携帯小説!(スマートフォン版)

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ヒョンさんの投稿された作品が41件見つかりました。

 
  • 探偵ゼロ−9−

    「け、携帯?」「厳密には、警察で携帯電話の位置を調べてもらいます。」「そうゆうことですか」「早速、電話をかけましょう。突然行くと迷惑ですから。」プルルルルルル・・・・ガチャッ、「はい、刑事課の内山です。」電話に出たのは若い刑事だった。「もしもし、今からそちらに伺いたいのですが。」「どちらさまです?」「僕は探偵ゼロです。」少し沈黙。「ふ、ふざけるんじゃないよ!!」内山刑事は電話を勢い良く受話器を置
    ヒョン さん作 [638]
  • 探偵ゼロ−8−

    零は携帯をスピーカーホンに切り替えた。プルルルルルル・・・・ガチャッ、「やっとか・・」低い、合成音声。「電話がかかって来るのを待っていましたよ。」合成音声の声は冷たい感じがする。「で、誰ですか?警察ですか?」「この事件の解決を依頼された探偵です。」「探偵さんですか・・・なかなか面白い。」やり取りはなおも続く。「一つ、ゲームをしましょう。」「ゲーム?」「そうです。これから事件を3つ起します。僕の忠
    ヒョン さん作 [750]
  • 探偵ゼロ−7−

    「なんだこれ。隼人は紙切れを拾い上げた。その紙切れには、D,V,#,V,Dと、書かれ、裏には、四角いマスが十二個並んでいる。長方形のようだ。そして、真ん中辺りのマスには、黒い点がある。「これは・・・?」「暗号ですね」零が急に出てきたので、隼人は飛び上がってしまった。「驚ろかさないでくださいよ!」「驚かすつもりはなかったのですが・・」零はそう言いながらじっと、紙切れを見つめている。しばらくして、零
    ヒョン さん作 [741]
  • 探偵ゼロ−6−

    「で、何を見つけたんです?」「ええ、わかりやすく説明すると・・」わかりやすくって、おい。「犯人は、予告を送って、さらに犯行後、メッセージを残している。でも、それにメッセージ性がない。」全くわからない。「つまり、メッセージは、伝えなければ意味がない、と言うことですよ」「え・・」隼人の反応が予想外だったらしく、零は驚いた様子だ。「メッセージは伝えなければ意味がない。なのに予告にも犯行後のメッセージに
    ヒョン さん作 [787]
  • 探偵ゼロ−5−

    ゼロは大きな門を開けた。やけに軽く開いたので驚いた。大きな庭を横切り、大きな家の前に来た。「許可は取ってあります家には誰もいませんよ」そう言うと、中に入って行った。「えっ、ちょっ・・」「早く来てください。」隼人は言われるがまま中に入った。訳が分からない。何故、捜査された現場をまた捜査するのだろうか。「どうして捜査するんです?捜査資料を見ればいいんじゃ・・」「全て把握してます。警察の資料は。いまか
    ヒョン さん作 [726]
  • 探偵ゼロ−4−

    「ゼロ、助手って何をすれば?」「簡単ですよ。何かを届けたり、何かを運んでくれたり・・」ようするにバシリか・・「あと、捜査にも直接協力してもらいます。」「協力って?」零はタクシーを引き止めて答えた。「それはまたあとで、早く乗ってください。あなたもタクシーですよね。」「何故それを?」「あなたに、車を取りに行くそぶりがないからです。車を持っていれば、僕を止めるはずです。」さすが探偵、大正解だ。隼人はあ
    ヒョン さん作 [773]
  • 探偵ゼロ−3−

    「あ・・あなたが?」「そうです。」有名人のイメージがあったから、ガードマンか何かに守ってもらっているとばかり思っていたが、それにしても意外だった「そうは見えなかったです。」零は微笑んで「よく言われますよ。」零はそう言うと、隼人の持っている手帳を見た。「報道関係の人ですね」「あっ、そうです。あのっ・・」零は隼人に手の平を向けた。「あいにく、急いでるんです。失礼。」「あっ、ちょっと!」零は早足で歩き
    ヒョン さん作 [809]
  • 当たり前4

    ある日のことだった。俺は目をさました。殴られた頬がいたい。そして、ひよこヘッドを思出した。はきそうだ。「やばいやばい!」変なこと考えるのはやめにしよう。俺は自転車ではなく、歩いて登校することにした。親には「気分で」とごまかしたのだが、実はここだけの話、ひよこヘッドを警戒していた。もう会いたくはなかった。マジでもうそれは「嫌」の領域を越えていた。もうそれは「恐怖」だった。そして、気付いた。あいつは
    ヒョン さん作 [542]
  • 探偵ゼロ

    次の日の午後6時、隼人は、一人で空港にいた。小林は予定が合わないそうで、来ていない。「そろそろか・・」目の前の人の波が一段と多くなった。飛行機が到着したようだ。ふと、一人の青年が話し掛けてきた。「あの、警察の人ですか?」白地に黒い模様のTシャツと黒いジーンズでくせ毛の青年だった。「え?違いますけど。」「あ、すいません。てっきり警察の人かと。失礼しました」彼は、体に合わない 大きなカバンを持ち上げ
    ヒョン さん作 [880]
  • 探偵ゼロ

    その日は朝から雨が降っていた。新聞社ではたらくさえない青年、山下隼人は、雨の中を走っていた。新聞社の玄関に着くなり、上着の雨を素早く払い始めた。「今日もついてねぇや」ため息がこぼれた。最近、探偵ゼロという名前をよく耳にする。彼は、若いながらも様々な難事件を解決している。世界中を飛び回りながら仕事をしているため、なかなか取材できない。のだが、近々、そのゼロが日本にやってくるそうだ。出世の大チャンス
    ヒョン さん作 [923]
 
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