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るーROOMさんの投稿された作品が482件見つかりました。

 
  • がんばったで賞 34 〜アキの不安〜

    カズヒロが出ていった後、アキが目を覚ました。『えっ…ここは?』「あっ、アキさん。目を覚ましましたよ。」看護婦が医師に言った。すぐにここは病院だと察知したアキは、カズヒロを探した。『カズヒロ…どこ行ったの?』心の中で手話をしたアキ。すると、優しい医師、富田先生がアキに手話で話し掛けてきた。「僕も、手話できますよ。アキさん。初めまして。私は医者の富田と言います。主に耳の病気について治す事をしています
    るー6 さん作 [307]
  • がんばったで賞 33 〜検査入院するんですか〜

    病院の診察室。「すいません。アキが…。」カズヒロは、アキをベッドに寝かした。すると、看護婦から意外な一言を盗み聞きした。「耳周辺が酷く怪我してる…。」カズヒロはそれを聞いて、恐る恐るアキの耳を見た。おんぶしていたので気づかなかったが、耳の辺りが痣だらけになっていた。「アキ…耳が聞こえないんです。だからクラスメイトに…耳中心にいじめられたのだと…。」「えっ…何でここまで放っておくのよ。すぐ医者に来
    るー6 さん作 [417]
  • がんばったで賞 32 〜私もカズヒロが好き〜

    「もしもしヒロ?」『…どうした?』「警察に電話したよね?」『う…うん。』「分かった。じゃあ。」サユは強引に電話を切った。サユには、ある策があった。…公園に戻ったサユは、もう隠れなかった。カズヒロはアキを抱きしめ、必死に守っている所だった。2人は殴られ、蹴られで傷だらけだった。サユは、大声をあげた。「私、警察呼んだけど!」「えっ…ヤベェ、逃げろ!」アズサ達は駅の方へ逃げ出した。その隙にサユは、再び
    るー6 さん作 [379]
  • がんばったで賞 31 〜俺の女に手を出すな〜

    カズヒロはまず、隠れているサユに合流しようとした。『カズヒロくん!こっち!』サユは声を出すと見つかる位置にいたので、手話で伝えた。カズヒロは、サユと合流した。『声出すと見つかるから、手話で伝えた』『分かった。サユはここで待ってて。攻撃されると危ないから。』『うん。じゃあ私、警察呼んどいたほうが良いかな?』『いや、ヒロが呼んでいるから。俺行くね。』カズヒロは、アキのもとへと走っていった。「おい!」
    るー6 さん作 [368]
  • がんばったで賞 30 〜サユからメール〜

    ヒロとカズヒロ、あわせてヒロヒロは、駅前のラーメン屋で食事をしていた。「おい、元気出せって。何があったんだよ。」「俺のしたことは、間違ってるのかな…。」「…何だよ急に。」ヒロは心配した。カズヒロが若干震えていたからだ。「アキをろう学校に入学させないためには、ヒロも協力してるだろ?仲間なんだし。」「…うん。」「でも、俺はやり過ぎてしまった。」「何?先生を殴ったとか?」カズヒロは首を横に振った。「違
    るー6 さん作 [354]
  • がんばったで賞 29 〜会いたくない人に…〜

    「俺のせいで、あんたは、ろう学校に行かせることにしたのか?」「…何よ急に。」カズヒロは、入学手続きの紙をビリビリに破いた。柴山先生にすぐ止められたが、もう遅かった。「カズヒロくんやめなさい!」「俺は、絶対にアキをろう学校に行かせないからな!」カズヒロは、入学案内パンフレットを握り潰して去っていった。「…すいません。普段あんな子じゃないんですが…。」「…ハァー」アキの母は、深い溜め息をついた。カズ
    るー6 さん作 [378]
  • がんばったで賞 28 〜嫌な予感〜

    その頃カズヒロは、部屋の鍵を借りに、職員室へ向かっていた。アキのろう学校入学…。考えれば考えるほど、カズヒロに笑顔が消える。階段を上がっていたカズヒロ。…このまま終わってしまうのか。アキは…遠い所へ行ってしまうのか…。そう思いつつ、カズヒロは職員室へ向かった。その時、カズヒロは聞いてしまった。「2の3から声が聞こえる…。」しばらく立ち尽くしていると、偶然ユウタに会った。「おい、カズヒロどうした。
    るー6 さん作 [323]
  • がんばったで賞 27 〜やっと好きって言えた〜

    「うそ…。」『ウソじゃないの。また、柴山先生に、ここはろうの人が通う学校じゃないって…。』「そんな…許せない。」サユは席を立って、学校へ向かおうとした。『ちょっと待ってよ。ちゃんと聞いて。』「…ごめん、つい。」サユは再び席に戻った。『私、死のうと思ったの。歩道橋から飛び降りてね。でも、それを助けてくれた…。』「その人は…カズヒロくん?」アキは意味ありそうに頷いた。『全部話したの。カズヒロに。いじ
    るー6 さん作 [337]
  • がんばったで賞 26 〜伝えたい〜

    翌日、アキのお母さんから言われたことは、気にしないでおこう。カズヒロはそう誓った。いや、本当は気にしているんだけど。「おはようアキ。」『おはよう。』アキはかわいいな…。『どうしたの?』「いや、何でもねぇよ。」カズヒロは、見とれてしまう自分を反省した。「あ、いじめのこと、俺に言って。たとえ女子でも許さん?」『ありがとう。』アキは、カズヒロに抱きついた。「おい!ここ学校…。」すると、サユがやってきた
    るー6 さん作 [298]
  • がんばったで賞スペシャル〜幻の22話。特別編〜

    「アキの耳が聞こえるように、なりますように。」カズヒロは、手話で星空に祈った。祈っているカズヒロ。アキも嬉しくて、願いを星空に託した。『カズヒロと、一緒にいられますように。』「アハハ。俺たち、バカだな。」『バカ…だね。』この願いが、叶ったらいいな…。バカかもしれない。でも、いいんだ。幸せになれれば。実はね、さっきカズヒロが言った言葉、全部伝わったよ…。手話で、一生懸命話すカズヒロを、私は見てまし
    るー6 さん作 [321]
 
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