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いっとさんの投稿された作品が174件見つかりました。

 
  • クリスタルクラッシュ9―?

    「そうか。ならば行く価値はあるな」スレイは大きく頷きながら、マーチンを見た。「マーチン、ボロスと共にグレアム博士の所へ行ってくれ」「かしこまりました」マーチンは恭しく頭を下げた。「そうか!大成功だったか!」エリックは嬉しそうな顔で、何度も頷いた。「盗まれた物を持っていた敵は彼らの力を見て尻尾を巻いて逃げ出したそうです」アギールはニヤリと笑って、意気揚々と説明した。「よしよし、力を見せつければ当分
    いっと さん作 [400]
  • クリスタルクラッシュ9―?

    「知っているのか?」「かつてこの国が連合軍の一員として戦っていた時、クリスタルクラッシュ撃破の為登用されていた学者です。戦争が終わった後しばらく研究所にいたのですが、五年前に行方をくらましたと…」「それは違う」ボロスは首を横に振った。「グレアム博士は身の危険が迫ってきたのである場所に隠れているのだ」「身の危険?」「詳しい事は教えてくれなかった」「隠れている場所はわかっているのか?」スレイは僅かに
    いっと さん作 [450]
  • クリスタルクラッシュ9―?

    廃墟に集合したスレイ、ボロス、マーチン、ルーン、コッペルはそれぞれ悔しそうな表情を浮かべていた。「くそ…まさかクリスタルクラッシュとは…」スレイはテーブルを叩いた。「あいつら、クリスタルを意のままに操ってやがった。あんな事俺にはできねえ」コッペルは吐き捨てるように言って、肩に巻いた包帯をいじった。彼は廃墟に戻ってくると、クリスタルを全てスレイに渡したのだ。「俺じゃあんな奴ら、相手にできねえよ!」
    いっと さん作 [432]
  • クリスタルクラッシュ8―?

    「そうよ。帝国軍でクリスタルクラッシュの一員として戦っていたけれど、途中で軍を抜けたの」「途中で?」「帝国のやり方に疑問を抱いたから…と言っていたわ。詳しい事は分からないけど」メディナはそう言った後、小さく唸った。「ただ、一つ心配なのはクリスタルクラッシュになるのが男の子だというところなのよね…」「男だと何か問題があるんですか?」「…その人ね、女の子が大好きなの」「はあ!?」五人は再び口をあんぐ
    いっと さん作 [444]
  • クリスタルクラッシュ8―?

    「ところが一つ問題があるのよね」メディナは眉間にしわを寄せて、頭を掻いた。「問題?」「私、クリスタルの扱い方を知らないのよ…」「えー!?」五人は目を大きく見開きながら、口をあんぐりと開けた。「じゃ、どうやってクリスタルクラッシュになるんですか!?」「ここまで話しておいてオチがそれかよ!?」「冗談ですよね!?」「嘘でしょう!?」「嘘じゃないわ。父から剣術は習ったけどクリスタルクラッシュとしての技術
    いっと さん作 [457]
  • クリスタルクラッシュ8―?

    「こいつにクリスタルが扱えるんですか?」ダリルはザックを指差して、尋ねた。「訓練すれば誰でも扱えるようになるわよ」「誰でも…ですか?」「ええ。クリスタルを付けるだけで剣からエネルギー波を放てるようになるからね。後は訓練を積む事で精度が増していくわ」「手軽に扱えるんですね…クリスタルって…」リリアは拍子抜けしたような表情で、呟いた。「ところがそうでもないのよ」メディナは剣を鞘ごと腰から抜いて、一振
    いっと さん作 [456]
  • クリスタルクラッシュ8―?

    「…勘違いしているようだけど…」メディナは小さく息を吐いて、ミーナを見た。「クリスタルを使って人殺しをする訳では無いわ。あくまでも相手からクリスタルを奪う為よ」「…え?」ミーナは涙を拭いて、目を大きく見開いた。「ミーナ、私たちの目的はクリスタルの奪取よ。絶対にそれ以外の目的でクリスタルクラッシュは使わないわ」リリアは優しい瞳でミーナを見つめながら、諭した。「…はい…」ミーナは眉間にしわを寄せて、
    いっと さん作 [418]
  • クリスタルクラッシュ8―?

    「ち、ちょっと待って下さい!クリスタルクラッシュ専用の剣ってどういう事ですか!?剣自身にクリスタルの力が入っているという事なんですか!?」ザックは慌てふためいて剣を手にとると、凝視した。「そうじゃないわ」メディナは首を横に振って、「クリスタルをそこにはめ込むの」と、言いながら、剣首にある何かをはめ込むような形をした部分を指差した。「こ、ここにクリスタルを…?」「そうよ」「…私たちが奪ったクリスタ
    いっと さん作 [468]
  • クリスタルクラッシュ8―?

    メディナは小さく頷いた。「あれがクリスタルクラッシュ…」ミーナはポツリと呟いて、唇を噛んだ。「奴らに対抗する事はできないんですか?」リリアは眉間にしわを寄せながら、メディナに尋ねた。「普通の人間ではまず無理ね」「…そうですか…」「ただ、対策が全く無い訳では無いわ」「え?」ミーナ、ダリル、リリア、ザックは一斉にメディナを見た。「私たちもクリスタルクラッシュを育成するのよ」「!」「…あの剣ですね?メ
    いっと さん作 [429]
  • クリスタルクラッシュ8―?

    ガリードと呼ばれた兵士はコッペルが去って行った森の奥を一瞥して剣を一振りすると、黄色いマントを翻して荷物の元へ戻っていった。ザック、ダリル、リリア、ミーナ、エナンの五人は落胆したような表情を浮かべながら、小屋の扉を開けた。そこには既にメディナが席に座って待っていた。「まさか奴らがクリスタルクラッシュを育成していたとは…」エナンは席に座りながら、大きく息を吐いた。「あのクリスタルクラッシュ、相当訓
    いっと さん作 [429]
 
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