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大家さんの投稿された作品が38件見つかりました。
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青春カルテ
・身長、148cm・甘党・ぶかぶかの白衣これらから連想される者。我らが保健室の先生『クロエ先生』あの人だ。俺がクロエ先生に出会ったのは高校一年生の春。俺は、口下手なせいでクラスに馴染めず。結果、クラスで浮き、不登校のところ親に【保健室登校】をすすめられたのがきっかけだった。「名前は?」三十代後半ぐらいのひょろりとした白衣の男は俺にそう尋ねた。「白木… 命……です」「…えっーと……白木……命……」男
大家さん作 [598] -
シャーペンの芯を食べる彼女。10話
蒼子は急に走りだし、僕の視界からいつの間にか消えていた。「………どうしたんだ?」僕は首を傾げ、家に帰った。ガチャリ自宅の扉を開ける…すると―― 「じゅーーーーんっ!!」私服姿の倉餅が僕めがけてダイブしてきた。ドサッ「く…倉餅っ?!///」「純さっきぶり〜♪」倉餅は白のノースリーブに短パンという露出の多い服を着ていて、健全な高校生としては、ちょっとばかしドキドキ……してしまった。「どうしてお前が」「
大家ヒロトさん作 [467] -
大正☆モノクロス〜紅の鞘〜
それは……とても晴天で、雲ひとつ無い日の事だった。「はぁ〜……。今日も客はいないかぁ………」私、刹那はいつもの様に店番をしていた。ガラガラな店内、錆びたガラクタの刀ばかり集まる店内は少し埃っぽい。私は重い体を起こし、「掃除でもするかぁ」と、箒を取りに倉まで足を運ぶ。倉に着くと、予想以上に埃っていた。「はぁ…これは箒を探してる場合じゃないわね〜」まず私は箒を見つけるため、埃にまみれた倉を綺麗にしてい
大家ヒロトさん作 [434] -
大正☆モノクロス〜プロローグ〜
和と洋が入り交じりあう時代、大正。ドレスや夜会などが流行りだし、華やかな文化が……時代そして、人を変えてゆく――。しかし、1人だけその時代の流れに乗れていない………乗らない少女がいた。「はぁ……、最近の女子はあんなビラビラした服ばっかり着て!見てるだけで暑苦しいわっ!」私の名前は、池田 刹那(イケダセツナ)。長い黒髪が特徴の16歳。刀鍛冶の父が亡くなり、早一年。私は父が残した鍛冶屋、通称【池田堂
大家ヒロトさん作 [446] -
シャーペンの芯を食べる私。9話
「っ!血が出てるじゃないか?!確か…絆創膏が…あったはず」純君は私の肩から血が流れているのを見て、顔を青くしていた。どうして、この人は私なんかの為にこんなに必死になってくれるのだろう。私は……あなたという人間がよく分からない。「……純君……」無意識に彼の名前を呼ぶ。「蒼子、なんだ?まだ何処か痛いのか?」ほら、またそんな優しい笑顔を私にくれる。あなた……ずるい。「じゅ……っ北岡君。私なら大丈夫だか…
大家ヒロトさん作 [496] -
大家アパート2○1号室。5
久しぶりの日記です!大家ヒロトですよ(ドヤァ)←ドヤるなww何か、小説&日記の更新が不定期で、すみませんm(__)m自分、大家は一応学生なもんでつい先日学校が始まりました。(最悪だァァ)なので今以上に小説の進み具合が遅くなるかもしれないです……スミマセン(二度目)ってか、今回から日記らしい日記をかき…ますよぉさっそく、その日記へ↓4月11日(豪雨)新しいクラスになって、今日で3日目。しかし、まだ友
大家ヒロトさん作 [547] -
シャーペンの芯を食べる彼女。8話
「純の事好きなの?嫌いなの?どっち?」「……ふぁ?///」蒼子は今まで聞いた事のない様な間抜けた声を発した。そして、林檎みたく顔が真っ赤だった。「ははっ!君鈍感だなぁ☆」倉餅は蒼子に呆れていた。「……はぁ……あたしねぇ、あんたみたいな鈍感女見てるとイライラしちゃうんだっ☆……………殺したいぐらいに♪」にやりと倉餅は蒼子の肩をぐっとにぎる……。「………いっ!」「やめてやれっ!倉餅!」僕は倉餅に怒鳴り
大家ヒロトさん作 [462] -
大家アパート2○1号室。4
最近は風がほんとに強いですね〜大家ヒロトです。自分の家がボロいせいか、風が吹くたびひ家が揺れて恐いです((((;゜Д゜)))早く、もっと頑丈な家に引っ越したいなーと思う毎日ですよ……そういえば、この前の日記で言っていたバイト探しの事なんですが、バイト先が何とか決まりそうで、なんと!場所は保育所の手伝いだそうです!自分、子供とか大好きなんですよ。でも、この事を友達に言ったら……冷たい目で「ロリコン?
大家ヒロトさん作 [613] -
シャーペンの芯を食べる彼女。7話
「オッス!純。元気にしてた?」「……………僕の上にまだ乗っているつもりか、<倉餅>」僕が注意すると、倉餅はヘラヘラと笑いながら僕の上から遠退き、近くでぼーっとしている蒼子の背中に再びしがみついた。「だってぇ、珍しく純を見つけたと思ったらこんな美人さんとイチャイチャしてるんだもん〜」倉餅はニヤニヤしながら、蒼子の顔を舐める様に見ていた。確かに、蒼子はクラスの中でも飛び抜けて顔は整っている方だ。「あの
大家ヒロトさん作 [452] -
シャーペンの芯を食べる彼女。6話
ガリガリガリガリ「美味しいか?」文房具屋の帰り道、蒼子はつい先程買ったばかりのシャーペンの芯をを嬉しそうに頬張っていた。………まるで、リスがクルミを食べているみたいだ。「……純君、ありがとう。私前から色んな種類のシャーペンの芯を食べるのが夢だったの」「お前……じゃなくて、……<蒼子>の夢は随分小さいな」すると、蒼子はくすりと笑い。「だって…小さい夢の方が……【気楽】だもの……」「…気楽……ねぇ」ガ
大家ヒロトさん作 [473]