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るーROOMさんの投稿された作品が482件見つかりました。
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がんばったで賞 92 〜アズサを追う人〜
帰り道。もう外は暗い。雪が降り積もる帰り道を、アキは歩いていた。もう気づけばクリスマスイブ。12月24日…。カズヒロには、転校することは伝えないつもりだ。カズヒロに迷惑はかけたくないから。心配しないで。アキは心の中でつぶやいた。すると、前方からアズサが走ってきた。顔が強ばっており、何ものかに追われているようだ。『アズサ…。』「助けて!」アキは必死になって喋るアズサにノートを渡した。「話したいこと
るー6 さん作 [355] -
チケット 9 〜オープニングゲーム〜
「行き先はどれも一緒なので、どうぞご安心を。」「…行き先はどれも一緒?」一人の女性が疑うように尋ねたところ、「まぁ本当は、1台だけ死のエレベーターとなっております…。」死のエレベーター。まさに、自分の身を運に任せるロシアンルーレット。「はい。もうここから、ゲームは始まっております。」ざわつく百人。「考える時間は1分。ゲームスタート!」健太達も、何も見た目はかわらないエレベーターを観察しはじめた。
るー6 さん作 [358] -
がんばったで賞 91 〜アキの決断〜
『ごめん…ちょっと私帰る。』アキはみんなに謝って、そそくさと帰っていった。カズヒロは唇を噛み締めた。果たして、アキに分かってもらえたのだろうか。翌日から、アキは学校を休むようになった。「アキ…!学校だよ!」聞こえるはずはないが、カズヒロは毎日、迎えにいった。だが、ドアをたたく手も、日に日に弱くなっていった。カズヒロはため息をついた。俺は何もできずに終わってしまうのか…。まさか…最悪の事態が起きて
るー6 さん作 [319] -
チケット 8 〜非国民への罰〜
すると、一人の男が、そそくさとその部屋に入っていった。「ぼ…僕は…こんな恐ろしい所…入りたくない!」眼鏡をかけ、きとった髪のいかにもオタク系の若者だった。他には、数人。全員男性だった。健太と杏は、入らないことにした。もう、覚悟決めたし…。「非国民は7名。アンダーワールド国民Hブロック93名。」アンドロイドが不敵な笑みを浮かべた。と同時に、扉がロックされた。「非国民に、仁義なき罰を与えよ。」すると
るー6 さん作 [407] -
がんばったで賞 90 〜伝える。真の黒幕を〜
それからカズヒロは、部活帰りに、ヒロが働いている喫茶店に、アキ、サユ、ユウタが集まっているということで、そこへ向かった。「あ、カズヒロ。」ヒロがみんないる席へ案内してくれた。「…ごめん。部活帰りに。」「いや…。」やっぱり話題は、アキへのいじめのこと。「アキ…。」アキは、既に涙ぐんでいた。『何で私だけ…。』独り言…。いやしかし、手話を使っていた。カズヒロは、「あ、あのさ…聞いてほしいことがある。」
るー6 さん作 [342] -
チケット 7 〜ルール説明だよ!〜
「この先君たちは地下帝国で1年間過ごして頂くことになります…。」「1年…。」みんなざわつき始めると、アンドロイドが、「黙れコノヤロー。頭ぶちぬかれてぇのか?」…一瞬で静まり返る百人。中には泣きだすものもいた。「チケットをもらった瞬間からてめぇらは大切な『実験動物』なんだから、しっかり話くらい聞いてね!」健太と杏は恐怖と驚きで口が塞がらなかった。「まず、チケットを見てね!裏には100ポイントと書い
るー6 さん作 [359] -
チケット 6 〜地下帝国の内部へ〜
穴の中に入ると、すぐ下へ続く長い階段が…。「すげぇ。」杏は巨大さに驚いているようだ。「ここから先は、お前らで行け。」2人の男は穴の外へと出て、シャッターを閉め始めた。すさまじい轟音が地下に響いた。これで、地上の景色はまったく見えなくなった。「あとは、降りるしかないんだな…。」「まぁ…そうだね。」健太が杏の言葉を素直に受けとめた。「じゃ、早く行こうか。」健太が先に階段を降り始めた。長い階段を降りた
るー6 さん作 [373] -
チケット 5 〜ようこそ、無法地帯へ〜
首相官邸。「続々とモニター達が集まっているようです。」秘書の松山が首相の勝山直人に伝えた。勝山はうれしそうに顔を赤らめていた。ふくよかな体にギトギトした肌。典型的なおじさんだが、その性格はかなりの曲者だった。「アンダーワールドは無法地帯…。さて…、どんな心理戦が繰り広げられるのやら…。」秘書は、「きっと、首相のお望みどおり、あれが起きますよ。」「アレ…とは?」首相、勝山が尋ねると、「殺しあいが。
るー6 さん作 [359] -
がんばったで賞 89 〜信じて〜
「親が柴山に借金してて…『もし私のいうとおりにすれば、借金の取り立てはやめる。しかし、裏切ったり、私の言う通りにしなかった場合は、あなたの家を差し押える』って…。」「そんな…。」カズヒロの目が変わった。「私は…いじめるしか…ないんだよ。」「そんなことないよ。」「ハァ?」カズヒロは、「お前だって分かってんだろ。いじめというものがどれだけ相手を傷つけてしまうか。」「十分…分かっているよ。」アズサは真
るー6 さん作 [336] -
るー6日記 11月30日〜紅白歌合戦について〜
皆さん、今年も後少しですね。頑張っていきましょうね!さて、今年の紅白歌合戦は、初出場の人が華あります。まず、西野カナさん。女子高生を中心に人気ですよね。男子にも知らない人あまりいませんが、カラオケで歌うと男子は大変なことになります。?続いて、僕はついさっきまで知らなかったのですが、植村花菜さん?漢字間違っていたらすいません。「トイレの神様」というストーリーっぽい曲でブレイク。おばあちゃんへの思い
るー6 さん作 [382]