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焼き魚 さんの投稿された作品が134件見つかりました。
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〜Stliker〜哀編(70)
龍雅に追い詰められたテロリストのリーダー格の男は龍雅に『革命教団』の真意を伝えると持っていた毒薬を飲み込み最後の時を迎えようとしていた。龍雅はしばらく立ち尽くした後、地面に突っ伏した男のところに歩み寄った。龍雅の表情は憮然としていた。龍雅「くだらない…。それが貴様らにとっての果たさなければならない大義なのか?」男は虫の息の状態で答えた。男「少年…である貴様には…恐らく…わか…るまい…」男はそこで
焼き魚 さん作 [450] -
〜Stliker〜哀編(69)
龍雅はテロリストの中で生き残ったの男からあることを告げられた。男「私の言う事は詭弁に聞こえるかもしれない…だが我々の真の意志はただ純粋に民衆をそれまでの悪政から解放するための『世界回帰』を実現させたかった。それだけなんだ…」龍雅は拳を握りしめた。龍雅「貴様を生かした理由は俺の弾切れと貴様を隊長と判断したしたからだ。だがそんな期待はずれな解答をするとは…」男は揺らめきながら立ち上がった。男「ティン
焼き魚 さん作 [400] -
〜Stliker〜哀編(68)
龍雅は廃校の屋上に到着し、人質を取っていたテロリストを次々と葬り去った。ストライカーに乗り込んだテロリストはその様子を見た時、龍雅に銃口を向けるもシェイルの操るディア=パノスの手に掛かり阻止された。シェイル「さすが龍雅だね、救出部隊より早く駆け付けるとは…」テロリストのパイロットの一人がこう叫んだ。テロリスト「く…くそぅ!!こうなったら!!」テロリストのストライカーは人質の集団に銃口を向けた。し
焼き魚 さん作 [392] -
〜Stliker〜哀編(67)
龍雅が屋上に繋がるドアを蹴破るとそこからまばゆいばかりの光が舞い込んで来た。龍雅は左手で両目に陰を作り目が眩むのを最小限に留めようとした。龍雅の目には五人程度のマシンガンを構えたテロリストとそれらに取り囲まれた十人程度の人質が写った。龍雅は全力で走って屋上に出た。龍雅(残る弾はあと四発…弾を換える時間は正直無い…残りの一人は実力行使に持ち込めば…)龍雅の姿を見たテロリストは直ぐさま嵐のような弾丸
焼き魚 さん作 [405] -
〜Stliker〜哀編(66)
『革命教団』を名乗るテロリストに取られた人質を救出するため龍雅は単身、廃校内に侵入した。二階部分に到達すると同じフロアの奥から銃撃戦の音が聞こえて来た。龍雅は早足で音のする方向に向かう。龍雅(これは…さっきシェイルが言っていた救出部隊か…)先程までは暗闇に苦しめられていた龍雅ももうすでに走れるほどまでに目は慣れていた。次第に駆け足となる足音も近づくにつれて大きくなる銃撃音の前に掻き消されていった
焼き魚 さん作 [400] -
〜Stliker〜哀編(65)
『革命教団』を名乗るテロリストが人質を取り、廃校に立て篭もった。人質に救出するために廃校に侵入した龍雅。そして正面突破を試みるためディア=パノスを駆るシェイル。龍雅は警備の目をかい潜り着実に目的地の屋上に近付きつつあった。一方、シェイルは…。シェイル「……よく訓練された動きだね…」テロリスト側のストライカー達は旧式のストライカーではあるが非常に軽快な動きと満身創痍にありながらも粘りのある戦いでシ
焼き魚 さん作 [416] -
〜Stliker〜哀編(64)
『革命教団』を名乗るテロリストによって人質となった人々を救出するため龍雅は単身、暗闇のみが支配する廃校内へ侵入した。やがて龍雅は誰かが接近する気配を感じ、近くの教室に身を隠した。龍雅(…こちらの動きが感ずかれているのか?)龍雅の額から汗が滴り落ちる。教室には机が大量に山積みされているものが数ヶ所あり、龍雅はその奥に隠れた。やがてテロリストは龍雅の隠れている教室に入って来た。龍雅は山積みされた机の
焼き魚 さん作 [423] -
〜Stliker〜哀編(63)
『革命教団』を名乗るテロリストが人質を取り、廃校内に立て篭もった。龍雅とシェイルはストライカーで現場に駆け付けた。龍雅は人質を救出、シェイルはテロリスト側のストライカーを掃討することにした。テロリスト側のストライカー六機は掃討部隊のストライカー四機に対してマシンガンで執拗なまでの攻撃を続けていた。ディア=パノスは上空からその内の一機に向かって踏み付けるように着地した。しかし、ディア=パノスに搭乗
焼き魚 さん作 [414] -
〜Stliker〜哀編(62)
『革命教団』を名乗るテロリストが出現し龍雅とシェイルはそれの掃討に駆け付ける。戦いの舞台となっている廃校の校庭ではストライカー同士による激しい戦闘が繰り広げられていた。ディア=パノスとバロンドールはテロリストに気付かれないように廃校の敷地外に降り立った。シェイル「今校庭にはテロリスト側のストライカーが六機、軍のストライカーが二機。そして我社が派遣したストライカーが二機の計十機がいるのさ」龍雅「人
焼き魚 さん作 [430] -
〜Stliker〜哀編(61)
オペレーションルーム内にけたたましい程のサイレンが響き渡る。女性オペレーター「ポイントG−5で革命教団を名乗るテロリストが出現しました。至急現場に急行せよ!繰り返す…」龍雅は眉を潜めた。龍雅「革命教団だと!?」龍雅は突然の敵の出現にも違和感を覚えていた。何故なら元来革命教団は奇襲を主とし自らの名前を名乗ることもないと言うことをかつての戦いから心得ていた。龍雅が最近戦った革命教団にも例外なくそれが
焼き魚 さん作 [510]