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るーROOMさんの投稿された作品が482件見つかりました。
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がんばったで賞 118 〜カズヒロの壮絶な過去、その3〜
「これは何?」「パパとママから渡されたんだ…。『遺書』って言うんだって。お手紙じゃないの?」ふと顔を上げたら、警備員の顔が真っ青になっていた。「遺書…本当か君。」「うん。お兄さん、怖い顔。」警備員は、その返答には答えず、唇を噛み締めて、「とりあえず、俺の会社へ。」「…。」「一緒に…来てくれるか?」俺はうなずいた。「お名前は?」「松田…カズヒロ…。」その時の名字は「松田」…。今となっては、封印したい
るー6さん作 [347] -
ラブほっぺ 45 〜エピソード5、空にぃの女の見方、第4話〜
「何だよ、気になる事って。」健太が少しからかいながら聞いてきた。「少し…残酷なことが好きなんだって。もし私の陰謀がバレたら、殺されるのではないかって思っちゃって、ぞっとするの。」「えっ…。」2人は言葉にならないくらい驚いていた。「好きに…なった方が良いのかな…。」レイナは、悩みを抱え始めてしまった。翌日、レイナは空にぃとデートの為、朝から支度をしていた。すると梓が、「ねぇ…。ぶっちゃけ、本当の事言
るー6さん作 [338] -
るー6日記 5月5日 〜閲覧ありがとうございました〜
5日も、投稿時点ですが、あと1時間ほどとなってしまいました。余震はなさそう…かな?とは思いますが、まだ茨城は毎日地震があるので、注意ですね。さて、4月21日に投稿したツイッターでの地震の予言ですが、自分が今まで出した作品すべての中で1番の閲覧数、777人を記録しました。その次に投稿した茨城については、コメントを待っていますので、ぜひどうぞ。いつからだか忘れましたが、52日連続で投稿しております「ラ
るー6さん作 [372] -
ラブほっぺ 44 〜エピソード5、空にぃの女の見方、第3話〜
「そうなんだ〜。空さまったら、残酷なんだから。」「残酷…とは、聞き捨てならない。残酷こそが、私の権威を象徴しているのだ。」空にぃはそう言いながら、レイナを家まで送り、別れた。レイナの家は、決して裕福な家ではなく、同じ世代の若者とシェアハウスでルームシェアをしている今時の女の子。レイナが帰ってくると、ルームシェア仲間の梓、健太が寄ってきた。「…どうだった?お仕事は。」「う〜ん、やっぱり私、高校生みた
るー6さん作 [357] -
ラブほっぺ 43 〜エピソード5、空にぃの女の見方、第2話〜
放課後、空にぃはレイナと帰ることにした。リムジンでシャンパンを飲みながら、レイナと談笑した。レイナは、AKBで例えると麻里子さん。お姉さんキャラで、空にぃの事を弟みたいに思ってくれるのが、なぜか空にぃには新鮮で、好きになってしまったのだが、その好きっていう感覚が一般人とはかけ離れているのだ。「空さまって、ご趣味はなーに?」空にぃはシャンパンを飲みながら、答えた。色々変だが、お楽しみください。普通、
るー6さん作 [336] -
ラブほっぺ 42 〜エピソード5、空にぃの女の見方、第1話〜
朝8時30分、ずいぶん社長出勤。学校の前にリムジンが停車。「いってらっしゃいませ、空様。」家来Aが挨拶をすると、家来Bがすぐさまレッドカーペットを敷く。校内放送で、いつものように、『空さまがご登校なされました。皆さん、レッドカーペット近くに集まり、拍手でお出迎えしましょう。』「またかよ…。」有馬とみーくんが呟く。「まぁしょうがないよ。原作の方でもラスボスだったんだし。」しのたくはため息をつきながら
るー6さん作 [339] -
ラブほっぺ 41 〜エピソード4、開け!みーくんの恋心!最終話〜
「はい、撮るよ〜。」坂入先生にカメラ役を押しつけ、3人仲良く写真を撮った。「君たち、本当に仲良しだね。」坂入先生もそう言うほど、3人の仲は並大抵のものではない。「はい、チーズ!」カシャッ。桜の季節の思い出。輝きに満ちた思い出。3人の笑った顔が、この桜の木のように、永遠に残りますように…。写真を撮り終わると、有馬が坂入先生に甘えた。「先生〜。俺たち同じクラスにしてくれますよね〜?」「何だよ、気持ち悪
るー6さん作 [331] -
るー6日記 4月30日 〜茨城を助けて!〜
自分、茨城に現在住んでいて、最近ふと思います。茨城県は地震や、津波の被害は東北に比べると少ない(または報道されていない)と思います、しかし、やはり被災地だと思います。自分が住んでいるのは県南部のほうなので、被害はほとんどありませんが、海沿いの地域は大変な被害を受けました。船も壊れて、漁にも行けない人々、たとえ出れたとしても、茨城でとれたコウナゴから、基準値を超える放射性物質が検出されました。同じよ
るー6さん作 [396] -
ラブほっぺ 40 〜エピソード4、開け!みーくんの恋心!第9話〜
「高橋くん…。」「あぁ…。」みーくんはゆっくりと葵の方を見た。「まだ無理しないで寝てていいから。」「ありがとう…。」みーくんの声も、弱々しかった。もしかしたら、死んでしまうのではないか。「ねぇ…。」葵は、真っすぐにみーくんを見つめ、「好きだよ、高橋くんのこと。」と言うと、みーくんは「ハハハハ」と笑い始めた。「初めてだよ。好きな人から、本当に『好き』って言われたこと。」「…私もその逆で、初めて好きな
るー6さん作 [333] -
がんばったで賞 117 〜カズヒロの壮絶な過去、その2〜
今思えば、それを言った瞬間、2人の表情が曇ったような…。「あ…あとね、これ、パパとママからカズヒロへ手紙。」「…手紙?」その手紙の題名は、『遺書』まだ遺書の意味が分からなかった俺は、「ありがとう。開けていい?」すると、2人は首を横に振った。「君が大人になったら。」「…分かった…。」俺の小さな手には、遺書の重みなんて、分からなかったんだ。「じゃあ、お母さんとお父さん、トイレ行ってくるわね。カズヒロそ
るー6さん作 [321]