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182 さんの投稿された作品が132件見つかりました。
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くろ黒クロ ?
宗太は倒れた少女を抱きかかえソファーに寝かすと少女の着ているびしょ濡れの服を脱がそうとした。「…おい…!お前何やってんの!?」宗太のその行為を見て京介が慌てて止めに入った。「え?いや、風邪ひくかなって思って」当然のように話す宗太を見て京介はあきれかえる。「普通脱がすか!?いくらガキでも一応女だろ」宗太は何を言っているんだと言わんばかりに両手を広げた。「まさかこんな子供の体見て興奮しちゃうの?……
ロブ さん作 [377] -
くろ黒クロ ?
「ん〜いつ見ても君は良いねぇ」海の近くの公園に一組の男女、あたりに明かりは無くこのカップル以外に人影は無い。「えー何が良いのぉ?どのへんが良い?」「んー…おいしそうなところかな?」男は女の頬に触れた。「おいしそう?なんかエロいよそれー」そう言いながらも顔を赤らめる女。男は女の唇に触れるとゆっくりと顔を近づける。女もゆっくりと目をつぶった。唇に感じる温かい感触…ブチッ「えっ…」温かい?違う、熱い。
ロブ さん作 [401] -
くろ黒クロ ?
外が騒がしい…雨?…やっぱり、土砂降り。「『高校生首を刈られる!またも黒ウサギか!?』だってよ宗太、これで8人目だ」ソファーに寝そべる少年は新聞を雑にたたむとテーブルの上においた。「京介、何度も言ってるだろ。新聞は…こうして…こうだ!」宗太はテーブルに置かれた新聞をきれいに四つ折りにするとまたテーブルの上に置いた。「相変わらず几帳面だなお前は…」………………………「どうした?」「今、ドアをたたく
ロブ さん作 [397] -
くろ黒クロ ?
「―――――被害者は40代から50代の男性、額を銃で撃たれてる。即死だ。」朝6時から忙しく歩き回る警察、昨夜降った雨をキラキラと輝かせる朝日、雨に濡れた死体。いつもは閑散としている住宅街に野次馬が集まっている。「朝倉さん!」水たまりにも気にせず若い警官が走ってきた。初めての殺人事件で張り切っているようだ。「どうした深野?」無精髭の男はボリボリと頭をかきながらタバコをふかしている。「凶器のほうは銃
ロブ さん作 [429] -
テロリストたち ?
闇にうごめく3つの影、時々月の光に映し出される銀色の髪はこの真っ暗な夜に一段と映えている。「SAPも動き出した。STOCに比べたら大したこと無いがあっちは規模が倍以上だ」リーダーと思われる男が他の2人に言った。「今回の任務はいつもより慎重に、ってことですよね」少し若めの男が辺りを見渡しながら応える。「おい、夜美(ヨミ)聞いてんのか?」「うん、聞いてる」少女の美しく透き通った声、これからテロを起こ
ロブ さん作 [442] -
テロリストたち ?
「よーし、目ぇ開けていいぞ陸」陸はゆっくり目を開けると体を起こした。「これでテロに対抗するために必要な情報、知識、戦闘術はお前の頭の中にインプットされた。」陸は何を考えているのかボーっとしながら手のひらを見つめている。「…本当に大丈夫なんすか?」「まぁ、情報や知識はともかく戦闘術のほうは今から真琴と実際にやりあってもらう。それで確かめろ」陸はそれを聞いて嬉しそうな顔をした。「何ニヤニヤしてるんで
ロブ さん作 [449] -
テロリストたち ?
《ノーマルの意地》「山者が本格的に動き始めた。我々SAP(特殊武装警察)もアルーフにばかり頼り続ける訳にはいかない」黒いスーツを着たいかにもお堅い感じの男は深刻そうな顔をしている。「STOC…アルーフ、クローンの混成部隊。やつらに手柄を横取りされてばかりだな。」こちらも同じように黒いスーツに堅苦しい感じの男、というよりこの薄暗い会議室にいる男達はそれこそクローンのように皆同じ格好の堅苦しい男達だ
ロブ さん作 [434] -
テロリストたち ?
「真琴ー!今日遊び行こうよ!」制服に身を包んだ少女が駆け寄ってきた。「ごめん…今日も…」真琴は申し訳なさそうに言った。「ん〜…そっか!じゃあ、また今度遊ぼ!」真琴は寂しそうに友達と別れた。いくらSTOCの戦闘員と言ってもまだ15歳、普通の女子高生として遊びたいのも当然だ。「はぁ…次の休みっていつだっけ…」そんなことを考えながら歩いていると前から誰か歩いてきた。だんだんと近づいてきている。だが真琴
ロブ さん作 [455] -
テロリストたち ?
《暗闇からのテロリスト》山者(サンジャ):約900年前平安時代から存在している鉱山掘りの部族、現在は鉱山掘りはしておらず生活の場として洞窟に大規模な街をつくり暮らしている。何百年もそのような生活が続いているため色素が不足しており髪の色は白っぽく肌も異常なほどに白い。「ってところだな」茶髪の男が満足げに腕を組んだ。「あんた誰?」陸がストレートに言った。「赤松、この新人は躾がなってないな」「はぁ…
ロブ さん作 [458] -
テロリストたち ?
「赤松さんはそのときの戦争に参加していました。」陸は不機嫌な顔をして真琴の話しを聞いている。「サファル国は戦争に参加せず戦争事態にも反対していました。だから日本はサファルを駐留場所に選んだ…それにもサファルは反対していました」「駐留していたのは知っている。でも何でサファルは潰された?」陸が疑問に思うのは当然である。日本はサファルに駐留し、サファルは日本を駐留させていた。少なくともお互い敵対関係で
ロブ さん作 [433]