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にー。さんの投稿された作品が63件見つかりました。
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少しでも
空を見上げて思うのです彼らのことを置いていかれたと思って私も連れていってと何度も思った今はもう思わない彼らは託していった大切なものを守るべきものかけがえのないものそばにいてもいなくてもこの腕で温もりをこの手で光を受け止めて空を見上げた後思うのです少しでも、心のままに居させてあげたいとこの腕の中とこの手の中で
にー。さん作 [301] -
無題
なぜ去ったのだろうあのままとどまっていたらもっと早く見つけられたかもしれないなんとなく始めてむなしくなって去りなんとなく戻ったあのとき去らなければもっと早く寄り添えたかもしれないひとりにしてしまったさみしい思いをさせてしまったひとりで苦しい思いをさせてしまったごめん謝ることしかできなくてごめん
にー。さん作 [301] -
また明日
うらやましい私はそれを持ってない同じ人間なのにずるいなぜ私だけこうして刺した視線の矢今思うとこの背中も傷だらけ今笑ってる人は次に泣く人かもう泣いてきた人きりがない堂々巡りきりがないからもういいなにも無い訳じゃない世界を見渡せばこんな愚痴などくだらない世界が広すぎるから自分さえ見失う誰のせいでもない世界のせいでもない乾いた喉はお菓子で癒やすしょっぱくて美味しくてまた明日
にー。さん作 [288] -
ほうづえついて
そこで生きてるここで生きてるぐちゃぐちゃな心を抱えていっぱい抱えて捨てられるものなど一つもなく自分に足かせつけてそこで生きてるここで生きてるらしくないと言われるよりらしいと言われる方がいい悲しむ人が少ない方がいいに決まってる何て言ってるけどどこまでもつかなすべてうまくいく方法なんかないもどかしくても会えなくてもここにいる他ないもの教えて欲しいどうしたらいいんだろうね
にー。さん作 [260] -
ふと
夏が終わった短くて熱い夏四ヶ月後この景色は一変する真っ白な真っ白な三ヶ月の始まり思慮深い秋のち圧倒的な冬これでもかと降る雪うなだれて春を待つ春は必ず訪れるそんな事はわかってるいくら決意したって簡単な事ではない何も期待しない結局この生き方が活かされるふと思い出してふと忘れようふとした時を抱きしめよう落とさぬように壊さぬように
にー。さん作 [299] -
ルール
逢いたいと想うのはワガママだろうかこれ以上望むのは欲深だろうか心折らせぬよう居座るのはエゴだろうかこの小さな手でその小さな手に触れたいと願うのは強欲だろうかバランスも距離感もふまえてる自信過剰だろうか道は見つけたんだ心も決まってるんだだから何だ吐き捨てられているような距離この現実が意味するもの何もできずなす術もなく立ち尽くすそして淡々と、歩いてくそれがこの現実のルールなら淡々と、歩いてく
にー。さん作 [298] -
雨夜の月
雨夜の月想像の世界あっても見えないものだという漠然としたこの雨と雲の先にあるもの雨に濡れ雲に阻まれ醜い姿現れるわがままな心、嫌な顔見せてはいけない心醜い顔を隠してるそう、雨夜の月のようにもう大人だ嫌な言葉だ全否定もできない全肯定もしたくない心がこぼれでも口からはこぼさないこの生き方に自信は無いが周りの望まない景色にはならない雨に濡れ雲に阻まれエゴにならずに立っていられるこうしてまた雨夜の君を夢見て
にー。さん作 [303] -
無題
毎日、乗り越えたい時間がある逃げ出したり逃げなかったりしてるただ逃げるのは嫌今を逃げても後には今がいるあなたもこんな時間あるのかなわたしの知らない世界で私の知らない苦悩を生きてきた人私とは違う涙を流してきた人なんとなくわかる所もあって私が嘆いてきた苦悩はきっとあなたも嘆いてきた苦悩想像しかしてあげられなくて、ごめんなさいそしてありがとう私がこぼしたらあなたは拾ってくれたたとえ思い違いだとしても変わ
にー。さん作 [336] -
ぬけがら
焦ってるぬけがらになりそうで模索してるぬけがらにならぬよう二年後七年後におびえてる人は言う「好きなように生きればいい」困ってる自分が無かった自分には難しそうな生き方だ何処へ行こう何をしよう時間が導いてくれるのならそれもいいひとつの事しか知らないひとつをふたつにした方がいい心の保険はかけた方がいいわかってる怖いぬけがらになりそうで怖い
にー。さん作 [310] -
ある夏の一日
どれだけ足を運んでも穴が開くほど見つめてもいつもと同じ一日あまり変化は好まないからきっとそれでいい一日どんどん育ちゆく子供達負けまいとする私これで保たれている一日触れてはいけない世界だったのかもしれないただ、寂しかったもっと、繋がっていたい身勝手な願いこの胸にここでしか逢えない赤くて青い恋しい人へ
にー。さん作 [315]