携帯小説!(スマートフォン版)

トップページ >> ヒロさんの一覧

ヒロさんの投稿された作品が125件見つかりました。

 
  • 旅の記憶(ハイパワー 4 )

    次の休み、聡は朝早く起き、ブルの店へ行った。ブル、「おう!来たか」聡、「おはよう、寒いっすねー」ブル、「そうだな、コーヒー飲むか?」聡、「あ、どうも」ブルは表に自分のバイクを出し、エンジンをかけ暖気しながらブル、「今日は何処まで行けるかなぁ?」そう言って空を見る。ブル、「暖まったし、そろそろ行くぞ!」聡はうなずいてバイクに乗り走り出した。暫く走ると高速の入り口たどり着く。今日の行き先はどうやら北
    ヒロ さん作 [332]
  • 旅の記憶(ハイパワー 3 )

    店の前で笑う聡とブル。それを見て仲間ハズレにされた感じの陽子は少し不機嫌になる。それを見て聡、「ごめん、ごめん」ブル、「ただ走りたくなっただけだからよ。機嫌治してくれ。今、コーヒーでも入れるからさ」陽子、「まったく…」三人は店の中に入り語り合う。ブル、「しかし、聡はテンポ良くなったよなぁ、最初はギクシャクしてたのにさぁ」聡、「へへっ!」陽子、「ブルさんは運転上手いもんねぇ」ブル、「オレも、まだま
    ヒロ さん作 [391]
  • 旅の記憶(ハイパワー 2 )

    缶コーヒーを片手にタバコを吸う二人だが、この二人、自分が今、一番?カッコイイ?と思っている似た者同士である。ブル、「まだまだ忍者に馴れてねぇなァ、もう少し肩の力抜いて走った方がいいぞ」聡、「やっぱ、そうっすか?なんか、ぎこちない感じが…まだ、馴れてないんっすよ」ブル、「大丈夫だよ、時期馴れるって。そうだ、今度高速で遠出しねェ?」聡、「遠出?って何処っすか?」ブル、「うーん…解らん!行ける所まで」
    ヒロ さん作 [339]
  • 旅の記憶(ハイパワー 1 )

    GPZ900R、通称「忍者」を手に入れた聡はブルの店「DRUG」に入り浸るブル、「また来たか、たまにはどっか走りに行くか?」聡、「そうっすね、でも店、誰も居なくなるけど、いいんっすか?」ブル、「あぁ、どうせ誰も来ねぇよ。来ても『走りに行ったか?』位にしか思わねェよ」聡、「全く…やる気が有るんですか?」ブル、「無い!」聡は呆れた。ブル、「行くぞ!」聡「ハイハイ!」二人は店を後にし、峠の方へと走り出
    ヒロ さん作 [359]
  • 旅の記憶(クラッチ 4 )

    ブルの店「DRUG」でバイクを見る聡とブル。聡、「ブルさんは何か乗ってんっすか?」ブル、「あぁ、あそこのZZR、最速よ(その当時)こんにちは!ってね。楽してんのよ」聡、「へー、 ハーレーとかに乗ってんのかと思ってましたよ」ブル、「もう少し年取ったら良いかもな」聡、「んー…なんか良いの無いですかね」ブル、「俺のおさがりになるが、これどうだ?」聡、「これって忍者?」ブル、「あぁ、色々手を入れたけど、
    ヒロ さん作 [329]
  • 旅の記憶(クラッチ 3 )

    なんとか二人、無事に免許を取得する。陽子は言ってた通り「CB」を買う。納車日、バイク屋へは聡のゼファーで陽子を乗せて行った。少し古ぼけた感じの店。名は「モーターサイクル DRAG」とある。この怪しい店の中から、また怪しそうな店員が出て来た。(この店員どこかで見た様な…?)ブル、「おっ!来たな、バイクはもう出来てるよ」と言って店の裏に案内された。陽子、「ブルさん、エンジン掛けていいの?」ブル「ああ
    ヒロ さん作 [356]
  • 旅の記憶(クラッチ 2 )

    実習中の聡と陽子。陽子の方はというと、真面目に背筋を伸ばし「目一杯」という感じで、普通免許を持っている聡は、言われた事は難なくこなすのだが、陽子が気になるらしく、気合い十分、勉強十五分…まあ、若いのだから仕方がない。実習も終わり、二人は一緒に帰ることになった。陽子、「聡君って大型なんだね。バイクは何か乗ってるの?」聡、「うん、ゼファーなんだけどね」陽子、「ゼファー?!いいなぁ」聡、「よ、陽子さん
    ヒロ さん作 [375]
  • 旅の記憶(クラッチ 1 )

    聡は二十歳も過ぎ、人との「付き合い」というものを覚え、先輩や上司に、帰りの「一杯」を誘われるまでになっていた。そんな頃、勤めている工場に同年代の女性が入って来た。彼女は「陽子」と言い、髪は長く、笑顔が、陽射しの様に眩しく思えた。その明るさからか、工場では先輩方からは可愛がられ、楽しそうに仕事をしているのが聡には「羨ましい」のか、「嬉しい」のか…複雑でした。そう、聡は恋をしたのだ。しかしと言うか、
    ヒロ さん作 [397]
  • 旅の記憶(アイドリング 2 )

    聡は性格からか、人を余り寄せ付けない。学生の頃は友達も居たのだが、会社勤めになり友達とは疎遠になる。会社は年上の大人ばかりでアフターは居酒屋で…これでは仲良く馴れない。だが、聡は良くも悪くも、寂しさから誰かを求める様な性格では無いのである。この性格のおかげで徒党を組んで走り周ったりする事は無かった。聡は、自分の能力以上の力で走れるバイクが好きなだけだった。二十歳の頃まで一人で走り回り、世間と自分
    ヒロ さん作 [413]
  • 旅の記憶(アイドリング 1 )

    バイクに乗るには色々道具が必要になる。聡は会社の帰りにバイクグッズショップによってみた。ヘルメットにグローブと買い揃えたものの、ショップの中を歩いて見ると、あれこれ欲しくなる。しかし、アウトドアコーナーの所で聡は教習所で話をした青年の言葉を思い出す。(一人で旅かぁ…余り現実味が無いナァ)暫く考えていたが、ニヤリと笑いその場を立ち去る。聡のバイクライフと言えば、近くの、山や海への日帰りコースと、庭
    ヒロ さん作 [346]
 
利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス