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ヤルンヴィドの番犬 さんの投稿された作品が180件見つかりました。
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ディナーの晩餐 10月21日
皆さん、お疲れ様です。徒然なる日々を綴る日記、今日は膝に愛猫を乗せて(笑)最近重い内容ばっかり書いてるので、たまには気楽なものを。以前も書いたように、今やディナーのアクセ作りは趣味範囲でしかないです。が、たまに知り合いからの依頼でオーダーをやったりして、お金をもらう事があります。お金を頂いてるので、全力で取り組んでますが、その時思うのは、オーダーも、普通のアパレルの販売も、細やかな心くばりとコミ
ディナー さん作 [363] -
神のパシリ 9
人間か?だが、人間の声にここまで戸惑った事はない。ゼルの背後に、フードを被った少女が立っていた。おそらく声の主だろう。何故だ。身体が、器でしかない身体の奥が震える。「…お前…何者だ…」そこまで口走り、ゼルは我に返ってレミエルを見た。レミエルは忌ま忌ましく卑しいくびきから解き放たれている。手をひきちぎり、槍で薙ぎ払い、脚で踏み潰し。一瞬の機会を、ゼルは逃したのだ。「…ちっ」ゼルは、レミエルを仕留め
ディナー さん作 [412] -
ディナーの晩餐 10月19日
皆さん、お疲れ様です。ディナーはアパレル関係の仕事柄という事もありますが、外見が気になる人です。よく、十代の不良が『外見で判断するな』というニュアンスの事を言いますが、ディナーはそれは難しいと思います。その理由。結論から言うと、『人は最初は視覚情報』だからです。残念ながら人にテレパシー等はまだないので、相手の全てを瞬時に理解する事はできません。だから、まず相手の外見を見て、自身の経験の引き出しか
ディナー さん作 [405] -
神のパシリ 8
神の一翼。偉そうな通り名を名乗ったところで、貴様とて雑用係だろうに。だが、それを言葉に出したところで意味などありはしない。ゼルは大鎌を担ぎあげ、直立不動にてレミエルに対峙した。翼を持つ者は音もなく地を蹴り、ゼルへ肉薄する。繰り出された槍を首をかしげてかわし、大鎌を白い首元目掛け振り下ろす。それはのけ反ってかわされ、今度は槍が横薙ぎに振られた。ゼルはその横薙ぎに合わせ側転、大鎌で地面を突き空中へ跳
ディナー さん作 [428] -
ディナーの晩餐 10月19日
皆さん、お疲れ様です。徒然なる日々を駄文にて綴るディナーの日記です。今日はF1の話です。F1は、ぱっと見マラソンのようですが、実はなかなかに奥深いもの。俺もまだ理解しきれてません(笑)マシンの中身についてや、ドライバーの人間性の他、最近では故意の事故による不正や、スパイ疑惑、偽証などのきな臭い話題。いろんな要素が絡んでくるのですが、俺は知的なドライバーのコメントなどに関心したりもします。裏は色々
ディナー さん作 [408] -
神のパシリ 7
馬鹿な。常人では行けるはずがなかった場所だ。ゼルは、最上階から外壁を、重力を無視して歩いて登ったのだ。まさか…小間使いか。ゼルがそう認識するよりも一拍早く、女の全身から、白い光が辺りに拡散した。それは列車の最後尾車両を瞬く間に消し飛ばし、塵芥へと帰す。乗客は音もなく、列車ごと灰となって風に消えた。ゼルは身体を縮こまらせ、衝撃から身を守ると共に後ろへ飛び下がった。ゼルは人の形をした、人でなき人外の
ディナー さん作 [417] -
ディナーの晩餐 10月18日
皆さん、お疲れ様です。今日は音楽について少し。最近はいろんなアーティストが乱立していますが、調べると色々いい音楽がありますよ。自分は音楽は雑食なのですが、主に好きなのは…(一部略します)9ミリ清竜人ブンサテフジファブリックモノブライトバックホーン秦基博アシッドマン時雨スペアザファクトB・B・ベアーチャットモビークルドーパン…キリないな(笑)昔のも含めたらもっと(汗)逆に、着うたフルのランキングに
ディナー さん作 [414] -
神のパシリ 6
その声に、ゼルは通路に立つ女を見た。透明感と艶やかさを合わせ持った顔は、ゼルに好奇の視線を送っている。瞳が充分すぎるほどに潤み、一言で表せば美しい。薄い、タイトな白のレザードレスで包まれた体は肉感的なラインを描き、それをまたドレスが引き立てている。こぼれそうな豊かな胸元。折れそうな腰から、臀部へ描かれた柔らかなライン。付け根近くまでむき出しの脚。人間の肉欲を具現化したような女だ。ゼルは窓に視線を
ディナー さん作 [418] -
ディナーの晩餐 10月17日
皆さん、お疲れ様です。徒然なる日々を駄文にて綴るこの日記です。最近忙しいです。薄給な仕事の中身が膨らみ、我が心の暗黒時代を思い出し、負けたらいかんなとまったり思う今日この頃。趣味のアクセ製作もフルオーダーが入り、夜なべに次ぐ夜なべ。むぅ、充実してるような、何か違うような…。沸き上がるアクセのデザイン、小説のプロット、かすめるのは、端的に吐きだしたい詩という比喩。…パンクしないかな、自分…(汗)い
ディナー さん作 [440] -
神のパシリ 5
ゼルの返事に呼応するかのように、彼の体は人間世界の、先程のビルの頂上に戻っていた。夢から醒めたかのような覚醒感。それは気持ちのいいものでも、悪いものでもない。「…ちっ」とある事を思い出し、ゼルは舌打ちした。死の神は、どうやら力を失い、同時にそそっかしくなったらしい。仕事場所を、聞いていない。だが、それはゼルにとってたいした障害ではない。人間と同じように、情報を集め、しかるべき移動手段で目的地に向
ディナー さん作 [417]