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るーROOMさんの投稿された作品が482件見つかりました。
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がんばったで賞 149 〜見たくなかった…〜
誰もいなくなった多目的ホール。そこにはサユの笑い声がずっと響いていた。しかし、数分経つと、笑い声が、泣いているように変わった。「どうして…。」その言葉を、サユは繰り返していた。許さない…。サユは、完全な悪魔になっていた。保健室。「失礼します。」カズヒロはアキをベッドに寝かせた。「ここ、いいですか。」この言葉を後に言うほど、カズヒロは焦っていた。アキがこんな目にあうなんて…。目も開けない。その次には
るー6さん作 [387] -
がんばったで賞 148 〜変わり果てたアキ、悪魔のようなサユ〜
「今…どこにいるか分かるか?」「すいません。そこまでは…。」「分かった。手当たり次第探すしかねぇな…。サンキュー!」カズヒロは校舎の中を隈無く探すことにした。『助けるのはこれが最後』なんて言ってしまったから、アキは俺にこのことを言えなかったのか…。悔やんでも、悔やみきれない。教室…。図書室…。視聴覚室…。物理室…。色々探したが、いない。校舎を一通り見たカズヒロは、次に『多目的棟』という少し離れた所
るー6さん作 [348] -
がんばったで賞 147 〜ヒロの複雑な気持ち〜
「助けに行くのなら行けよ!今だって、いじめられてるかもしれねぇんだぞ!」「お…おぅ。」カズヒロは、アキのもとへ走った。ヒロは、その場に崩れるように泣いた。ひょっとして、自分もアキの事が好きなのかもしれない。でも、カズヒロがいるから、抑えてたのかもしれない。だから、涙が溢れるのではないか。するとユウタが探しに来た。「おい、サッカー…。」泣いているヒロを見て、ユウタの口の動きが止まった。「どうした?」
るー6さん作 [352] -
がんばったで賞 146 〜ヒロの激変、カズヒロと衝突〜
「あぁ。」カズヒロはヒロに呼ばれ、めずらしげに返事をした。ヒロが呼び出すとは…。「あのさ…。カズヒロは、アキちゃんのことどこまで分かってる?」「はぁ?急に何言ってるの?」「アキちゃんは、…サユちゃんにいじめられてるんだよ。バレーの練習行きたくないとか言ってて…。」「サユに?」「サユちゃんは、カズヒロの事が好きだから、アキちゃんのこと恨むようになったんだと思う…それで。」するとカズヒロはヒロの胸ぐら
るー6さん作 [337] -
がんばったで賞 145 〜ヒロの嘆き〜
白愛高校。2年生クラスマッチのため、前日は午前中授業、午後は練習だ。皆熱が入っている。まさに青春の1ページだ。午後の練習の準備をしているアキは、ヒロに話し掛けられた。「無理しなくていいんじゃないかな。」無理しなくていい…。そうだよね…。私なんて…。アキは、着替える予定のジャージを強く握りしめた。「まぁ、アキちゃんが悲しむ姿、自分も見たくないからさ。」『ありがとう…。』アキはそう言って、着替えのため
るー6さん作 [360] -
ファンタジー時代 16 〜こいつ、忘れるなよ(笑)〜
「やだ」とゼガは速答した。「えええ〜。」ウ○コの神様は、ゼガの予想以上に落ち込んでしまった。「ちょっと…ウ○コはちょっと、ビジュアル的にも、この先の展開にも、社会的にも、色々ダメなんで…。すいません。行こうぜスヨン。」「ちょっとねー、行きましょう。」ファンタジーでは有り得ない、まさかの受け入れ拒否。ファンタジー時代しか出来ないね!パオルは、いつまでも泣いていた。「次こそはきっとおお!仲間になってや
るー6さん作 [361] -
るー6日記 9月1日 〜いろいろ雑談〜
久しぶりかな?日記を書くのは。るー6です。現在、茨城の鉄道、常総線が空前の満員。やはり田舎でもラッシュは存在するのか…と途方に暮れつつ…さて、台風心配ですね。関東の人は「あっ、西行ってくれた」と思いますが、西日本に甚大な被害が出ることが予想されるので、気をつけて欲しいです。まだまだ学生の自分にとっては、台風の影響で電車ストップ、その流れで通勤困難な生徒続出、学校休みが有り得るので、台風関東直撃を祈
るー6さん作 [417] -
がんばったで賞 144 〜何も知らないカズヒロと、苦しみ続けるアキ〜
数日後、いつものようにカズヒロと一緒に歩く。アキは、迷惑を掛けないように、カズヒロの前では明るく振る舞った。『ねぇ、サッカーの練習はどう?』「バッチリだな!調子もいいし。」するとカズヒロは、「そっちはどうだ?」と聞いてきた。『皆気合い入りまくり!私も気合い十分!』ひとつも、暗い顔を見せなかった。「おぅ、そうか!」カズヒロが笑ってくれればいいんだ。アキの心が少し軽くなった。しばらく歩くと、カズヒロが
るー6さん作 [368] -
がんばったで賞 143 〜ヒロ、激怒〜
「で、どうしたの?」『私…サユに裏切られたの。』「えっ…サユちゃんに?」驚くのも無理はない。アキとサユは小さい頃からずっと仲が良かったのだから。『理由は…カズヒロが好き。その気持ちがまだあるから、アキとは仲良くできないって。』「酷いなぁ…サユちゃん。普通、アキちゃん本人に言わないよね…。」『うん…。あと、バレーの練習の時も、サユが手話で、キャプテンが話してる事を伝えてくれないから、私、指示どおりに
るー6さん作 [355] -
がんばったで賞 142 〜追い詰められていくアキ…助けを求めたのは〜
「俺もごめん…サユが急に…。」『…謝らないで。サユが悪いんだから。』そうして、アキは去っていった。そこにユウタも駆け付ける。「…アキ!!」ユウタは追いかけようてしたが、カズヒロに止められた。「…何してんだよ、アキちゃんが…。」「一人にさせとけよ。かわいそうだろ…。」アキは、サユの裏切り、ユウタの告白、この2つの事がきっかけで、徐々に追い詰められていった。『助けるのはこれが最後』カズヒロの言葉も、ア
るー6さん作 [385]