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ラスティ さんの投稿された作品が97件見つかりました。

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  • ユニゾンハーツ 19−3

    その日は何事もなく過ぎていった。朝食も姫野のことがあったせいか食欲がないという者が多く、朝と昼は食べたい者が適当にレトルトやインスタント食品を漁った。昼過ぎになり、裕也と柚姫はいったん部屋に戻っていた。僕と楠本姉妹、他の者はほぼ全員が食堂で過ごしていた。僕とヒビキは、姫野ことを考えていた。達也(いったいどうやって姫野を運び出したんだろ……)ヒビキ(ペンションを確認した時、ドアと窓のカギは掛かって
    ラスティ さん作 [535]
  • ユニゾンハーツ 19−2

    誰もが困惑し、混乱していた。何が起きているのか。佐賀が一体、誰に殺されたのか。姫野は一体、誰に殺されたのか。それ以前に、二人は殺されたのだろうか、死んだのだろうか。そこが達也には確信が持てなかった。だが、ここにいる者たちは二人が死んだという前提で物事を考えている。裕也でさえそうだからだ。達也のように疑問を持った者はいない。たしかに、ここに集まったメンバーは多分、強いのだろう。裕也や柚姫の剣術を見
    ラスティ さん作 [534]
  • ユニゾンハーツ 19−1

    僕と裕也は椅子から立ち上がった。それにつられるように柚姫とヒビキも弾かれるように立ち上がった。裕也「行くぞ!あれは、琴音の声だ」ヒビキはサブスタンスを解くと僕たちは、食堂を飛びだした。まず裕也と柚姫が外に出て異状がないかを確認した後、僕は表に出た。善孝「誰か近くにいないか!!いたら声を頼りにすぐに来てくれ!!」奈々「どうしたの、善孝くん!?」離れた場所から聞こえてきたのは、南條と奈々の声だった。
    ラスティ さん作 [486]
  • ユニゾンハーツ 18−4

    裕也「最初から辿って行くが……姫野がいなくなった。この場合、考えられる事が二つある。その1、姫野は自分の意志で建物から出ていた。その2、自分の意志に拠らず出ていた」達也「その1だと、いないのは説明できるけど、出ていた理由が判らないね」そこにお茶をお盆にのせて柚姫とヒビキがキッチンから戻ってきた。ヒビキ「例えばさ、姫野さんは外に何かを見た。それを確かめようとして外に出たら佐賀さんを殺した奴に連れ去
    ラスティ さん作 [453]
  • ユニゾンハーツ 18−3

    午前5時半……。改めて全員で姫野を捜し回ったがペンションのどこにも姫野はいなかった。もちろん窓やドアなども見たが異常はなかった。抜け道や隠し部屋の類いもどこにもなかった。僕たちは、疲労感と不安感に苛まれながら食堂に戻ってきた。善孝「どういうことだろうな……」奈々「現状では、はっきりしないけど……」そこまで言うと奈々さんは顔を窓に向けた。奈々「今は姫野を見つけるのが先だね。そろそろ外も明るくなって
    ラスティ さん作 [530]
  • ユニゾンハーツ 18−3

    午前5時半……。改めて全員で姫野を捜し回ったがペンションのどこにも姫野はいなかった。もちろん窓やドアなども見たが異常はなかった。抜け道や隠し部屋の類いもどこにもなかった。僕たちは、疲労感と不安感に苛まれながら食堂に戻ってきた。善孝「どういうことだろうな……」奈々「現状では、はっきりしないけど……」そこまで言うと奈々さんは顔を窓に向けた。奈々「今は姫野を見つけるのが先だね。そろそろ外も明るくなって
    ラスティ さん作 [483]
  • ユニゾンハーツ18−2

    一真「井隅さんに言われたじゃねぇか、一人になるなって!なのにどうして、あいつはいなくなっただよ!!おかしいだろうがっ!!」善孝「そうだが……なにが言いたいんだ、緋山?」一真「例えば、抜け道や隠し部屋みたいな、なんかの仕掛けがあるとか……」善孝「馬鹿な……!」南條は一笑に付した。だが、達也は笑わなかった。ありえない話じゃないからだ。この手のトリックは、ミステリーなんかだとよく使われるからだ。それに
    ラスティ さん作 [546]
  • ユニゾンハーツ18−1

    その夜の深夜3時半過ぎ。この部屋に駆け寄ってくる足音に気付いた琴音が壁に立てかけていた刀「雛菊」を手に取り、裕也に声をかけようとしたとき、すでに裕也は目を覚ましていた。琴音「さすがですね」琴音がそう言うと裕也は無言のままベッドを出るとテーブルの上に置いてあったシルバーダガーを取り、ドアに近づいた。里山「鷹成くん!」この声は……里山か?しかし声の調子がどうもおかしい。裕也「どうしたんだ?」里山「姫
    ラスティ さん作 [375]
  • ユニゾンハーツ17−6

    柚姫「恐怖……?」裕也「ああ………。初めは、どんな刀か期待して見ていたんだが……見ているうちに怖くなってきたんだ。あれで、もし人を切ったらと思ったら…な」その裕也の身体は、少し震えていた。ヒビキ『で……あんたは、どうしたいの?』裕也「……俺は、水無月の元弟子としてあの刀、獄炎を始末する」柚姫「私も……!手伝います……!」柚姫はその場に立ち上がり、裕也を見て言った。裕也「いいのか?」柚姫「私も水無
    ラスティ さん作 [368]
  • ユニゾンハーツ17−5

    僕たちは、割り振られた班に分かれた。一班は、すでに見張りを始めており、僕たちは夕食の時間がくるまで一旦、部屋に戻った。もちろん全員で、だ。裕也「……みんな、少しいいか?」部屋に戻ると裕也が真剣な表情でそう言ってきた。達也「何?裕也、どうしたの?」裕也「おまえたちに話さなくちゃならないことがある」ヒビキ『なに……話って?』裕也は一息置いて僕たちを見て話始めた。裕也「奈々が言っていた刀……俺は心当た
    ラスティ さん作 [374]
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