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日暮 さんの投稿された作品が5件見つかりました。
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百花繚乱?
クラスの担任の紹介も終わり、教科書やらなにやら配られた。 勉強とか面倒だな、とも思うけど、よけい面倒になるので口には出さず。 昼には解散で、今はもう自由の身……と、言ってもやることがないので学校内を見学ちゅう。 理科室とか音楽室には一人で入りたくないので遠慮しておこう。 いつの間にか図書室に着ていた。中にはいると意外に凄く綺麗。 ピカピカに磨かれた大理石の床に、アンティークな振り子時計。本棚
日暮 さん作 [368] -
百花繚乱?
「加川先輩、綺麗だったなー……」あ、やべ……思わずこえに出ちゃったよ。まあ誰も聞いてないから良いんだけど。 加川先輩とはあれから適当に数分話してから一年三組に向かった。幸い先輩と話した時間は短く、先生もまだ来ていないので、生徒達はざわめいていた。互いにこれから宜しくとか言って友達を広げてるんだろう。 だが、俺はそういうことをしない。 理由は……群れたくないから。それだけだ。昔から馴れ合い
日暮 さん作 [369] -
百花繚乱?
「加川先輩、綺麗だったなー……」あ、やべ……思わずこえに出ちゃったよ。まあ誰も聞いてないから良いんだけど。 加川先輩とはあれから適当に数分話してから一年三組に向かった。幸い先輩と話した時間は短く、先生もまだ来ていないので、生徒達はざわめいていた。互いにこれから宜しくとか言って友達を広げてるんだろう。 だが、俺はそういうことをしない。 理由は……群れたくないから。それだけだ。昔から馴れ合い
日暮 さん作 [355] -
百花繚乱?
俺は一年三組。クラスに向かおうと足を進ませていると、ふわりと良い匂いがどこからともなく漂ってくるのに気付く。 辺りを見渡す。すると人影が此方に近づいているのが見えた。 この香りはきっとその人の物なんだろうな。ふわりふわり、影が近づくにつれ、匂いも強くなってきてるから。 カツ――。上履きの筈だが、まるでヒールのような足音が廊下に響く。ぼやーっとしていた脳が一気に起こされ、はっと前をみた。
日暮 さん作 [383] -
百花繚乱
prolog 俺の目の前には白い大きな学園。綺麗な造りで自然も所々見える。 だがこの学園は能力者が集まる学園で、俺もその一人だ。 俺の能力は読心術。いわばテレパスみたいなもん。まあ、俺のレベルが格下だからあんまり読めないけど。 さて、今日は入学式。周りを歩いていく生徒は皆、期待に溢れた表情で中に入っていく。 その中で深呼吸を深くすると、俺――宇城葉月は他の生徒に混じって中に入っていった
日暮 さん作 [387]
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