トップページ >> るーROOMさんの一覧
るーROOMさんの投稿された作品が482件見つかりました。
-
がんばったで賞 116 〜カズヒロの壮絶な過去〜
スカイツリーに目をとられて、意外と近くにあった雷門に気づかずにいた。「せっかくだし、お参りしよう!」『2人の愛?』アキは照れながら、カズヒロにくっついた。「うん。もちろん。」本当に、幸せだった。旅の最後は、やっぱり浅草。こうやって、人込みに塗れながらも、行きたかった場所。だってここは…。今から10年前のこと。俺が、7歳の時。「さっ。カズヒロ。今日はカズヒロが楽しみにしていた東京へ出かけるのよ。」「
るー6さん作 [368] -
ラブほっぺ 30 〜エピソード3、おかたくの戦い、第9話〜
3月下旬。桜が少しずつ咲き始める頃がやってきた。あれから、あのケンカから1ヵ月。おかたくと美穂は病院へ行き、美穂のお腹の中にいる胎児を中絶することを決めた。翔は、あれから学校に来ていない。そのまま、春休みに入った。「ねぇ、おかたく…。」「何?」「ありがとう。それと…ごめん。」美穂らしく、なった。これが、おかたくの好きな美穂の姿。「いいんだ…でも翔のやつ、酷すぎる。」「やっぱり、私が一番好きなのは、
るー6さん作 [334] -
ラブほっぺ 29 〜エピソード3、おかたくの戦い、第8話〜
「えっ…翔…。」翔の複雑そうな顔を見た美穂は、愛されてないと分かった。「だましてたの?私を」翔は2人を睨んだ。「バレちまったか…。」翔がそう言ったとたん、美穂が急に、「うっ…気持ちワルッ…。」と言い、流しへ向かった。おかたくも後を追おうとすると翔が、「まさか…できちゃった?」冗談混じりに言った一言が、おかたくをキレさせた。「てめぇ…美穂に何したんだよ。」「普通分かるだろ。女と男の関係になった…。」
るー6さん作 [343] -
ラブほっぺ 28 〜エピソード3、おかたくの戦い、第7話〜
その時、坂入先生が走ってきた。「おいおい、何してるんだ岡本くん!」坂入先生は偉そうにおかたくを止めようとする。「とにかくみんな席について、ほらほら!」みんな席に座ると、坂入先生は心配そうに、「岡本くん、ちょっと、あと翔くんと、美穂さん。」と予備、進路指導室へ向かった。進路指導室。「おい、どういうことだか分からないが、先生がいるとうまく話し合えないだろうから、この部屋使って、話し合いなさい。」坂入先
るー6さん作 [332] -
ラブほっぺ 27 〜エピソード3、おかたくの戦い、第6話〜
「別れられたら、美穂とも別れる。」「自由になりたいみたいな?」「まぁな…。」翔の笑い声。おかたくの拳が握られた。次の日、2年1組に、波乱が起こるおかたくは、翔が来るのを待っていた。8時20分。翔が入ってきた。その瞬間おかたくは翔を突き飛ばした。「キャー!」という女子の声。「ちょっと何してんの?」美穂も驚いている。「てめぇ、まさか…。」「許さない。」おかたくは、掃除用具入れから、モップを取り出した。
るー6さん作 [353] -
ラブほっぺ 26 〜エピソード3、おかたくの戦い、第5話〜
「ハァ?」おかたくは、語りだした。「2年前、君の優しさと、おしとやかさに惹かれて付き合い始めた。…君の本当の性格は、この2つだろ?」「…。バカみたい。」と美穂は言ってみたものの、若干顔が引きつっていた。「ムリしてんじゃ…。」「離して。」美穂の目には、うっすらと涙が。「えっ…。」「この手を…離して。」おかたくは、何も言わずに、その手を離してしまった。美穂の心にも、伝わったはず…。微かな希望を信じて。
るー6さん作 [339] -
ラブほっぺ 25 〜エピソード3、おかたくの戦い、第4話〜
放課後、おかたくは美穂に呼び出された。たぶん、別れてほしいってやつだろう。でも、気持ちを伝える、もう1度のチャンスかもしれない。『マンネリ化ってやつじゃない?』『気持ちを真っすぐ伝える。』しのたくの深いい言葉が、頭をよぎる。屋上にあがると、美穂がいた。「…よっ。」おかたくは、美穂の近くに来た。「別れてほしい。」「…。」その言葉は、おかたくにとって軽く感じた。「あんたには魅力も何もない。だから、同じ
るー6さん作 [339] -
ラブほっぺ 24 〜エピソード3、おかたくの戦い、第3話〜
2年1組。おかたくは、もうH経験済の有馬に相談した。「ねぇ、どうすればいい?」「…知らねぇけどさ、おかたくも、もう少し男になれよ。」「たとえば…俺みたいに…とか言うのはなし。」おかたくは、相当悩んでいるようだ。「じゃあ…気持ち?」「き…気持ち?」「おかたくの気持ちを真っすぐ伝える。でも、もう2年も付き合ってんだろ?」すると、しのたくが話に入ってきた。「マンネリ化っていうやつじゃん?」「マンネリ化…
るー6さん作 [399] -
ラブほっぺ 23 〜エピソード3、おかたくの戦い、第2話〜
とあるちょっといかがわしいホテル。そこには、美穂と、好きな彼氏?田口翔がいた。もちろん、Hするために。「で、拓也っていうとは、どうするんだよ。」「別れる。別れないと思ったら、こうして翔と会わない。」翔は笑った。田口翔は何と同じクラス。サッカー部に入っていて、クラス1のイケメン。運動も勉強もできる。そんな人が美穂に好きだと言ったら、あっさりおかたくが捨てられても、しょうがないくらいだ。「じゃ、始めよ
るー6さん作 [401] -
ラブほっぺ 22 〜エピソード3、おかたくの戦い、第1話〜
「今日は、どうするのおかたく。」ここは、おかたくの家。おかたくには美穂という彼女がいて、もう2年付き合っている。お互い長いので、ニックネームで呼んでいる。「今日は、これやろう。」おかたくが某ゲームを取り出すと、美穂は「またそれ〜?」と呆れた。「じゃあ、何したいの?」「普通さ、家に来てやることって…。」「?」「まだ分からないの?もういい!」おかたくは怒る美穂をなだめた。「おい!なんだよ!」「私たち付
るー6さん作 [371]