。 痛っ! 暫くしてよろよろと立ち上がると、僕は足元のものを見る。 その途端、デジャウが襲って来た。「…ビデオカメラ?」 またカメラ系? 何でこんな重いもの持って走ってるんだ。奴らは。 真意を計り切れず頭が痛くなる。 てゆーか、僕の負担が増えるんですけどっ! カメラはデジカメなのでいいが、ビデオカメラはかなり古いものらしい。肩にかけるとずっしりとした
    佑久 さん作 [292]
  • 中継地点〔B―?〕

    中継地点―B?―\r 僕は前方に2人の少女を見付けた。咄嗟に叫ぶ。「そこの2人、止まれ!」 何がか警察官のような声掛けになってしまった。 僕は失笑する。 しかし、2人はまた走り出した。 しかも、だ。そっちは僕の家の方角だった。「ふざけんなっ」 僕は悪態をつく。 僕は再び走るが、流石に休んだ2人には追い付けない。無駄に早い奴はこれだからっ! 諦めて僕は、スピードを落とす。 …何で僕が苦労しなければ
    佑久 さん作 [290]
  • 中継地点〔A―?〕

    中継地点―A?―\r 私は肩で息をする。 酸素が足りない。酸欠だろう。目の前を黒いカーテンが降りて行く。 私は、咲智に向かって倒れ込む。「うわ、春風、大丈夫?…本気で走り過ぎだよ」「うん…。失敗した」 此処は敬一の家の前ではない。此処は…何処だろう?私の頭は疑問符でいっぱいになる。「此処…何処?」「さあ…?」 リアルに迷子になったようだ。私は足元が揺らいだ気がした。「…ん?」 不意に咲智が声を上
    佑久 さん作 [285]
  • 中継地点〔B―?〕

    中継地点―B?―\r 僕は呆然としていた。 何で春風が此処にいるんだ…?登校するようになったのか? 僕は自分が取り残された気がした。 その時、僕はふと落ちているものに気付いた。 春風達が通って行った後にある。多分、あいつらのだろう。 僕は落とし物に近付いた。 そこには、カメラが落ちていた。「…何でカメラ…? 校則違反じゃ…?」 思わず僕は呟く。 しかし、何はともあれ、何が落ちていようと、落とし物
    佑久 さん作 [291]
  • 中継地点〔A―?〕

    中継地点―A?―\r「そうと決まったら、早退だよ! 早退するって先生に言っといて咲智!」 私は教室を飛び出した。 校舎を出ると、後ろから咲智が追って来るのが見えた。「ちょっ、春風待ってよ!」 しかし私は走る足を緩めない。決めたなら、一刻も早く敬一の家へGO!GO!だ。 私の座右の銘は『猪突猛進』だった。「は…春風…。あんた、足早過ぎっ!」 咲智は早くも体力を消耗しているみたいだ。まあ、私の50メ
    佑久 さん作 [309]
  • 中継地点〔B―?〕

    中継地点―B?―\r 僕は学校を眺めた。 妙に新しい校舎が僕の前に鎮座している。 …此処に来てどうしろと…。 僕は自分の奇行に頭を抱えた。 その時、僕は凄いスピードで校舎から出て来る人影を見付けた。 2人、いる。「ちょっ、春風待ってよ!」 あれはクラスメイトの秋田咲智だ。前を走っているのは…。 …? あれ?あいつ、夢の中の…? しかし僕は頭を振る。 あれは違う。確か、同じクラスの不登校児…。「二
    佑久 さん作 [305]
  • 中継地点〔A―?〕

    中継地点―A?―\r「わかった!」 私は叫ぶ。「な…何なの?」 咲智がドンびきする。 しかし私はお構いなしにまくし立てる。「ずばり、不登校を特集すればいいじゃん!」「はあ?」 咲智は怪訝そうな顔をした。「だっからあ。ウチのクラス、もう1人不登校児いるじゃん。だから、そいつを引っ張り出して来るワケ。そして『よかったね!』って書く感じ」「はあ…?」 今度は咲智は、呆れた顔をした。「そいつが了承してく
    佑久 さん作 [314]
  • 中継地点〔B―?〕

    中継地点―B?―\r 人込みに入った僕は駅を出ようとする。 しかし、人が沢山いて中々進めない。 ざけんなー。頼むからどいて下さいっ! 頭の中をミッションインポッシブルのテーマソングが流れる僕は、人込みをやっとのことで脱出すると当てもなくぶらぶらと歩き始めた。 その時、唐突に学校に行きたいと思った。 ただ、学校が見たくなった。 僕は首を傾げる。 何でだろう? 気が付くと、足は自然と学校の方に向かっ
    佑久 さん作 [302]
  • 中継地点〔A―?〕

    中継地点―A?―\r「書けないっ!」 私は悲鳴を上げた。 目の前には真っ白の新聞用紙がある。 特集が、どうしても思い付かないのだ。「ほら〜。色々あるじゃん。二木春風、完全復活!とか」「自分で自分の記事を書いてどうするっ!」 私はナルシストか。 というか、私はこんなに軽く登校していいのか。 頭の中を疑問が過ぎる。 今日とか普通に登校したし…みんなの態度も前と変わんないし…。本当にいいのか!?6年5
    佑久 さん作 [297]
  • 中継地点〔B―?〕

    中継地点―B?―\r 僕こと洛外敬一は駅中をさ迷っていた。 僕はちらりと時計を見遣る。 1時7分。 小学生なら学校に行っている時間だ。 僕みたいな、不登校児以外は。 僕は、不登校だ。よく連ドラとかであるアレ。 不登校になった理由はカンタン。思春期の悩みって奴だ。 その簡単さが、意外にきつい。 それから、僕は不登校になってから、よく夢を見るようになった。夢の中には知らない奴が出て来て何かを探してい
    佑久 さん作 [286]
 
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