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麻呂さんの投稿された作品が616件見つかりました。

 
  • カノンさんへ

    いつも作品を拝見させて頂いております。“前の私と今の私”を読ませて頂いた時に、私はカノンさんに伝えたい言葉がありました。負けないで!!この厳しい世の中で生きて行く為には、ある程度の開き直りも必要ですよ。イジメはね、子供たけではなく、大人の世界にも勿論あります。生きている以上、避けられない試練だと、人が人である限り、仕方ない事なのだと、そう思う事にしましょうよ。カノンさん、私もイジメられた事ありま
    麻呂 さん作 [765]
  • 参加作品【赤い実みつけた。】

    木の葉が舞い散るこの小径を小走りで通り過ぎるわたしの息は白く首にふわりと巻いたマフラーさえひらひらと舞い降りる木の葉たちをまるでこまねいているかのように舞い上がるあの日きみが言ったんだ“赤い実見つけた”木の葉が舞い散るこの丘で小走りできみと走ったあの日は遠く胸に刻み込まれた古い記憶さえほろほろと流れ落ちる涙の粒でまるで洗い流そうとするかのようによみがえるあの日きみは飛んだんだ“待っててもう少しで
    麻呂 さん作 [856]
  • 奈央と出会えたから。<402>

    聖人は、そんな光景を、黙って見ていた――表情ひとつ――変えるコトも無く――『京谷クン。この3枚目と4枚目の、植物のアップの写真は結局、違法なモノではないと判断されたはずではないか!!とにかく、写真は全てニセモノだ!!うちの息子とは無関係だ!!それに、なぜ私達親子が、北岡クンに感謝しなくてはならないのだ?!全く、おかしなコトを言うね、君も!!』声が裏返るほどに動揺していた森宮の父親の、必死に言い訳
    麻呂 さん作 [552]
  • 奈央と出会えたから。<401>

    『森宮。次は2枚目――アンタの部屋で栽培されているクサの写真だよッッ!!』アヤカさんが2枚目の写真を差し出す――ガタガタガタガタ――森宮が、震えている――『ぼッ‥僕のッッ‥‥僕の部屋じゃッッ‥‥こッ‥‥こんな写真ッッ‥‥‥。ぼッ‥ぼッ‥僕の部屋じゃないよッッ!!うあああぁぁぁ〜〜!!』森宮は、更に体を激しく震わせ、ついには絶叫していた――『ヒ、ヒロキ!!大丈夫かッッ?!よしよし!!いいコだねッッ
    麻呂 さん作 [457]
  • 奈央と出会えたから。<400>

    『まずは1枚目――森宮‥‥アンタが女とホテルへ入る瞬間を撮った写真だよ!!』アヤカさんが森宮の目の前に、その写真を突き付けると、『‥‥な‥なんで‥‥だ‥誰がッッ‥‥。』さっきから小刻みに体を震わせていた森宮の、その震えは、次第に大きくなっていった――『そっ‥その写真はッッ‥‥!!さっき私が、FM生放送中に‥‥。アヤカさんッッ‥‥あなたから見せられた写真ではないかッッ!!』自分の息子が体を大きく震
    麻呂 さん作 [433]
  • 奈央と出会えたから。<399>

    『‥フッ‥京谷クン‥‥‥。あの時の事を、蒸し返されては困りますな。確かに“イジメがあった事実”は認めます。そして、息子のヒロキが、その中心人物であった事もね。しかし、君の妹さんが、うちの息子のイジメが直接の原因で、自殺未遂事件を起こしたという証拠は、どこにもないんだよ。つまり、イジメと自殺未遂事件の因果関係は認められなかったという事だ。いつまでも済んだ事にこだわり続けるのは、よしたまえ!!』森宮
    麻呂 さん作 [493]
  • 奈央と出会えたから。<398>

    職員室で過呼吸の発作を起こした、あたしを、聖人が保健室まで運んでくれたコト――その後、あたしを心配して、職員室へ向かったユカが、森宮の父親に言った一言――そして、森宮 ヒロキにビンタしたコトを――『森宮アァァ。当時、俺の妹と同じクラスだったお前は、イジメのリーダー格だったよな?!妹が、お前らからのイジメを苦に自殺未遂事件を起こしたトキ、そこにいる、お前の父親が“教育長”という立場ゆえ、金の力で、
    麻呂 さん作 [506]
  • 奈央と出会えたから。<397>

    『き、き、君達。これは一体どういう事だ?!こんな事をして、許されると思っているのかね?!私の両手、両足の自由を奪い、口を布でおおうなんてのは、立派な“監禁罪”に当たるぞ!!』森宮の父親は、曲がったネクタイを手で直し、パンパンッとスーツのジャケットからパンツの裾に向かって、ホコリを手ではらいながら言った。『“監禁罪”?!ケッ‥笑わせるゼ。テメェの息子のやっているコトの方が、よっぽどタチが悪いゼ?!
    麻呂 さん作 [461]
  • 奈央と出会えたから。<396>

    その中年男とは、森宮 ヒロキの父親であり、教育委員会の教育長の森宮 ヒロツグ――森宮の父親は、手には手錠をかけ、足には足かせをはめた状態で、イスに体を縛り付けられ、口元は布で、おおわれていた。『ミズホ。教育長サンの口元に巻いた布と、手足の錠を外してあげな!!』アヤカさんの指示に従い、ミズホさんが、森宮の父親を静かに解放し始めた。『と‥父さん‥‥。』その姿を見て、森宮は動揺を隠せない様子だった。だ
    麻呂 さん作 [469]
  • 奈央と出会えたから。<395>

    『‥ひっ‥‥ひいぃっっ‥‥‥。』声にならない小さな悲鳴が、廊下全体に響き渡る。『さぁ、ドアを開けるわよ!!ナルシスト少年クン♪生放送は終了したケド、ここから先は、あたし達が勝手に押し進めていくわよォ!!“青春アミーゴ〜♪”』 カチャッッ―ー‐アヤカさんが、さっきの生放送中のハイテンションぶりが、復活しそうな勢いで、ゲスト控え室のドアを開けた――『アヤカさん。京谷さん。聖人。お疲れ様ですっっ!!あ
    麻呂 さん作 [424]
 
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