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182 さんの投稿された作品が132件見つかりました。
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テロリストたち ?
「何で殺した?」テロは無事鎮圧できた。だが陸のなんとも言えない怒りはおさまってはいなかった。「まぁ…これからこういう事はたくさんあるし…良い経験になったと思うし…」赤松は事をうやむやにしようとしている。しかしまだ赤松の顔から悲しみの表情は消えていなかった。「俺はそういう事を聞きたいんじゃない」陸はできる限り静かにそう言ったが声が怒りで震えていた。「何で殺した?」陸は赤松の胸ぐらを掴んだ。「待って
ロブ さん作 [433] -
テロリストたち ?
「お前、どこの国の人間だ?」赤松の突然の問いに男はびくついた。「…サファル国…どうせ知らないだろ…日本人は…」(やっぱりな…)それを聞いた赤松の表情はどこか悲しそうだった。「…知らないだろ…そんな国…でもね…でも…ブドウがとてもおいしい国なんだ…ワイン用のブドウもとても評判よくてね…あ…!あと母さんがつくるパンが……」さっきまで震えていた男は楽しそうに国の自慢をし始めた。「そっか、あんた大好きな
ロブ さん作 [501] -
テロリストたち ?
「神様…どうかこの弱く小さな僕にほんの少しだけ……この小さなスイッチを押すためだけ…ただそれだけでいいので…ほんの少しだけ勇気と力をください…」いかにも優しそうなその青年は小さく体を震わせながら爆弾のスイッチを握りしめた。「来たぞ!STOCだ!」野次馬の男が叫んだ。陸達は現場に到着すると急いでタワーの中に入っていった。「何階だ!?」赤松が叫んだ。「25階です!」真琴が赤松の問いに答える。3人は一
ロブ さん作 [485] -
テロリストたち ?
「異質ってさ、指先からビームを出せたり電気を操れるとかそういうことできたりすんの?」陸が珍しく子供っぽいことを言ったのがおかしかったのか赤松は鼻で笑った。「お前テレビの見すぎだよ。まぁそれでも血液の凝固が異常に早かったり皮膚が通常より固かったり、専門家からすれば現実離れし過ぎてる実例ばかりだけどな。異質というより人類の最も進化した形態、新人類だという学者もいる」真琴は陸と赤松の話をつまらなそうに
ロブ さん作 [478] -
テロリストたち ?
《悲しきテロリスト》「お前、明日はここにいちゃダメだぞ」いかにも優しそうな1人の青年が白い子猫を抱き上げる。「明日ね。ここを壊さなきゃいけないんだ」青年は胸に抱いた子猫を優しくなでた。「父さん、母さん。僕は昔から弱虫でいじめられてばっかりだったけど、…でも頑張るよ。」青年は子猫をゆっくりおろすと何かふっきれた様子で、少し足早にその場を去っていった。テロは1人の少女によって無事鎮圧された。だが、陸
ロブ さん作 [730] -
テロリストたち ?
「で赤松さんは3番目ってことですね」「リョウちゃんでいいよリョウちゃんで、まぁそれで陸は4番目ってことだ。予定だけど」もう呼び捨てかよ…「この組織には今のとこ4人の戦闘員がいて内1人は部隊のブレイン的存在でほとんど戦闘には参加しない。正直人手に困ってる」「それで俺をスカウトしたってことね」「そういうこと、でどうする?」「特に気に食わないこともなかったし、別にいいよ」陸は意外にも即答した。「よし!
ロブ さん作 [527] -
テロリストたち ?
「どうだい?彼の様子は」「やはりすごい生命力ですね。完全に破壊されていないとはいえ心臓を撃たれたんですよ」(話し声…誰だ?)「お!目を開けた!」(ん?この声…あのときの男の…)「ぐ…うぅ…」陸はゆっくり体を起こした。「ちょっと!まだ安静にしてなきゃ!」白衣を着た女が慌てて起き上がる陸を止めようとしたが少年はベッドから降りた。「おはよう陸君」変装だったのか元々コンタクトだったのか分からないが男はメ
ロブ さん作 [596] -
テロリストたち ?
いつもより明るい夜の街、ショットガンを持った少年は街で一番大きなツリーがある広場へと向かっていた。「くそ…!早く!早く…!」少年はさらに力強く走った。広場につくと頭のいかれた男が無差別に銃を発砲していた。「死ね!日本人は皆殺しだ!」男は銃口を転んでいる少女に向けた。それに気づいた少女の両親はただ悲鳴をあげるだけだった。少年もそれに気づき走り出した。パン!銃声と同時に少年はかばうように少女に覆い被
ロブ さん作 [530] -
テロリストたち ?
2028年12月25日子供連れの家族、恋人達が幸せそうに街の通りを歩いている。クリスマスツリーやイルミネーションで飾られた街に場違いな少年が1人ギターケースをかかえながら身を震わせている。「蒼井陸(アオイ リク)君だね?そうだろ?仕事しないかい?」メガネをかけた男がギターケースを抱えた少年に話しかけた。「誰?」当然のセリフだ。「君フリーターでしょ?月50万でどお?」「リアルな数字ですね。でも今の
ロブ さん作 [586] -
クジでオッサンを当てた高校生のお話し?
千明の家に到着「本当におっさんだよ…しかも日本式のおっさんじゃん…」勇太はベタベタとおっさんを触っている。「う〜ん、この歳じゃたぶんサッカーより野球派だろうなぁ、『ろなうじーにょ』分かる?『ろなうじーにょ』」結局お前はサッカーか。「たるんでるねぇ〜、腹筋くらいしたほうがいいよ〜、ほら、こうやってさ…」なんでお前が腹筋し始めてんだよ。それからおっさんは1時間以上もいじられた。「なぁ千明、夏休みどっ
182 さん作 [827]