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いっとさんの投稿された作品が174件見つかりました。

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  • クリスタルクラッシュ11―14

    「留まらせる?」「クリスタルクラッシュが自分たち以外にも国内にいると知ったら、軽々しく遠征はできないでしょう?」メディナはニヤリと笑った。「あ、なるほど!」ダリルは大きく頷いた。「それをやれば遠征は回避できると思いますが、その後はどうするんですか?」ザックは怪訝そうな表情で、メディナを見た。「一人づつ潰していくしかないわね」「一人づつ?」「奴らの側にいるクリスタルクラッシュよ。彼らを潰していかない
    いっとさん作 [774]
  • クリスタルクラッシュ11―?

    「奴らはどうだった?」ダリルは席に座ったエナンに砦にいる騎士団の様子を尋ねた。「隙がなかった。恐らくザックさんの力をもってしても上手くはいかないだろう」エナンは無念そうな表情で首を横に振った。「手詰まりね…」リリアは一つ大きく息を吐いて、頭を掻いた。「なら強行するしかないわね」メディナは目を鋭く光らせると、「ザック、大きなエネルギー波は出せるようになった?」と、尋ねた。「はい」「なら、それを奴ら
    いっと さん作 [750]
  • クリスタルクラッシュ11―?

    「ありがとうございます」セルビスはサインされた紙を受け取って、頭を下げた。「母親か…俺のおふくろは俺が小さい頃に病気で死んでしまったからなあ…」ガリードは遠くを見るような目をしながら、呟いた。「あ…すいません、何か、思い出させてしまったみたいで…」「構わんよ。もう三十年も前の話しだ」「三十年…まだ帝国との戦いが続いていた時ですか?」セルビスは小さく首を傾げた。「どうだったかな…」ガリードは肩を揺
    いっと さん作 [735]
  • クリスタルクラッシュ11―?

    「明らかに自殺行為だがな」リカルドは苦笑して、言った。「どういう連中なんだ?」「わからん。ただ、宰相府とパイプがある奴らである事は確実だ」「ふむ…」エナンは小さく唸った。「まあ、戦争がそいつらによって回避されるのならありがたいんだがな」リカルドは懐から二つ折りにした紙を取り出すと、エナンに手渡した。「これは?」「軍隊の内訳と陣形が書いてある。やるよ」「いいのか?」「お前は宰相府にいる俺より捕まる
    いっと さん作 [774]
  • クリスタルクラッシュ11―?

    その頃、エナンは密かに兵士たちが集まっている砦の様子を遠くにある林の中から覗き見ていた。―どこかに隙は無いか?そう思って来てみたが、その考えは見事に打ち砕かれた。整然と並んだ騎士部隊は十以上あり、総勢千人以上がそこにひしめいていたのだ。―これでは駄目だ。エナンはがっくりと肩を落とした。「何をやっているんだ?」「!」突然後ろから肩を叩かれて、彼は飛び上がらんばかりに驚いた。「しっ、俺だ、リカルドだ
    いっと さん作 [807]
  • クリスタルクラッシュ11―?

    リリアの言葉にザックは首を傾げた。「と、なると…予想される事はただ一つね」メディナは目を鋭く光らせて、「…殺された」と、呟いた。「…」リリア、ザック、ミーナ、ダリルは沈痛な面もちで口をつぐんだ。「そういえば、ミーナはレム様を見た事があると言ったわね?」メディナは何かを思いついたかのように顔を上げると、ミーナに尋ねた。「え…はい」彼女は小さく頷いた。「記憶に残っているという事は、レム様のやった何か
    いっと さん作 [757]
  • クリスタルクラッシュ11―?

    「わかりました」ザックは緊張したような表情になって、小さく頷いた。「それはいいとして、だ」ダリルは咳払いをすると、「どうやってエミルちゃんを手懐けたんだ?わからないままだと気になって夜も眠れないぜ!」と、真剣な表情で尋ねた。「手懐けた?」メディナは首を傾げた。「こいつ、エミルちゃんから『お兄ちゃん』って呼ばれてたんですよ。それに妙に親しかったし」「…ザック、あなた…」「ち、違いますよ!単にあの子
    いっと さん作 [743]
  • クリスタルクラッシュ11―?

    ダリルは頭を掻きながら、言った。「隣国って…どこに攻め込むつもりなんだ?」「ゼダスね。ログ砦周辺に部隊を展開しているみたいだから」「ゼダス…確か一番の友好国じゃ…」ザックは首を傾げた。「だからよ。部隊を展開しても攻め込まれるとは思っていない。彼らはゼダスをそうみているんじゃないかしら」「あ、なるほど!」リリアの説明に、彼は大きく頷いた。「汚い野郎だ」ダリルは吐き捨てるように言って、唇を噛んだ。「
    いっと さん作 [556]
  • クリスタルクラッシュ11―?

    「そうか…」スレイは残念そうな表情を浮かべた。「研究の成果を伝える事ができたからな。わしはこれで満足しておるよ」グレアムは椅子からゆっくりと立ち上がると、本棚から一冊の本を取り出した。「これにはクリスタルクラッシュの男から聞いた事の全てが書かれておる。持っていくがよい」「もらっていいのか?」スレイは驚いて、彼を見た。「よい。わしももう老いた。次はお前さんが更なる高みを目指して研究してくれ」グレア
    いっと さん作 [529]
  • クリスタルクラッシュ11―?

    「お前、いつからそんなうらやましい名称で呼ばれるようになったんだ!?」「うらやましいって何だよ」「わかってない!お前はわかっていないぞ!お兄ちゃんと呼ばれる事がどれだけ高尚な事か!」彼は熱を込めてそう叫んだ。ザックは呆れたような表情でダリルを見ると、「エミルちゃん、こういう人にはあんまり近づいちゃダメだよ」と、エミルに言った。「?」エミルは小さく首を傾げた。「とりあえず基礎は全て教えた。後は自分
    いっと さん作 [517]
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