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いおり さんの投稿された作品が20件見つかりました。
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記憶の中の記憶8
リビングに置いてた人形売れたよ あのマリーアントワネットみたいなの? そう! いくらでうれたの? 180万 うっそう、あんなのが、うそでしょ。私なら捨てる不気味だもの主任の加藤さんに外出の、許可をもらった 余り遠くには行かないでくださいね。近所の川に座り込んで、その流れをみていた。自分も一緒に流れてるような錯覚をおこす。そんな私にも一つだけ、思い出せない事がある。長男の正人。彼が幼い頃は天使の
いおり さん作 [300] -
記憶の中の記憶7
どうよ!元気にしてる?娘のマリエだ。 うん、元気だよ君のほうは、うまくいってる?これから先は普通の親子の会話だ。 じゃ電話かメールするよ。ほなな〜これがいつもの終わりの挨拶だ 今の彼氏は塾の先生らしい10才歳が離れてるせいか、かなり優しいと自慢タラタラだった。素晴らしい事だ!男は優しいのが一番!夫のように!! 3日目入院三日目にして、夫が恋しくなり退院したくなった。いつもの事だ。イライラするイ
いおり さん作 [320] -
記憶の中の記憶6
一日目彼女は今にも殴りそうな勢いで怒った。「はい!iPodは没収。も一回荷物の点検!!今度こんな事したらここには置いておけないから良く考えなさい」それから子供をあやすように静かに言った。「もう、しないって約束してね」泣きながら私は首を縦に振った。瞬間はぐしてくれた。長い間抱きしめてくれた。母のように二日目朝6時頃目が覚めた。採決と、検尿と、心電図が待っていた又入院したんだ。何回目?何十かいめ?夫
いおり さん作 [376] -
記憶の中の記憶5
(本文)1日目その日の夕方入院した3階の角の個室だ。満室の時ても、とんな手を使っているのかいつも、この部屋だ。カメラでもあるのか?西先生と、栗本師長、他のナースの方々がひっしに配慮して下さっているのだろう。ナースの方々も皆にこやかで、おかえり〜今回はしっかり、入院しとくのよ、とか言われ、そのつど、はいはいと返事する。西先生と森永さんとは10年程の付き合いになる。受け持ちナースも必ず彼女だ。「また
いおり さん作 [342] -
記憶の中の記憶5(一日目)
(本文)その日の夕方入院した。入院のたびに何故かこの部屋だ。3階の角の個室。満室の時でもどんな手を使っているのか、必ずこの部屋だ。カメラでもあるのか?西先生と、栗本師長、他のスタッフの方がたか必死に配慮して下さっているのだろうスタッフの方がたも、皆にこやかで・・おかえりー今回はしっかり入院しとくのよ、とか声をかけられ、そのつど、はいはいと返事する。ドアの外側に松下じゅんDr西受け持ちNARS森永
いおり さん作 [339] -
記憶の中の記憶4
先生大丈夫ですよ考え込まないで下さい。困った顔の私を、先生は、はげまして下さった。私は西先生が大好きだ。私が落ちこめば一緒に落ちこんでくれる。私が笑えば一緒に笑ってくれる。先生だけが全てを、理解して下さってる気がした。例えば私が急に死んだとしても、何処に、何があり、どうしてほしかったのか。自殺した場合その理由は、何だったのか。全ておみとうしだ。逆に先生からすると、私は先生の、心の中の、とても厄介
いおり さん作 [352] -
記憶中の記憶3
珈琲のむ?うん!いつもの朝だ。彼の入れてくれる珈琲はうまい。珈琲を飲みながら他愛のない話しをする。そういえば昨夜ずっと、譫言いってたけど夢でも見てたの?。彼と私は同い年て、夫婦というより友達だ。セックス歴五年。どうでもいい感じになってきている。実は今朝変だったんだよね。かいつまんで話してみた。彼は寝ぼけてたんじゃないといった。違う!この海老男めが!!どうしても納得いかない私は、掛かり付けの西先生
いおり さん作 [331] -
記憶の中の記憶2
すると、少しずつ思い出してくる。あぁ・・・・私の名前は松下じゅん子供が三人、男の子が二人。女の子が一人。皆、年子で、五年の間に、ボトボトと、産み落としたのだ。色々な事を経験して、さっきの海老と、このだだっ広いマンションで暮らしてるんだ。良かった。私は今幸せなんだ。思い出して良かったその間30分ほど余りにも冷静に、思い出しただが、その間、とてつもない、不安の中にいた事は間違いない。戻った記憶に、こ
いおり さん作 [339] -
記憶の中の記憶2
あぁ!私は松下じゅん子供は三人男の子二人と女の子、皆年子で五年間で、ボトボトと産みおとし、色々な経験をしながら、さっきの海老とこのだたっ広いマンションで生活してるんだ良かった私は今幸せなんだ。思い出せてよかった。その間30分位余りにも冷静に思い出した。だが、その間とてつもない不安の中にいた事は間違いない戻った記憶に、このうえない安心感を覚えた煙草に火をつけ始めての経験について考えるもし記憶が戻ら
いおり さん作 [351] -
記憶の中の記憶1
目を開けた白い壁、白い天井、テレビ、ぷーさんのぬいぐるみここはどこ?と、同時に、自分の事さえ解らなかった何が何やら解らなかった。軽いパニックと静けさの中、ゆっくりと起き上がった目の先にリビングがみえた。誰かに気付かれないように、おそるおそるそこえと向かう。の、途中に、白い部屋の隣の部屋に誰かいる。ウッと声を殺し男であろうその人をしばらく見ていた。誰なんだ!?布団に海老のように、丸まってる男は。そ
いおり さん作 [511]
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