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にー。さんの投稿された作品が63件見つかりました。
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意地の花
似合わないと言われても何処へ行く花が咲かないと言われても何処へ行くいろんな出来事を経てそれなりに先を見通してこうやって居るのに何処へ行けと言うのか何処なら花が咲くと言うのか花って何だそれぞれにあるつぼみ見出すか見出されるかそのままか今は動く意味より動かない意味が勝る何処にも行かない似合わなくてもいい私にしか見えない花が咲けばいい
にー。さん作 [345] -
光と闇
大丈夫と伝えたいなかなか見えない明日がきても大丈夫だからと君に伝えたい私達は光でもなく闇でもなく普通にただ普通に居たいだけそばで感じて想って伝えてどんな現実が待っていようともただ普通に居たいだけそれまで負けないようにくじけないように光と思って闇に甘えて
にー。さん作 [321] -
まだ薄明かり
3時所用で車を走らせるまだ夜のような闇4時所用が終わる空の薄明かりに気づき家路を急ぐいい機会だと思ったきれいな朝焼けを見て帰ろう前向きに考えた薄明かりに気づくまで5時外は朝焼けに包まれるカーテンはしめたまま薄明かりの部屋の中また眠りにつく
にー。さん作 [330] -
また雨の下より
想像してみたあなたの好きなあなたもあなたの嫌いなあなたも望むものも望まないものも肩を落としていても涙をこらえていてもそっと触れることも寄り添ってあげることも出来ない綴られた言葉もすべては見られないでも居られぬ昼も眠れぬ夜も昔ほどあきらめの呼吸はしていない忙しい朝を迎えそれどころではない時間を過ごしまた想っては手紙を綴るそうしてどうか同じ呼吸をしていますようにと遠く離れた雨の下で声なくつぶやく
にー。さん作 [324] -
雷雨
打ちつける雨はまだ止みそうにない轟く雷も収まりそうもないこの雨に紛れてこの雷に紛れて泣いてしまおうか崩れ落ちてしまおうか外には聞こえない誰にも見られないすべて押し殺して生きられる程強くはない人に紛れる事が出来ないのならこの雨と雷に紛れよう人はいう誰も線引きなんかしていないでもだめなんだまだそう思えないんだその方がいいばずだからそうしてるんだ雨は止み雷は遠のきまた日の下にさらされる何食わぬ顔でまた日
にー。さん作 [322] -
良くない風船
君の心が溢れてぐちゃぐちゃな心を一つにまとめて君の涙をぬぐってみたそしたらきみが少し笑って私も少し笑ってまた備えを始めるんだ次の涙が君を襲うまで意地と恐怖で膨らんだ風船がパンと割れてこぼれた心をすくう数年後君は巣立ちまたその風船を膨らますんだすべてすくえないだろううまくすくえないだろうそれでも不器用でもそばにここに
にー。さん作 [347] -
無題
うなだれる暑さぼんやり描くその姿溢れ出しそうな願いをいつも通りに飲み込んで飲み込んだものが暴れ出したってそれだけだもの何も知らず二人ただそこにいた二人夢は膨らむ程に現実が打ちのめす何も望まない何も期待しない自己嫌悪でしかなかった生き方が今のこの世に活かされる
にー。さん作 [328] -
風
嫌なことでも避けられない状況がある事情がある環境がある意地でやってる志でやっているどこまでハートがもつか逃げる勇気も必要だ逃げたくない性分だめんどくさい性分だ逃げるより縮こまるよりはいい自分にあたる風は自ら生んだ風でもあるあとどれくらい吹きさらされるのだろう風向きは心で変わる自分次第で優しく意地悪に吹き続ける
にー。さん作 [336] -
渇望
大好きだった本大好きだった映画別にいいやともういいやと脇に寄せた事あるごとに埋めてた産物何故だろう昔も今も心は変わらずぐちゃぐちゃなのにもう越えたのか執着してただけなのか心から笑えなくてももう後悔しかなくても新たな心、脇に寄せた心たとえ堂々巡りでもため息ではなくひと息ついてうまく過ごせる明日であれ
にー。さん作 [300] -
きりがない芽
芽が顔を出すと摘んでしまう成長を許したら育ってしまうそれは未知の光景で花が咲くのか枯れるのか踏まれるのか私の知らない私しか見られない光景私の知らない私はいつだって芽を出す何も考えず自分本位で君に会いたくてだから摘んでしまう自分の知らない自分をこれ以上ぶつけてはいけないような気がして甘えるのが、怖い
にー。さん作 [297]