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TZAK さんの投稿された作品が4件見つかりました。

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  • 賢者の愚行3

    先生への事件の報告が終わった時にはもう辺りは暗くなっていた。英良はくたびれていた。下校時にパトカーが学校の駐車場に止まっていた。まさかガット切り裂き事件が警察沙汰になったのではあるまいと思いつつ、英良も真も別々に帰宅した。 家に帰ったら両親はまだ帰っておらず、英莉と、その同級生でテニス部の後輩の宮地がいた。二人は深刻な表情で英良を見つめた。彼は状況が把握できず、しばらくの沈黙のあと口を開いた。「
    TZAK さん作 [771]
  • トランプ

    クラブのQを一枚机の上にそしてお前の上にハートのAを重ねる知ってるかクラブは知恵を司るっていつもひょっこりいるお前全部のカードの中で一番真面目なお前ふと要らないときにも手札にいるお前二枚を戻して一人ポーカーただのワンペアと俺のハートのA二枚かえてAとQのフルハウス困ったときにはいつもお前がいるでも自分だけの1枚がないのがトランプ
    TZAK さん作 [559]
  • 賢者の愚行

    …ダヴは本棚の後ろから男子生徒たちを見ていた。片手には工作用のナイフがあった。そのナイフを服の中に隠して、太ぶちの眼鏡をずらした。…案外いい顔だ。ダヴは腕時計をみたが、次のバスまでに時間がない。せっかくバスを一本遅らせてまでやってやったのに、と愚痴をもらしかけたが喉の奥で耐えた。ダヴは足早に去った英良と真は困惑していた。「根暗ないじめだ。」そうつぶやき沈黙を破ったのは、真だ。「どうする?チクるか
    TZAK さん作 [638]
  • 賢者の愚行

    ここの男は西沢英良(えいら)とにかく彼は賢い。高校二年の中では英良は県内では敵なしの成績、特に数学はいまだに満点以外はとってない上、他の教科もまあまあの出来。テニス部で運動も人並み以上は出来る。英良の家庭には共に警察官の父と母、そして高一の妹、英莉の三人が彼の他にいる。仲はいい方だ。そんな英良の毎日に異変が訪れる。五月の終わりの昼休み、英良は久しぶりに出会った数学の難題に頭を悩ませている。「ふむ
    TZAK さん作 [678]
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