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るーROOMさんの投稿された作品が482件見つかりました。

 
  • チケット 4 〜あれが出会いだった。〜

    道中、もう1件の家の前に車が停まった。そう、ニュースでやっていた。健太の他にも3千人選ばれているのだ。「もう1人のるぞ。席を空けろ。」「…はい…。」すると、同じく両腕を掴まれた女の人が車に乗せられた。「どうも。」その女の人はそっけなく挨拶した。「…よろしく。」…不良っぽい雰囲気を漂わせているな。第一印象はそうだった。「名前は?」最初に口を開いたのは女の方だった。「青峰…健太。」「ふーん。」「ふー
    るー6 さん作 [357]
  • チケット 3 〜連行〜

    翌朝、家を出ようとした健太に、ドアを叩く音がした。「ん?」…何だ。こんな朝早くから。健太が扉を開けると、黒いスーツ姿の男2人が立っていた。無駄に黒光りしているスーツが、政府の関係者だと一瞬で勘づかせた。「青峰健太だな?」「は…はい。」返事した瞬間、両腕を掴まれ、車の中へ吸い込まれた。車に乗せられた健太は、とにかく暴れた。「出せ!ここから出せ!」「黙れ。」それでも健太は暴れ続けた。「黙れと言ってる
    るー6 さん作 [340]
  • チケット 2 〜若者よ、実験台になれ〜

    「ありがとうございました。」レンタルビデオ店で働いている青峰健太(19歳)は、何も面白みの無い毎日を過ごしている大学1年生。今日もいつものように客がまばらな深夜のレンタルビデオ店で働いていた。すると、深夜だというのに、中年の客が大声で話しながら店内へ入ってきた。「まったく…今何時だと思ってるんだよ…。」健太は少し煙たそうにしていたものの、話を聞いていると、「なんか、政府が若者を心理調査するって言
    るー6 さん作 [383]
  • チケット 1 〜チケットを貰った瞬間、あなたは実験モニターです。〜

    …2015年。急激な円高、雇用減少、暗いニュースがしみる町中。街を歩く人々も、足取りが重く、下を向いている人も少なくない。そんな、未来に希望が見えない日本に、ついに政府が動きだした。それは、「若者心理調査」この不安定な時代を生きてきた若者の心理状態を調査することで、後の政策を考える…と国民に発表した。データの中から若者を無作為に選び、選ばれたものには「チケット」を渡す。その「チケット」を渡された
    るー6 さん作 [394]
  • るー6日記 11月28日〜新作「チケット」投稿しました〜

    皆さん、お久しぶりですね。つい2、3日前ぱっと思いついた新作、「チケット」を投稿しました。ジャンルは恋愛ですが、壮絶なサバイバルゲームの中で育まれていく2人の愛を描いていきます。がんばったで賞とかぶりますが、どちらもよろしく。「インシテミル」や、「カイジ」が好きな方は、ぜひ読んでみてください。チケットをもらった瞬間、あなたは実験モニターです。?
    るー6 さん作 [388]
  • がんばったで賞 88 〜アズサじゃなかった。〜

    アキへのいじめが始まって3日後、カズヒロは部室の鍵を借りに職員室へと向かった。今日は土曜日。部活もサッカー部と、体育館の部活しかなく、あまり人通りはなかった。先生も皆顧問や、休日で、職員室には誰もいないはず。カズヒロはいつもどおり扉に近づいた。すると、中から話し声が聞こえた。「よくやったわね。はいこれ。もう1万プラス。」…柴山先生の声。もう1人は、「ありがとうございます。」アズサ。え?この2人の
    るー6 さん作 [319]
  • がんばったで賞 87 〜一番のワルは…〜

    ヒロがカズヒロに聞いてみた。カズヒロはアキをそっと離す。「俺もよく分からない。いじめが第2段階へ入ったとか?」「何それ…。」サユは言葉を失った。「それよりアキ。保健室に行って。俺たち話し合いするから…。」カズヒロは、3人が空気を読まずアキを傷つけてしまう一言が出たときを考えて、アキを先に保健室へ行かせた。「一番の悪玉は…アズサだ。」カズヒロは3人に伝えた。「アズサ…?」サユの顔が曇る。「アズサっ
    るー6 さん作 [322]
  • がんばったで賞 86 〜裏の顔〜

    カズヒロは鬼のような形相を浮かべている。「やだなぁ。そんな怖い顔しないでくんない?」カズヒロはアズサを殴ろうとした。その時、「ほらほら、もうすぐ授業よ!」柴山先生が教室に入ってきた。その目は、カズヒロに向いた。「あなた…何してるの。」「…。」カズヒロは殴ろうとしていた手を下に降ろして、席についた。「はい。それでは授業を始めます。教科書90ページ…。」アキは、『先生…。』「…何?アキさんも早く席に
    るー6 さん作 [370]
  • がんばったで賞 85 〜カズヒロが激怒〜

    教室に入ると、アキの机はベランダにあった。黒板には『死ね!東条アキ!』と書かれてある。さらにアキの教科書、ノートの1ページ1ページにマジックペンで『バカ』と書かれる始末。「何なんだよコレ…。」カズヒロは急いで、まず黒板の文字を消しはじめた。ある程度消すと、教卓を蹴り飛ばして、「誰がやったんだよ!」アキはカズヒロの行動をただ見つめていた。「誰がやったんだよ!名乗れよ!なぁ!誰がアキをいじめてんだよ
    るー6 さん作 [365]
  • がんばったで賞 84 〜いじめの魔手〜

    秋も深まっていく11月。アキが支度をしてアパートを出ると、「よっ。」『カズヒロ…。』カズヒロが待ってくれていた。「おはよう!」カズヒロは朝から元気がいい。アキは少し疲れるが、まあ大目に見ていた。「おい。マフラーのまき方、おかしいよ。」『え…直してくんない?』アキは、カズヒロにマフラーを巻いてもらった。手際良く巻いていく。「ふぅー。おしゃれ〜。」『…カズヒロは私のスタイリスト…なんちゃって。』「え
    るー6 さん作 [420]
 
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