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ヒマジン さんの投稿された作品が154件見つかりました。

 
  • MURASAME

    吸血鬼無想?暗闇の中、多くの吸血鬼が蠢いていた。その中央に、まだ人らしい面影を宿した吸血鬼(恐らく日本のものなのだろう)が縛らていた。周りを蠢く、吸血鬼達が一斉に彼に群がった。その光景を冷ややかに見つめる影があった。「ふふ…これでまた一人…私の子供が増える…」影は歓喜の表情を見せた。その微笑みは処女のように優しく、女王のように残忍だった。「ソフィア様…」名を呼ばれ、影は姿を表した。輝くような金色
    あいじ さん作 [590]
  • MURASAME

    吸血鬼無想?その幸せは突然崩れ去った。母親の正体が村人たちにばれてしまったのだ。吸血鬼を恐れた彼らは、大挙してレイナ達一家を襲った。三人を逃がそうとした父は、二人の目の前で殺された。震えるソフィアをレイナに抱かせ、母は二人に裏道から逃げるように指図した。レイナはその時の母の顔を忘れることが出来ない。「お母さん!」少女の悲痛な叫びがこだまする。「レイナ…ソフィアを連れて早くいきなさい!」口調は厳し
    あいじ さん作 [531]
  • MURASAME

    吸血鬼無想?レイナは幸司と天馬から離れ、単身、森の中を進んでいた。周りには霧がかかっており一歩進むごとに、視界を白く染めあげるのだった。「あの時も、こんな霧だった…」レイナは自虐的に微笑んだ。鮮明に蘇る過去の記憶。レイナが霧の中で見たものは、かつての自分だったのかもしれない。16年前…レイナ、3歳の頃だった。この年、レイナの母は重い病によりこの世を去った。当時、幼かったレイナはこの時のことをあま
    あいじ さん作 [569]
  • 宇宙海賊船 不知火

    その爺さんはこの基地のメカニック長だった。「あ…どーも…」「お前見ない顔だなどっから来た?」「ユーラシア基地から新型機の護衛に来ました」怪訝な目で見られたので、とりあえず自己紹介した。「ほぅ…こんな所で何してるんだ?」「ちょっと暇だったんで…新型機の見学に…」そう言うと意外な答えが帰ってきた。「お前さんどう思う?…コイツを…」「はぁ…」ちょっと考えたが、やっぱり正直に言うことにしよう。「カッコい
    メビウス さん作 [395]
  • 宇宙海賊船 不知火

    地球近辺宙域その艦は地球圏宙域に現れた。地球連合軍のレーダーをもってしても、その存在を確認することができなかった。一体、いかなる方法を用いて地球圏内に入ったのか…。「キャプテン…南極方面にunkown反応がでてます」ブリッジ内にかわいらしい声が響いた。まだ18歳程のあどけない少女がモニターを見つめている。「キャプテン…聞いてます?」少女が後ろをむこうとすると、厳しい口調で怒鳴り声が飛んで
    メビウス さん作 [430]
  • 宇宙海賊船 不知火

    1st stage大宇宙は俺の庭!?俺は小さい頃からヒーローに憧れてた。ただ、変身して悪の組織と戦うより、ロボットに乗って悪の宇宙人と戦う方が好きだった。軍人になったのもロボットに乗りたかっただけなのかもしれない。悪と戦う無敵のスーパーロボット…そんなヒーローたち…というかロボットたちに憧れてた。俺はアベル。アベル・トワイライトだ。地球連合軍ユーラシア基地所属。階級は軍曹。専門分野はG.Sの
    メビウス さん作 [413]
  • 宇宙海賊船不知火

    Prolog…星間連合歴の始まり旧世紀末期の地球は発展した科学力とは裏腹に、人口増加は限界を超え、自然環境は劣化、さらには国家間の紛争は重なり世界大戦へと発展した。地球は限界を迎えていた。戦争終結後、世界国家としてつくられた「地球連合」は傷つき疲弊した地球を救うべく、新たなフロンティアとして宇宙に目を向けた。世界中の科学力を結集し、電気を集中させるプラズマエネルギーが開発された。新たなエネルギー
    メビウス さん作 [457]
  • MURASAME

    吸血鬼無想?羅喉の刀身が砕け、光の刃が伸びた。幸司は羅喉を横に構えると、群がる吸血鬼を一閃のもとに薙払った。剣撃は凄まじい衝撃を生み、吸血鬼達が衝撃にのまれ弾けた。「うりゃああ!」幸司はそのまま羅喉を振り回し、辺り一面に衝撃波を振りまいた。「バカ!やめれ、俺まで巻き込む気か!」天馬の声も幸司の耳に入っていないのか、幸司はかまわず羅喉を振り回し続けた。その時、派手な爆発音が島中に響き渡り、吸血鬼を
    あいじ さん作 [619]
  • MURASAME

    吸血鬼無想?霧燈島は帝都東京から船で約2時間ほどの無人島である。島の周りには霧が濃くこの霧には人を惑わす効果があるため行方不明者が多い。「うえ……」天馬がゲッソリとした顔で甲板に上がった。それに付き添い幸司も上がった。「お前、半分機械のくせして船酔いだけはすんだよな」「うるせ…う!」天馬は手で口を押さえた。見かねて幸司が背中をさすった。レイナが船室から二人の様子を見ていた。「本当に、あの二人信用
    あいじ さん作 [590]
  • MURASAME

    吸血鬼無想?広げられた地図には一カ所、赤い印がついているところがあった。「ここは…?」「現在、日本の吸血鬼が生活している島…通称、霧燈島。界登録はされてるから一般には無いはずの島って感じかな」日本の吸血鬼は少ない。その為妖庁は全ての吸血鬼が生活できるスペースを求めたのだ。「さて、今日本に何人の吸血鬼がいると思う?」「何人だっけ…」幸司が天馬の脇を突っついて聞いた。「データベースによると約400人
    あいじ さん作 [558]
 
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