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るーROOMさんの投稿された作品が482件見つかりました。
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がんばったで賞 63 〜サユの葛藤、限界〜
どれだけ経っただろう。白愛高校も、夏休み目前で、生徒のテンションは上がりまくっていた。カズヒロ達も、夏休みにとある計画を立てていた。「なぁ、俺たちキャンプ行かない?ほら3年になると、大学受験や就職活動で忙しくなるし、この5人の思い出にもなるし。」カズヒロが提案した。サユが、アキに手話で伝えている。「いいと思うよ。なぁヒロ。」ユウタは賛成した。ヒロも大きく頷いた。「ヒロくんも、空気がおいしい所に行
るー6 さん作 [365] -
がんばったで賞 62 〜あなたに出会えて幸せだった〜
カズヒロは食べようとしたが、少し躊躇してしまう自分がいた。「なぁアキ…。」『どうしたの?』「これ、お母さんが最後に作ったやつだろ?俺なんかが食べていいのかな?」アキは大きく頷いた。「そうか。」しばらく食べ進めていると、『あ…カズヒロ…。』「ん?」『私、明日から学校行くよ。』「そうか。」カズヒロは、あえて何も言わなかった。『つらい時とか、困っている時とか、あなたがいるもの。私自然と笑顔になれた。あ
るー6 さん作 [323] -
がんばったで賞 61 〜予想外の答え〜
それを見ていたカズヒロは、話し掛けてみた。「アキ。」『…。』返事がない。でも聞いているようだ。「ちょっと遅いけど、飯食わないか?」『えっ?』「俺、喫茶店でコーヒーしか飲んでないから…腹減ってるんだ。」アキはカズヒロをじっと見ていた。「どう?賛成?」『じゃあ、私の家くる?』「…え?」予想外の答えにカズヒロは驚いた。『ちょうどご飯食べていたときにお母さん倒れたから…。温め直せば食べられるのに、もった
るー6 さん作 [332] -
がんばったで賞 60 〜一緒に居たい〜
ずっと、ずっと。アキは泣いていた。カズヒロはアキの泣いている姿をただ見る、そして励ますことしかできなかった。そこに、富田先生が来た。「あ、どうも。」カズヒロはアキに、『富田先生が来たよ。』と伝え、涙を拭いてあげた。アキは、グチャグチャの顔で富田先生を見た。「聞いた。アキさんのお母さんが亡くなってしまったって…。」『はい…。』「とりあえず、ベッドに横になりますか?」『いえ…。』アキは、心にぽっかり
るー6 さん作 [352] -
がんばったで賞 59 〜ひとりじゃないよ〜
お母さん…死んだんだ。アキはその場で泣き崩れた。「アキ…。」カズヒロはアキを抱きしめた。「アキは1人じゃないよ。」サユも、精一杯励ましていた。カズヒロも必死に「アキは俺が守ってみせるから。」と伝えるが、アキは憔悴しきっていた。「アキ…!!つらいと思うし、確かに1人なんかじゃないって思っているんじゃない?でも私たちがいるから!」サユも必死だった。「アキちゃん。明日でも、明後日でもいい。俺たちに会い
るー6 さん作 [328] -
るー6日記 9月21日 〜ポケモンほしい〜
ポケットモンスターの、ブラックとホワイトが発売されました。皆さん買いました?まあ、僕も高校生になったのですが、なぜか自分のクラスで猛烈に流行っています。ポケモン世代の真っ只中に生まれたから、今だにポケモンを買う人が多いみたいです。両方買った人もいます。今、授業中に日記を書いているのですが、みんなDSを出して遊んでますよ。ポケモンを。なぜなら自習だから!夢の言葉、自習?勉強している人もいますが、ほ
るー6 さん作 [508] -
るー6日記 9月19日 〜ゾッとする話 2〜
次は、なぜか家の中を徘徊できるようになっていました。夢なのか…。暗い家の中を、僕は誰かに導かれるようにして彷徨いました。物置部屋…。脱衣所…。リビング…。など、様々な場所を見ました。その時、気配を感じました。その気配に、吸い込まれるようにして台所に近づいた所、黒い影が、玄関の方へと逃げていきました。『…誰?』僕は、夢なのか現実なのか分からないまま、玄関に向かいました。すると、黒い影が僕に襲い掛か
るー6 さん作 [442] -
るー6日記 9月18日 〜ゾッとする話〜
今回は、涼しくなってきた日々を更に涼しくさせようと、今から、るー6自身が体験したゾッとする恐怖郵便をお話しよう。はい!るー6さん!(某バラエティー番組)これは、中学を卒業して、高校入学までの春休みに起こった出来事です…。自分は、とある家庭の事情で名字を高校から変えることに決めました。これから、違う名字で頑張ろう…。そう思いました。その夜、いつものように僕は寝ていました。すると、急に体が動かなくな
るー6 さん作 [411] -
がんばったで賞 58 〜私を1人にしないで…?感動の場面。作者おすすめ〜
あれからどのくらい経っただろう。アキは気づけば手術室の前にいた。祈る。ただそれしかできない。私を1人にしないで…私を1人にしないで…と何回も何回も繰り返した。そこに、カズヒロ達が来た。「アキ。」アキはカズヒロ達の気配に気づいた。『みんな…。』「お母さんは?」『まだ手術中…。』手話もたどたどしい。「カズヒロくん。今は1人にしてあげた方が。アキ相当憔悴してる。」「あぁ、だな。」サユの勧めで、カズヒロ
るー6 さん作 [364] -
がんばったで賞 57 〜死なないで、お母さん〜
『お母さん!』119番…119番と電話を取ったものの、耳が聞こえないから意味がない。アキはカズヒロにメールをして、救急車を呼ぶよう伝えた。放課後、集まっていた所にメールが来た。「アキのお母さんが倒れたって。」「えっ?」サユ、ヒロ、ユウタ。全員驚く。「俺救急車呼ぶように頼まれたから呼んでくる。」カズヒロは119番に電話するため席を離れた。サユは酷く悲しんでいた。「…サユちゃん。そんな悲しむなって…
るー6 さん作 [313]