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ヒロさんの投稿された作品が125件見つかりました。

 
  • 旅の記憶(本土最南端 5 )

    知覧を出て、池田湖を目指すブルと幸だが…迷子になる枕崎に出るかと思いバイクを走らせるが…出たのは茶畑から海が見渡せるなんとも綺麗な所である。二人は地図で現在地を確認すると、どうやら開聞岳の近くに来ていた。開聞岳はグルリと一周出来るのだが、幸曰く?間違ってる?だそうです二人は予定変更!と開聞岳へ向かうこの道路は広く海沿いを心地良く走れる。が、途中から狭く、更にトンネルになり、二人はバイクを止めてし
    ヒロ さん作 [319]
  • 旅の記憶(本土最南端 4 )

    知覧特攻平和会館に入ったブルと幸であるが、やはり最初に零戦に眼が行く次に…これはハーレー?とバイクも展示していた。壁には兵士の白黒写真が所狭しと並んでいる幸、(えっ?若くない?)十五、六からの少年兵。上役でも二十五、六であるその写真の下にガラスケースが並び、中にはその兵士の遺書が展示してある。ブルと幸はその遺書を黙読し始めた。5分もすると、ブルは鼻をすすり始め、幸は涙が止まらない幸、「何で…こん
    ヒロ さん作 [355]
  • 旅の記憶(本土最南端 3 )

    海辺のキャンプ場で一夜を過ごしたブルと幸朝食を食べながら今日の予定?を話し合う幸、「そういえば、特攻隊だった?」ブル、「ん?知覧の特攻平和会館な。実は四国の奴に聞いたんだよ。奴と北海道で知り合ってさ、そいつに知覧の事を聞いてね。調べたんだけど、かなりディープだよ」幸、「本当?」ブル、「あぁ、奴曰く?涙が止まらない?って」幸、「世界観が変わる?」ブル、「あぁ、行ってみれば判るさ」幸はブルを大分信用
    ヒロ さん作 [369]
  • 旅の記憶(本土最南端 2 )

    鹿児島を過ぎ、谷山インターで降りたブルと幸は吹上浜方面へと向かう途中、温泉を見つけてのんびり入浴タイムキャンプ場に着くと、色々な事がふっ飛ぶ様な景色が待っていたバイクだけでは無いのだが、特にバイクはヘルメットを被り運転する。走ってしまうと孤独からか、自分の中に入ってしまい、先行き等を考え不安になってしまい?これで良いのか??と落ち込んでしまう事が多々ある。それを知っているブルは浮かない顔をしてい
    ヒロ さん作 [357]
  • 旅の記憶(本土最南端 1 )

    阿蘇をベースに大分辺り迄足を伸ばし、観光(幸曰く、急に細い道に入り、やたらと綺麗なダムや滝、水源等を探す、まさに?冒険?だったらしい)をしたブルと幸は次の地へ向かう事にした。テント等を二人で片しながら幸、「次は鹿児島に行くんでしょ?何処にキャンプするの?」ブル、「今日は海のキャンプ場に行こうかな?」幸、「海?良いねぇ」ブル、「で、熊本から高速使うかな?って」荷物をバイクに積込み、エンジンに火を入
    ヒロ さん作 [336]
  • 旅の記憶(阿蘇 8 )

    キャンプ場に戻ったブルと幸。二人共、滝を見てから夢見心地である。ビールで乾杯し、何やら焼く…が、今日の摘みは滝の話題らしい。二人は、滝や水源、他にはどんな所があるか?で盛り上る。ブル、「明日は阿蘇山登頂かな?」幸、「そうね。ここに来て阿蘇山行かないなんて、笑われるよね」ブル、「そこから大分の高千穂ってのも良いらしい」幸、「んー、ここって絶景の宝庫よね?水は綺麗だし…でも明日以降はどうするの?」ブ
    ヒロ さん作 [365]
  • 旅の記憶(阿蘇 7 )

    阿蘇のキャンプ場をベースに?あちら?こちら??と走り周る事にしていたブルに、幸はついていく…のだが、何時の間にか幸の行きたい所へ行く事に(やはりブルは女性に弱い!?)しかし、どうしても見たい所があり、近く迄行くと幸を誘う…二人は駐車場にバイクを停めて歩き出す。幸、「…ここって?」ブル、「滝。しかし暑いなあ…陽射しも強いし…見れるかな?でも昨日、雨降ったしなぁ、ダメかも?」幸、「…?滝で雨がダメ?
    ヒロ さん作 [343]
  • 旅の記憶(阿蘇 6 )

    雨も晴れ上がり、星空が広がるキャンプ場でビール片手に夜空を眺めながら話をするブルと幸幸、「ブルさんは何で1人で旅しているの?」 ブル、「…テレビとか本とかじゃ解らない事を知る為かな?枠の無い360度の景色。その時の音や匂い…それと色んな人と出逢うしね。自分とも向き合う時間でもある…かな?」うつむきながら幸、「そうよねぇ…私なんて…」と言って黙ってしまうブル、「…どうかしたのか?」ブルは内心(彼氏
    ヒロ さん作 [336]
  • 旅の記憶(阿蘇 5 )

    雨の降るキャンプ場びしょ濡れになりながらキャンプ場へ来た幸の為に紅茶を温めるブルブル、「酒は呑めるのか?」と幸に聞いた。幸、「はい、多少ですが…」ブル、「そうか…」と言って酒屋で買った杏子酒をコップに入れ紅茶で割る。ブル、「暖まるからこれ飲んで」幸、「すみません…」と言って受け取り一口…幸、「何これ?美味しい!?」ブル、「だろ?」幸、「初めて…美味しい…」ブル、「腹減んね?今、摘みでも作るよ」と
    ヒロ さん作 [353]
  • 旅の記憶(阿蘇 4 )

    名古屋から来た女性。名を幸と書いてコウと言うが、本名ではないらしい…幸、「あの、ありがとうございます。助かりました」ブル、「なに、お互い様だよ。それより着替えた方がいい。俺のテント使っていいよ」幸、「ありがとう、お言葉に甘えてお借りします」と、幸はバイクから荷物を降ろし幸、「テント、どうしよう…」ブル、「俺がそっちに建てておくから」幸、「え?そんな、悪いですよ」ブル、「いいから!早く着替えて来な
    ヒロ さん作 [359]
 
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