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182 さんの投稿された作品が132件見つかりました。

 
  • ハイブリッドワールド 第23話

    グリッサンド国メシア、噂通りの大きな街で祭りでもやっているような賑やかさだ。「着いたー!」ニコとローはふざけあいながら大きな門をくぐった。立派な門だなぁ、築何年だ?そんな事を考えながらなんだかんだウラも楽しそうだ。その後リアムに連れられウラ達3人はメシアの城に案内された。その城は中世ヨーロッパの城というより現代的な、どこか高層ビルに似た建物だった。「3人をお連れしました王様」リアムに紹介されたの
    182 さん作 [427]
  • ハイブリッドワールド 第22話 《エネミーサイド編》

    「ジル様、スターク達を向かわせました。直に良い報告をお伝えできましょう」「そうか。あの4人なら安心だな。サマエル下がっていいぞ」ヤハウェの若き王ジル・ド・レエ、弱冠18歳で王位に就いた才色兼備の少年。誰よりも平和を望む心優しき王として国民に支持され愛されている。だがその裏で悪い噂も絶えない。兄を殺し王位に就いた弟、狂った思想家。そんな噂を耳にするのも珍しくなかった。「兄さん、もう少しだよ。もう少
    182 さん作 [426]
  • ハイブリッドワールド 第21話

    「私はリアム、お会いできて光栄ですウラ様」「あ…どうも、あの…様づけじゃなくていいですよ。」元の世界ではエリート部隊とは言え下っ端だった。はっきり言って『様』付けされるようなガラじゃない。世界は違えどリアムのほうが立場は上だ。そんなやり取りをしている時だった。この場に2つの部隊が駆けつけたのだがリアムとは別の部隊が別行動をし始めた。「今日の仕事は終わりだ。さっさと帰って酒でも飲みいくぞ!」その部
    182 さん作 [407]
  • ハイブリッドワールド 第20話

    男は四つん這いの体勢から勢いよく突っ込んできた。ウラはそれに怯むことなく銃口を向け光を放つ。光速のエネルギーの塊が一直線に男に遅いかかる。光のスピードとほぼ同じ速さ。避けるのはもちろん、直撃さえも免れない。直撃さえも…光を放った瞬間まではそう思っていた。だが樽の男は引き金を引くのとほぼ同時にガードを固めた。光の弾は腕で弾け男は吹っ飛ばされた。「…ただの銃ではない。異世界の人間、お前が救世主か?」
    182 さん作 [403]
  • ハイブリッドワールド 第19話

    盗賊に襲われた日から更に3日、ようやく街が見える所までたどり着いた。グリッサンド国メシア、この世界で最大の国であり最大の街。多種族が共生する数少ない国だ。「ニコぉ、あそこにお姉ちゃんいるの?」ローはメシアの街を指差した。「いるよ、もうすぐ会えるからね〜」それを聞いたローは嬉しそうにはしゃいだ。「え?あの街に姉ちゃんいるの?」「言ってなかったっけ?あたしと同い年なんだよ」驚きはしたもののあてもなく
    182 さん作 [411]
  • ハイブリッドワールド 第18話 《フリッツ編》

    フリッツはドラゴンに対して反撃を試みた。だが、もう遅すぎた。街のいたるところから火の手が上がり数多のドラゴンが空を舞っている。パイロットとして、軍人として、罪無き者を命をかけて守るべきだったのかもしれない。しかし、今この戦闘機に乗っているのは自分1人ではない。ベルは涙を流しながら燃える街をただ呆然と見つめていた。来たばかりの世界で行く宛もない。ベルの心情を考えれば話しかけるのは気が引けた、それで
    182 さん作 [401]
  • ハイブリッドワールド 第17話

    「大丈夫ですか救世主様?」ウラは痛みも忘れてただ呆然と突っ立ったままだ。サンタクルスから聞いていたがユニコーンの足は全種族中ずば抜けた脚力を持つらしい…だが、まさか自分の身の丈の倍近い男をたった一撃で倒すほどとは思ってもいなかった。「ん?あぁ全然大丈夫…うん」「…救世主様?何か拗ねてませんか?」最後の最後で良い所を持っていかれたのだ。拗ねるのも分からないでもない。「あのさ…もっと早く出てきてくん
    182 さん作 [438]
  • ハイブリッドワールド 第16話

    街を出て3日、そろそろ目的地に着くころだが…3歳児を連れていてはなかなかスムーズに先へ進めない。しかし、予定より遅れているものの目的地まではもう少しという所まで来ている。そんな時に事件が起こった。険しい山道を歩き回りやっとのことで整備された道に出たときだった。突然、いかにも盗賊っぽいなりをした男達が道のど真ん中に現れた。「おう!そこのお前。金目の物と女とガキ、渡してもらおうか。」そう言うと男達は
    182 さん作 [424]
  • お題は? ?

    「では、気を取り直していきましょう」木坂は何事もなかったかのように司会を務めている。一方松沢とジミロウはというとハァハァと息荒く疲れきっている。「よっしゃ!んじゃ次は俺な」元気よく手を上げたのは太一。というより放課後会は4人しかいない。ダウン中の2人と司会、必然的に残った太一が何か案を出すしかなかった。「これはみんな一度はやったことあると思うけど…」どこか自信有りの溜めと態度だ。「…ギリギリいす
    182 さん作 [578]
  • お題は? ?

    「はい、じゃあ今日のお題は『懐かしい遊び』です。小学校限定とさせていただきます」司会は自称会長の元放送部、木坂洋一。「小学校か…限定し過ぎじゃね?」元サッカー部の門脇太一は頬杖をつきどうでもいいお題について真剣に考え始めた。……………「はい、僕良いですか?」そう言って遠慮がちに手を上げたのは帰宅部の山田次郎、通称『ジミロウ』。木坂がどうぞと言うとこれまた遠慮がちに立ち上がる。「え〜、僕が小学校の
    182 さん作 [633]
 
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