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紗津 さんの投稿された作品が175件見つかりました。
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優しさ
雨が降っていた帰り際に、私に…彼は傘を差し出した断ると、傘を開き送ると彼は言った傘の中は、特別な空間だった雨に濡れることに今まで抵抗のなかった私に 彼は、優しさをくれた 雨も、いいもんだ
紗歳 さん作 [307] -
今日
今日は何も感じなかったそんな日があってもいいただ息をしてるだけそんな日もたまにはいい明日、何しよう考えてる途中で、眠りについた
紗歳 さん作 [430] -
田舎道
夕暮れ時に、水面に揺れるオレンジと金色に輝く青色の光遠くから聞こえる夏の音…心地よい空気が肌をかすめ通り過ぎてゆくひとつ、また一つ重ねては背中で、静かな寝息を立てる我が子ここにいて良かったのだろうか?昔を思った変わらない風景を、終わらない景色を目を細くして眺めては幸せを噛み締める何もない幸せ変わらない幸せ我が子に残せるだろうか?
紗歳 さん作 [336] -
木
どれだけ成長したのか知らないうちに、僕は上を目指していた伸びて伸びて誰かの木陰を作り伸びて伸びて癒されることを望む誰かのそばにいたいと願ったしかし、僕はある時、根元から切られた僕を要らないと思う誰かの一声で僕は姿を消した君は哀しんでくれたのだろうか僕がまだ、太陽の光を浴びて輝いていた頃を思って君は、僕を忘れないのだろうか?
紗歳 さん作 [339] -
夏
眠りにつくまでの間…誰かをふと思い出していた変わり行く世界に一人夢を追いかけて目の前を走り抜けた夏簡単な言葉一つかけられずに申し訳ない苦笑い田舎を後にしたあの人あの日と今日の繋がるものはもう何もないのに今もこの時期には、思い出す語り合った日々を長かった夏を吹き抜ける風と共に
紗歳 さん作 [346] -
懐かしい歌
懐かしい歌が流れた一瞬の迷いもなく、悟る思い出…後先考えず踏み出した、あの日止まらない光が、幾つも交差する人を思いやることの難しさを知った自分を押さえることの意味を知った何度も繰り返す過ち懐かしい歌聴くとすべてが甦る無くしたものさえここにあるここには確かにある
キイライ さん作 [345] -
過去
淡い光とオレンジの陰にようやく自分を取り戻した探し始めた過去を思いやるあの時感じたすべては簡単ではなく難しくもなくただ身をまかせただけ心があったかわからない愛があったかわからないでも、がむしゃらに過ごした日々はあなたがいたからあなたがいたから
キイライ さん作 [392] -
風
急に訪れた不安誰かのそばにいたくて、暗闇で手を取った温もりはないのに、なぜか落ち着いて私はそれを離すことができない言葉交わす事のない世界なのに逆に心安らいだ普通という普通でない言葉を並べるよりも今はただ、目を閉じ見つめていたい心探る事なくイメージ作る事なく理由もなく…ふと目が覚めた。不安と言う名の記憶も消えて穏やかな風が抜けていった何かを持ち去るように
キイライ さん作 [323] -
空っぽ
選べない言葉から、いつも出るのは自分自身たった一つが選べなくて今もここにいる戻せなかった言葉裏返しから未だに見れない言葉わかっているはずなのに君を困らせてしまう本心じゃないよ いくら叫んでもその先には届かない優しい言葉は心の奥底に固まっているプライドが邪魔してよく見えない僕が僕は…自分の中身本当は空っぽだ
キイライ さん作 [321] -
良い言葉
何事も無かったかのように君は言った無事で良かった内心、怒られるんじゃないかと思っていた自分は驚いた。得はないのに君は僕を受け入れた何もないのに支えてくれたリストラされた僕を…。いつも良い言葉をくれる僕はそんな君を見ると、いつも笑顔になる時々嬉しさのあまりに涙が出る明日はわからない先は見えないでも君がいる落ち込む暇などない
紗歳 さん作 [406]