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182 さんの投稿された作品が132件見つかりました。
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人類は二度シヌ ?
人類は二度死ぬ。一度目は人間が所々地球を壊したから。最後に人類最大最悪の兵器『核』により地球の三分の一は不毛の地と化した。それでも地球は人間ごときに破壊されるほど弱くはない。地球を壊す生物がいなくなった後驚異的回復力によりわずか二千年たらずで草木が生い茂り生き残った動物が地を蹴り大地を走っていた。二度目の死、それはエデンと呼ばれる人類の種の保存、生き残りをかけたプロジェクトにより冷凍保存されたア
182 さん作 [659] -
くろ黒クロ ?
「くそ!あのオヤジ…!俺の腹に穴開けやがって」人食い男は腹部の痛みに耐えながらなんとか町外れにある薄暗いトンネルまで逃げてきた。男は息を整えようとコンクリートの壁に寄りかかる。コツコツコツコツ(足音?もう追いついたのか?)人食い男は薄暗いトンネルの奥を凝視した。コツコツ…………コツコツ…………?コツコツ…………!!!人食い男の顔が青ざめる。「ギリギリ捕まってなかったようだな…」人食い男はナイフを
ロブ さん作 [399] -
くろ黒クロ ?
「ちょっといいですかねぇ」朝倉はずかずかと男に近づいていく。男は優から手を離すと立ち上がった。「こら、優ちゃん知らない男についていっちゃあダメだぞ」朝倉はキャラとは違う雰囲気で優に話しかけた。「ん〜ん知ってるよ。焼き肉屋のバイト君」優はそう言って朝倉を見上げる。「ほー…焼き肉屋の…バイト君ねぇ…」朝倉は男の顔をまじまじと観察し始めた。動揺を隠せない男に追い討ちをかけるように優は男に問いかけた。「
ロブ さん作 [338] -
くろ黒クロ ?
「ねぇどこまで行くの?ネコさんは?」2人は事務所の近くの河川敷まで来ていた。太陽は沈みかけ空半分は群青色に、もう半分はオレンジ色に染まっている。「もうすぐ。そこの橋の下にいるよ」男は優の手を引き転びそうになりながら土手をおりた。まだ春の始めで顔に冷たい風を感じる。橋を支える柱の裏まで来ると優は男の袖を引っ張った。「ねぇ、いないよ。逃げちゃったのかな?」男はわざとらしく困った顔をした。「う〜ん、そ
ロブ さん作 [355] -
くろ黒クロ ?
「ウサギさん名前なんて言うの?」優は白くてふわふわした生き物を抱きかかえた。「ニャー」「ニャー?ニャーは…ネコ?ウサギはネコ?」「ニャー」「そっかぁネコさんなんだ。ネコは可愛いね」優はやわらかな笑みを浮かべると子猫を優しく撫でた。後ろから近づいてくる人影、影は優と子猫を覆うと優しく話しかけてきた。「君も…すごく可愛いよ」優は子猫を抱いたまま振り返った。「あ、焼き肉屋のバイト君だ」男はニヤリと笑う
ロブ さん作 [362] -
くろ黒クロ ?
京介は優が来た日の事、記憶喪失の事を話した。朝倉は記憶喪失の事を聞くと驚いていたが少し考えると引き続き優を預かるようにと言ってきた。「じゃあ、記憶が戻ったら連絡頼むわ。事件のほうも引き続き頼む。」そう言うと朝倉達は腰を上げた。「朝倉さん、さっき言ってた事件の犯人…目星ついてるって言ってましたけどそれってもしかして…」京介はどうしても確かめたかった。そして『あいつ』でない事を心の中で強く願った。「
ロブ さん作 [342] -
くろ黒クロ ?
「お兄ちゃん!ウサギさんだよ!」そう言って少女は緑色の金網に指をつっこみ目を輝かせる。そんな妹を優しい目で見つめている兄、「おいで」と言って妹の手をとった。とても愛おしい…家族は妹だけ、人なつっこくて誰にでも優しい。でもときどき僕が狂ったように怒りだすと君はおびえて涙を流していた。僕は施設の人にときどき病院につれていかれた。薬も飲まされた。精神的にどこかおかしい、それは自分でも分かっていた。5年
ロブ さん作 [376] -
くろ黒クロ ?
「事務所?何の事務所ですか?」深野は外れかけた看板を見上げる。「何だったっけ、探偵?いや、何でも屋か?忘れた」朝倉は適当に答えるとずかずかと事務所に入っていった。「おーい、ガキども元気にしてたか?」いきなり入ってきた2人組に事務所の中にいた2人は妙に慌てていた。「…朝倉さん…!?何しに来たんすか!?」いつもクールな京介の反応はどこか違和感があった。「朝倉さん俺はやめろって言ったのに京介がやれって
ロブ さん作 [361] -
くろ黒クロ ?
京介達がいつも行く焼き肉屋は個人経営で店もそんなに広くないということもあり焼き肉屋の親父さんとは顔見知り、そのため京介達はこの店の変化には人一倍敏感だ。この日も一つ変化があった。どうやら京介達と同い年くらいのバイト君が1人入ってきたらしい。「バイト君年いくつ?」馴れ馴れしい宗太は躊躇することなくバイト君に絡んだ。「え…?僕は16ですけど」さすがに見ず知らずの他人に話かけられたら驚くようだ。「マジ
ロブ さん作 [357] -
くろ黒クロ ?
朝一番に病院に行ったが結局京介の予想通り優は記憶喪失だった。医者からは治すための治療や薬は無いためしばらく様子を見るように、とだけ言われた。「なぁ宗太、どうするこいつ?家も分かんねぇしどうしようもないよな?」相変わらず京介の話を聞かない宗太は記憶喪失少女の観察に夢中だ。一方優は初めて見る街に興味津々でキョロキョロとしている。「京介〜腹へったぁ、肉食いたい。焼き肉」「昼間っから焼き肉はきついって」
ロブ さん作 [361]