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ヒョンさんの投稿された作品が41件見つかりました。

 
  • 探偵ゼロ

    「ところで隼人さん、」零は隼人にわらいかけた「実は退院するまであと三日あるんです、僕。」隼人は首を傾げる。「それはどうゆう意味です?」「その様子だと、今日退院ですかね・・」会話がかみあわない・・「だから、どうゆう意味って・・・」「つまり!」零は隼人の言葉を遮る「これから三日、捜査は隼人さん一人でやってもらいます。」・・・沈黙がしばらく続き、やっと隼人が口をひらいた。「え・・まじ・・すか?」零はゆ
    ヒョン さん作 [664]
  • 探偵ゼロ17

    「・・・隼人さん・・」なんだ・・懐かしいような声がするこの声は・・「隼人さん!!」「わぁっ」現実に引き戻される感覚とともに、隼人は飛び起きた。「なんなんですかぁ・・いきなり。・・って」零が目の前で微笑んでいる。隼人は寝てしまっていたようだ「あれ、零・・さん」「そろそろ面会時間は終わりですよ」あれ、どうゆう状況だったんだっけ・・隼人は寝起きで少し混乱しているらしい。「あぁ、そうだった!」「やっとで
    ヒョン さん作 [673]
  • 探偵ゼロ

    ピッ、ピッ、という音がいやに大きく聞こえた。隼人は病院のある部屋にいた。目の前には零が横たわるベットがある。「・・・・・」零の口元の緑色のマスクが曇った。が、意識がない。ガラガラッ扉が開く音で隼人は我にかえった。「先生・・」「どうですか?彼の状態は?」いつもにこやかな顔は厳しく変わっていた。それほど危ないのだろうか・・「目を覚ましません」「・・・そうですか」医師ははっきり言い放った。「明日までに
    ヒョン さん作 [659]
  • 探偵ゼロ16

    「ぐっ」ぐいっとなにかが刺さっていく感覚・・なにかが流れる・・零は必死に男の腕を掴んだ。男の顔が、はっきり見えなかった。目が霞んでいるらしい。襲ってくる激痛をこらえる。時がゆっくり流れている気がした「必ず・・捕まえる・・」「チッ」ぼんやりと男が腕を振り上げるのが見えた。バシッ頬に激痛。零もぼんやりとする意識のなか、男を殴る。もう一度殴りかかる男の腕を掴んで、思い切り背負い投げを食らわせる。「ぐお
    ヒョン さん作 [646]
  • 探偵ゼロ−15−

    部屋は静かだった。音がするといえば、外の風の音くらいだろうか。それからすぐ、音がしたカチャ、カチャ、カチャ誰かがカギを開けているようだ。カチャカチャ、ガチャ、カギがあいた。隼人は息を呑む。ドアはゆっくりとひらき、男が一人入って来た。足音がしない。その時だった。「うぎゃあぁっ」隼人の右腕に激痛がはしる。なにかが刺さっている。「待てっ」零の声がする。布団ごしに聞こえる言葉は変なかんじがした。ドタドタ
    ヒョン さん作 [672]
  • 偵ゼロ−14−

    零の表情はすぐに元に戻った。「普通に考えるとこれはまずい状況ですね」零は余裕の笑みを浮かべている。「何かいい策でも?」隼人が尋ねると零は首を縦に振った。「もちろんです。もしかすると犯人を捕まえることができるかもしれないです。」婦人が尋ねた「でも、どうやって?」「説明します。まずは・・」零は作戦を語りはじめた−−−−−−−−−−−ここはとあるホテル。零と隼人は婦人の夫、つまり今回のターゲットが泊ま
    ヒョン さん作 [674]
  • 探偵ゼロ−13−

    その男は、二人をじっくり見つめ、「あんた、お客様かい?」と尋ねた。「そうですよ!びっくりしたぁ・・」隼人の言葉を聞くそぶりさえ見せず、男は片手にもったハサミを使い、庭の木の手入れを始めた。「ちょっと・・」零は一言「行きましょうか。庭師の邪魔になりますから」と言い、歩き出した。「庭師さん頑張ってな」隼人が行こうとすると、庭師が言った。「俺は永澤だ」隼人は軽く手を振り、零を追った。−−−−−−−−−
    ヒョン さん作 [678]
  • 探偵ゼロ

    いろいろなことは内山刑事に任せて、二人は、犯行予告が届いたという富豪の家へ向かうことにした。「着きましたね。」零が大きな門の前で言った。門には楽園を思わせる装飾が施されていて、とても立派な輝きを放っている。零はインターホンを押した。ピンポーン・・「はい、どちらさま?」少しかすれたおばさんみたいな声だった。恐らく、この家の富豪の奥さんだろう「神崎零、探偵です。連続殺人の犯行予告の件でまいりました。
    ヒョン さん作 [757]
  • 探偵ゼロ−11−

    どうにか最前列まできたが、隼人の顔はすごいことになっていた。顔のいたるところに擦りむいた傷ができている恐らくカメラやマイクなどの機材のせいだろう。ゼロはどこだろう・・・その刹那、なにか強い力にひっばられ、隼人の身体はあざやかに宙を舞った。そして不様にひっくり返った。「どうにかいけましたね」警備員になにか手帳のようなものを見せながら言った。警備員はそれを見るなり、さっと道をあけた。(け・・権力すげ
    ヒョン さん作 [639]
  • 探偵ゼロ−10−

    一台のタクシーが、建物の前で止まった。「やっと着きましたね」現場から警察所までかなり道のりがあった。「・・・・・・・」零は答えない。「ゼロ?零さん?おーい」零は俯いたままだ。隼人は零がかなり車に酔っていることに気づいた。「全く、困ったもんだ。」隼人は、零を引きずり降ろすと、タクシーの代金を払った。「す・・すい・・ません」かなり顔色が悪い。ちゃんと話せるまでもう少しかかりそうだ。30分ほどすると、
    ヒョン さん作 [660]
 
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