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ねむしゅー さんの投稿された作品が24件見つかりました。

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  • Push!Push! #21

    樫宮師範は腕を組み 少し考えて 「組手に大切なものか…綺麗事ならいくらでも言えるが、技術的なら…」「攻撃でしょう。攻撃こそ最大の防御」横から鎌田さんが割って入ってきた 「いやいや。相手が格下ならそれでいいが、しっかりした防御力ある相手には…」「でも攻撃がないと勝つ事はできないわけで」「いやしかし…」 2人の討論が始まってしまった話しを切り出したおれは放置された「まあ、人それぞれって事にするか」話
    ねむしゅー さん作 [498]
  • Push!Push! #20

    そそくさと、ご飯を飲み込む 「んじゃ…」席を立ち、逃げるようにして食堂を出た (一体なんだったんだ…)今食べたメニューが思い出せないほど 緊張していたらしい なるべく気にしない事にしたでもしばらくは数年ぶりに女の子と会話した余韻があった… 長い仕事中にそういう事も忘れ いつも通りPM8:05に家につき道場へ練習へ向かう中に入ると 樫宮師範と、久しぶりに見る 鎌田さんが楽しそうに会話していた 入っ
    ねむしゅー さん作 [514]
  • Push!Push! #19

    三宮さんは、おれの隣に座った 席の間が狭い! 三宮さんの、良い香がする!「細いのにけっこう食べるんやね〜」「う、うん」緊張する。オカズの味がしなくなる 三宮さんはご飯と小さいオカズ2品そこにも女性らしさを感じて更に緊張が高まった 「いいなぁ。私も太らへんかったらいっぱい食べるのに〜ぃ」「う、うん」ダメだ!緊張して会話にならない、箸も進まない! 「最近変わったんちゃう?」おれを見て話しかけてくる
    ねむしゅー さん作 [480]
  • Push!Push! #18

    それから相変わらず 選手クラスの練習には行けなかったが週2回の自主トレ、週1回の基本クラスには必ず行っていた同じような日々を数カ月繰り返していたが不思議とマンネリと感じた事は無かった それは空手というものに対し自分は成長してるのかどこが限界なのか みんなに追いつけるのか… 未だに何一つ解らなかった でもそれが楽しかったりもした「最近、凄く上手になりましたね」練習後、片波さんが褒めてくれたまだ敵わ
    ねむしゅー さん作 [484]
  • Push!Push! #17

    里田さんのラッシュに天地さんが押され後ろにバランスを崩した同時に カチンという音がしたと思った瞬間 里田さんの膝が崩れたなんとか踏ん張ったが少しフラついてる様子だった(まただ…)なぜ里田さんが、そんな状態になったのか おれからは死角になっていて見えなかった「振り大きいし雑やわぁ」少しモウロウとしている里田さんに息を切らしながら天地さんが言った 「もう一周いきましょうか」汗まみになった小泉さんが言
    ねむしゅー さん作 [473]
  • 部分釣り

    私の趣味は釣りだった池に糸をたらして景色を見ながらのんびりできるそんな癒しの趣味 今日も夕方からいつもの神田池に行き、糸をたらす今日は全然釣れない「釣れますか?」後ろから初老くらいの男性が声をかけてきた「全然」答えながら後ろを振り向くと 鮮やかなハンティング帽を深くかぶり私に一礼する男性が立っていた顔はよく見えなかったがその男は、少し離れて横に座り 釣りを始めた (今日は釣れないのに)思った矢先
    ねむしゅー さん作 [1,049]
  • Push!Push! #16

    しかしまたロン毛の男は素早く下がり、前蹴りを放つ まるで蹴りとは思えないスピード腹にくらった小泉さんはまた動きが止まる 「はははっ」ロン毛の男は笑っているそして2分がたった「天地さんの前蹴り…避けれないですわ…」小泉さんが腹部を摩りながら言う (天地さんて言うのか)やっと名前がわかった 天地さんは含み笑いをしていた次の相手は赤川さんだ小泉さんの「はじめっ」という声と共に 赤川さんは、天地さんにピ
    ねむしゅー さん作 [476]
  • Push!Push! #15

    「遅いなぁ、もう練習終わりますよ〜」入って来た男に、小泉さんが言った でもその表情は笑顔だった 自主トレのときは道着は着ない みんなジャージなど動きやすい格好をしている その男もジャージに着替えながら 「ごめん〜忘れてた。ハハハ」 など喋りながらジャージに着替える おれの方を見て 「あ、こないだ会った人やね〜、一緒に練習してるんや。慣れた?」まだまだ…と答えようとした時 「でもしんどいし、痛いも
    ねむしゅー さん作 [463]
  • Push!Push! #14

    仕事から帰っても おれは嬉しかった野上さんには本当に感謝してる やっぱりアイツじゃダメですわ と部長に言って推薦取り消したらしいけど… まぁ言い方はともかく!空手を辞めないで済んだ事が何より嬉しかった 野上さんは四国の実家のうどん屋を継ぐらしい (そのうち食べに行こう)そんな事を思いながら自主トレのために道場にくると中で3人が練習していた (そういえばもうすぐ試合とか言っいたなぁ)挨拶をして道場
    ねむしゅー さん作 [453]
  • Push!Push! #13

    家に帰った後も 憂鬱な気分のままだった(このままじゃ…) 仕事は大事だ。そんな事は分かってる でも生まれて初めて自分で選んだ空手途中で投げ出したくない決心したおれは、まだ仕事中だろう 野上さんに電話した 数回のコールで「はいはいはい」野上さんが出た続けて「おう、どしたー」「あの、少し話あるんですが…」「話ィ?あー、長いか?」などやり取りを繰り返し結局、駅の近くのファミレスで 会おうという事に 時
    ねむしゅー さん作 [488]
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