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紗弥佳 さんの投稿された作品が53件見つかりました。
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堕天使 (紗弥佳・18歳の時の詩)
少年時代しか愛せないそんな大人になりたくなくて今だけを楽しく生きるそればかりを考えていた懐古主義ってなんだか悲しくて取り残された抜け殻みたい小さな頃とった蝉の抜け殻何だか似ているそんなものを愛おしく思ってずっととっておくなんて馬鹿げている思い出は感傷的に美化されるもの今の自分を愛せるそんな大人になりたくて過去を簡単に捨て去って淘汰することを覚えた快楽主義ってなんだか惰性だけれど珈琲の底に溶け残っ
紗弥佳 さん作 [329] -
Cube sugar report vol.4〜角砂糖通信vol.4〜
皆様、ごきげんよう♪紗弥佳です。台風は通り過ぎたのでしょうか?良いお天気に…今日お約束していたお客様方は、昨日お電話を差し上げて、天候を警戒して連休明けにすべて変更に…「紗弥佳さん、吹っ飛ばされそうだから来週の火曜日ね。」と仰る方も…風と渦に乗ってでも、私はお伺い致します、くらいの気持ちは持ち合わせておりますがこういう時はお互い様(笑)久々に今日は自席でゆったりパソコンに向かっての仕事を片付けた
紗弥佳 さん作 [354] -
角砂糖が溶けていくように???
私が一方通行に始めたあなたとの追いかけっこ。初めて話した事、あなたはまだ覚えているかな。初めて話しただけで、みんなの中で一人歩きしていたあなたという人が、私の中でがらっと変わって、私はあなたを放っておけなくなった。あなたが大好きになった。先入観を持つ事がどれだけ無駄な事なのか、あなたと話して気が付いた。あの時私達は屋上で長い時間、話し続けた。殆どの友達に、あなたを捕まえて話をするなんて信じられな
紗弥佳 さん作 [397] -
Cube sugar report vol.3〜角砂糖通信vol.3〜
皆様、ごきげんよう♪紗弥佳です(^-^)台風が近付いてますね。東京には、木曜日に最高潮に近づくようで…でもその日、私にとっては最高潮に大事なお客様とお会いできる日で…ちなみに私の素顔をご紹介させて頂くと。25歳、金融系営業です。そのうち、江上剛氏のような作品も描きたいと思っておりますが…仕事も文章も修行が足りないからまだ無理っ!はい、頑張ります(笑)皆様の作品、ちょこちょこ読ませて頂くようになっ
紗弥佳 さん作 [417] -
角砂糖が溶けていくように ???
梨花、私はあなたを知ることができて良かったと思っている。あなたは、みんなが言うような女の子じゃなかったし、知れば知るほど遠い存在ではなくなっていた。あなたはお兄ちゃんの大切な人で、あなたはお兄ちゃんを大切にしてくれる人。そして…あなたは私の大切な友達。あなたをよく知る前の私や、私の友達はあなたの噂を鵜呑みにして、あなたと言う人を見ていなかった。あなたの噂…。それは学校に単位が足りる程度に来るだけ
紗弥佳 さん作 [363] -
Cube sugar report vol.2 〜角砂糖通信vol.2〜
ごきげんよう、皆様♪紗弥佳です。今までは「角砂糖〜」の更新に集中してしまい、他の方の作品を拝見致しては居りましたが、コメントをさせて頂く余裕が御座いませんでした。昨日、漸く板を自由に漂って気になった方々のところに足跡を残して参りました。書きたいことが山積して1,000文字では難しそうなので、次号vol.3にてゆっくりと…。本日、私はメアリーブレア展に友人と出掛けるため、今からお出掛けの支度中です
紗弥佳 さん作 [371] -
角砂糖が溶けていくように???
視線が重なり合ったまま、この狭い仕切られただけの空間が張り詰めた。表面張力でなんとか溢れ出さずに済んでいた。「先生、今日は最後の問題の質問と、実は坂口安吾の不連続殺人事件をお持ちしました。」張りつめた空間からあふれ出さずにすんだ梨花の言葉に僕は救われた。梨花はまたもとの饒舌な梨花に戻っていた。「まだ読んでいないみたいでしたから。」「そうだね、苦手なことの話より好きなことの話をしよう。また、おすす
紗弥佳 さん作 [420] -
角砂糖が溶けていくように???
センセイ…ナンデソンナコトヲイッテクレルノ?センセイ…スコシダケアナタニタヨッテモイイ?センセイ…デモネミンナノマエデハセンセイトハハナセナイセンセイ…ナンデカワカル?センセイ…ワタシトセンセイガキョウシツデコンナフウニハナシタラアノコタチガキットワタシガシラナイトコロデナニカイウノセンセイ…ワタシハソレガコワイカラキョウシツジャナクテマタココニクルネセンセイ…マタココニキテオハナシニツキアッテ
紗弥佳 さん作 [369] -
角砂糖が溶けていくように???
笑いながら話しているけれども、オブラートで包んだ苦い薬が舌の上に少し零れてしまったみたいに、何か苦い思い出が梨花の胸の内に込みあがったみたいだった。「私、人前で誰かと話すのが苦手です。色々あって。」僕は気がついていたけれど、どう答えていいのか分からずに、言葉を探した。自分から指摘しようとしたくせに、何があったのかなんて、そんなに簡単に訊いてはいけない気がした。「変わってますよね。ごめんなさい。」
紗弥佳 さん作 [377] -
角砂糖が溶けていくように???
「質問」があるなんて、昨日の最終問題あたりだろうか、と思いながら質問室と呼ばれていたパーティションで職員室の一部を間仕切りして作られた生徒と一対一ではなせる場所へ向かった。質問室に入ると、梨花が椅子から立ち上がって頭を軽く下げた。「お忙しいときにすみません。少しだけお時間を頂けますか。」本当にこの子は…と僕が思うくらい梨花は恐縮して、大人みたいな口調でそういったので、僕は余裕がみえる笑顔と声を作
紗弥佳 さん作 [347]