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AIPER さんの投稿された作品が16件見つかりました。
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負け犬コーポレーション 一話 その2
ドアの隙間から外を覗いてみると、覆面にサングラスの男が何か叫んでいる。「やばい。なんか嫌な予感がする」警察に電話をしようとしたとき、覆面男は叫んだ。「あなたの作品、うちで出版しません?」夢を捨てた俺に、もう一度チャンスがきたのかもしれない。俺は急いでドアを開けた。覆面男は遠慮もせずに入ってきた。「有川梅助さんですね。」「そ、そうですが…」「ちょっと、家の中拝見させてもらいます」「えっ、何するんで
とあるムチャブリ先輩 さん作 [728] -
負け犬コーポレーション 一話 その1
「あー!何もかも馬鹿みたいだぜ!」大学4年の俺、小高南助はアパートの一室で1人叫んでいた。ここ最近は、就職難で仕事につけない若者が増えている。俺も今は仕事がないのだが、それには深い理由がある。俺は推理作家に子供の頃からなりたかった。いろんなトリックを考え続けて考え続けて、原稿用紙に書き続けた。。そして、一週間前。「このミステリーがやバス」の最終選考に奇跡的にも残った俺の作品「スタルチュラの卵」が
とあるムチャブリ先輩 さん作 [732] -
僕らがいる日常。 その3
「おい、宿題は?」 「あとあと。」内容は、平和な生活が宇宙人によって壊される話。 「…なあ。この宇宙人がやって来る日の話、今の俺らとそっくり。」確かに本では、図書館に来た帰り道の主人公の前に宇宙人がいきなり襲ってくる所がある。 「今日で俺らも終わりか。今まで有難う俊介。」 「ええ!?僕等死ぬんですか?」 「帰って見ればわかる。」 「宇宙人なんて来る訳ない。」 「じゃあ試そうか?」 「上等だごら
AIPER さん作 [556] -
僕らがいる日常。その2
崇が着いた時には、もうみんな来ていた。 「…遅い。俺より遅いとは、人間の境地を越えてるよ。」 「それは自分が、人間以下だと認めてる様なもんだぞ。高城秋彦君?」 「俺までが人間だから。」 「まあまあ、行きましょう。二人共。」「仕方ないよ、俊介。二人はおしどり夫婦何だから。じゃれ合うの位許してあげよう。」 「何で俺がこいつとおしどり夫婦しなきゃならん啓太!しかも、俺もこいつも男だ!」 「分かってます
AIPER さん作 [722] -
僕らがいる日常
……あんなに鬱陶しく感じていた雨が、こんなにも恋しくなった8月。夏休みも半分が過ぎてそろそろ宿題に手を出す決意をして、すぐ寝たそんな日常……それも今日で終わる。 「…し。…かし、崇!」 「うわ!なっ何?」 「今11時何だけど?」 「今は、夏休みだよ?母さん。」 「明日は学校!いい加減に乱れた生活習慣を直しなさい。」 「分かった。分かったので寝むらせて。」 「何言ってるの!今日は、秋彦君達と宿題を
AIPER さん作 [782] -
君がいる日常。
……あんなに鬱陶しく感じていた雨が、こんなにも恋しくなった8月。夏休みも半分が過ぎてそろそろ宿題に手を出す決意をして、すぐ寝たそんな日常……それも今日で終わる。 「…し。…かし、崇!」 「うわ!なっ何?」 「今11時何だけど?」 「今は、夏休みだよ?母さん。」 「明日は学校!いい加減に乱れた生活習慣を直しなさい。」 「分かった。分かったのでもうちょっと寝むらせて。
とあるS校のエース さん作 [551]
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