携帯小説!(スマートフォン版)

トップページ >> 焼きそばさんの一覧

焼きそばさんの投稿された作品が64件見つかりました。

 
  • 夏笑 ナツエミ 第13話

    俺はエミをおぶったまま、後ろを向いて、軽くキスをしたのだ。 「これで、俺の彼女になってくれる?」俺はエミに尋ねた。 「…ユッキーのこと、好きになりかけてると思う。でも、もう少し考えさせて。」エミはうつむいて答え、続けた。 「…それから、さっき、変な嫉妬してごめんね。」俺は言った。「むしろ嬉しかったけど?俺はいつまでも返事待ってるからさ。」エミは答えた。「ありがと。」俺はエミを家まで送って、帰宅し
    焼きそば さん作 [454]
  • 夏笑 ナツエミ 第12話

    「…待てよ。」エミを追って、俺も席を立った。 ファミレスから出ると、蒸し暑い。 にも関わらず、エミは走り出した。ヒールのついたサンダルなのに器用に走る。 俺はエミを追いかけた。 追いかけて3分すると、エミがしゃがみ込んでいた。 足をくじいたようだ。俺はエミを近くの公園に連れていった。 公園の水道でハンカチをぬらす。 そして、それでエミの足を冷やした。「…大丈夫?」と俺は聞いた。 「うん…。」とエ
    焼きそば さん作 [415]
  • 夏笑 ナツエミ 第11話

    「それは無理だよ〜。」にわかな期待はエミの言葉によって消された。まだ、2人きりなんて早いよな。 それどころか、俺とエミちゃん…。釣り合ってないのかな。いかにも、チャラチャラしてそうなアホな俺と、真面目で、 ちょっと天然入ってて、 笑顔がかわいくて、天使のようなエミ。隣に座っているエミが遠く感じた。「それよりさ〜、ユッキーは彼女つくんないのかよ〜?」コウの声が俺たちの話を遮った。「うちの高校の女子
    焼きそば さん作 [393]
  • 夏笑 ナツエミ 第10話

    リナが話し出した。「カップル誕生記念にお祝いしよ〜(^◇^)┛」コウが騒ぐ。 「イエーイo(`▽´)o」エミが言った。「2人の夜に乾杯だね。」リナがツッコむ。「まだ夜じゃね〜し!!」コウとリナはそれぞれの世間話を始めた。 俺はエミに聞いた。 「エミちゃんって、大食いだよね?」エミは答えた。「まあね。でも、いきなり女子に大食いって言う?」エミが膨れっ面になる。 俺が言った。 「ああ、ゴメンゴメン。
    焼きそば さん作 [422]
  • 夏笑 ナツエミ 第9話

    日曜日の午前9時…ムニャムニャ… 携帯の着信音が鳴り響く… コウからだった。「…もしもし。どうした?」 「わりぃ、ユッキー。今日、遊ばない?例の4人で☆」「オッケー。」「待ち合わせは10時に俺の家な☆」「了解。」電話を切ると、寝巻きを脱ぐ。 そして、洗い立てのシャツと、ブランドのジーンズに身を包んだ。寝癖を直して、急いで準備した。そして、自転車をこいで、コウの家に向かった。やたらデカいコウの家に
    焼きそば さん作 [412]
  • 夏笑 ナツエミ 第8話

    俺はコウに聞いた。 俺:「もしかして、リナちゃん?」コウ:「ビンゴ!(b^ー°)」俺:「ハッ!?」コウ:「リナちゃんとは気が合うんだょね(*^o^*)他校だけどね☆」俺:「っつ〜か、付き合うの早ッ!」すると、コウがため息をついた。「リナちゃん、モテそ〜だから、早めに告っといたんだよ(-.-;)心配なんだよな〜」俺がコウの肩を叩く。「大丈夫だって。」コウが微笑んだ。 「だょな〜てかお前も早く彼女つ
    焼きそば さん作 [415]
  • 夏笑 ナツエミ 第7話

    家に帰ると、リナからメールが届いている。―夏休み中、ヒマな時あそびましょうV(^-^)V―オッケー。何気なく返信を送った。ベッドに寝転び、目を閉じた。考えることはエミの笑顔だった。飾り気のない、子供のような無邪気な笑顔。そして、いつも食い意地を張っている。 色気より食い気、そんな感じの女の子。 ―また、あの笑顔が見たい。 そんなことを考えて眠ったのだった。それから、音沙汰もなく、新学期が始まった
    焼きそば さん作 [440]
  • 夏笑 ナツエミ 第6話

    リナ:「ユッキーってうどん食べるんだね〜。」俺:「ふつ〜に食うけど?」リナ:「意外〜。」俺:「はァ?!」リナ:「だって、イメージと違う。ぶっちゃけモテるでしょ??( ̄∀ ̄)」俺のポケットから携帯がマナーモードで鳴った。 リナ:「女子でしょ?」俺:「…まあね。」リナ:「やっぱり〜。つか、うちら地元近かったんだね( ̄∀ ̄) 」俺:「…だな。」リナ:「うちら、タメだし仲良くしよ〜ょ。」俺:「そうなの?
    焼きそば さん作 [392]
  • 夏笑 ナツエミ 第5話

    今日は部活は午前練。夏の日差しが照る中、俺はチャリにまたがった。部活が終わり、体操着から制服に着替えた。 制服のポケットから携帯を取り出すと、メールがたくさん届いていた。 大半はクラスの女子だ。デートのお誘いだ。 俺は携帯をポケットに戻し、チャリをこいだ。向かう先は、地元の外れにある、うどん屋だ。 家に帰っても、食う物はないととっさに判断し、うどん屋に向かった。…ガラガラッ 扉を開く。カウンター
    焼きそば さん作 [394]
  • 夏笑 ナツエミ 第4話

    結局、俺たちは日が沈むと同時に解散した。 コウはリナとメアド交換したらしく、ウハウハしている。俺とエミといえば…何となく、雑談していたくらいだった。焼きそばは、ソースと塩のどっちがいいか焼きそばは、青のりかけても美味しいだとか…くだらない話題だった。それからは夏休みは宿題や部活に追われてあっという間に過ぎていった。
    焼きそば さん作 [410]
 
利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス