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るーROOMさんの投稿された作品が482件見つかりました。
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がんばったで賞 22 〜22は、とばして、読んでください〜
ごめんなさい。22話抜けてました。あとで、番外編「幻の22話」を書くためです。飛ばしてください。以上、るー6でした。
るー6 さん作 [334] -
がんばったで賞 25 〜遊びで付き合ってない〜
…近くの公園。「アキ、耳が聞こえないのは、知ってるよね?」カズヒロは頷いた。「アキが…ろう学校入学を先生に勧められてることは知ってる?」「はい。知ってます。」「あの…申し訳ないけど、あなたには失望したわ。」「えっ…。」「私、考えが変わった。アキを、ろう学校へ入学させるわ。」カズヒロの顔が青ざめていく。お母さんまでに反対されたら、ろう学校の問題は一気に進展してしまう。「あなたは、遊びでアキと付き合
るー6 さん作 [332] -
がんばったで賞 24 〜会わないで下さい〜
「何してるの。アキ。」アキは後ずさりした。カズヒロも後ろを振り返った。『お母さん…?』「えっ…お母さん?」カズヒロは急にかしこまって、挨拶した。「こんなにお母さんを心配させといて…サユちゃんにもあんな心配させるようなメールしといて…アキは何してるの?」『…。』アキは黙っていた。その態度に耐えきれなかったお母さんは、アキにビンタした。「どれだけ心配したと思ってるのよ!やっと見つけたと思ったら、キス
るー6 さん作 [314] -
がんばったで賞 23 〜迫る影〜
「ねぇアキ。風が強くなってきたな。」『…うん。風の音って、どんな音?』カズヒロはアキをそっと座らせ、ノートを取り出し、『ビュービュー』と書いた。「これが、強い風。」『じゃ、弱い風は?』「そよそよ。ほら、そよ風とか言うじゃん。」何気ないやりとり。『あの木は、どうやって揺れてるの?』アキは、街路樹を指差した。「ザワザワって揺れてる。ザワザワ、ザワザワ。」カズヒロは、少しおどけてみせた。『ザワザワ?』
るー6 さん作 [338] -
がんばったで賞 21 〜あなたが好き…2、作者おすすめ純愛シーン。ぜひ20、21話を読んで下さい〜
『耳が聞こえないくせに、調子乗ってんじゃねぇって。』カズヒロは言葉を失った。『その言葉を、ノートにまで書かれたの。』カズヒロが私を抱きしめる力が、だんだん強くなっていく。『そして何回も見せられた…。』「ごめん。俺、気づけなくて。」アキは首を横に振った。『いいの。謝らないで…。』カズヒロの涙が、私の頭に落ちた。私が顔をあげると、大泣きしているカズヒロがいた。『もっと…あるんだけど、聞いてくれる?』
るー6 さん作 [404] -
がんばったで賞 20 〜あなたが好き…1、作者おすすめの純愛シーン〜
歩道橋の手すりから離れ始めた手を、カズヒロは間一髪掴んだ。「アキ?今助ける?」アキは、歩道橋に宙ぶらりん状態だった。もし、あとちょっとカズヒロが遅かったら、アキは死んでいただろう。何とか、歩道橋の中へ引きずり込んだカズヒロは、汗だくの顔で、「良かった…。無事で。」『…カズヒロ…。』「何で、自殺しようとしたの?」アキは黙り込む。「何で、かけがえのない命を、捨てようとしたの?」アキの目に、涙が貯まっ
るー6 さん作 [368] -
がんばったで賞 19 〜死んじゃうかもしれない〜
『耳が聞こえねーくせに、調子乗りやがって…ムカつくんだよ!』『ここは、ろうの人が通う学校じゃないの!』…泣かないと…強い私が、勝手に決めつけてた。だけど、もう悔しくて…。カズヒロ…今までありがとう。アキは、機械のように、表情ひとつ変えないで、物思いにふけっていた。「カズヒロくん!」一方サユはパニックに陥っていた。急いで電話した。『何?』「アキが…アキが死んじゃうかも知れない…。」『え?』カズヒロ
るー6 さん作 [356] -
がんばったで賞 18 〜ひどい言葉〜
…職員室。応接コーナーに呼ばれたアキ。「やっぱり先生ね…ろう学校に行ったほうがいいと思うの。」柴山先生は、またあの入学案内を見せてきた。『だから先生言いましたよね?私はここには行きません!』すると先生の目つきが変わった。「…ちょっと…別の場所で話しましょ。」…社会科室。なぜ、アキをここに移動させたのか。先生の真意が今分かる。「アズサさんに、いじめられてたでしょ?」『…悪い意味では、まあ…。』アキ
るー6 さん作 [347] -
がんばったで賞 17 〜うるむアキの目〜
これ…罠だったんだ…。アキは、逃げようとした。しかし、長い髪を掴まれた。「こっち来ようか。」体育館の裏。アキはまず、突き飛ばされた。「耳が聞こえねーくせに調子乗りやがって…ムカつくんだよ!」アズサの目は血走っていた。すると、1人の女子が、ノートを取り出し「ねぇこの言葉、ノートに書いてあげようよ。」「いいねぇ〜。」アズサは、さっき言った言葉をノートに書いて、アキに見せつけた。『耳が聞こえねーくせに
るー6 さん作 [353] -
がんばったで賞 16 〜いじめが、始まる〜
「おい遅いぞ。2人とも。」ユウタがせかした。「ハァー、ハァー、なんとか間に合って良かった〜。」『良かった…。』するとサユが、「なになに〜?2人、手なんか繋いじゃってさ。」カズヒロは顔を赤らめた。「…ひゅーひゅー。」アキは、照れ臭そうにカズヒロの手を離した。その光景を、憎そうなまなざしで見る女子4人。4人のうちの、リーダーといってもいいのか、アズサは、「調子乗ってんじゃねーよ…。」…いじめが、始ま
るー6 さん作 [452]