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木村蜜実 さんの投稿された作品が223件見つかりました。
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ある愛の表し方・2章 3
アキとは幼なじみだし…アキにはいつも彼女がいるし…アキの存在は…あたしにとっては大切。アキがあたしをどう思ってるのかなんてわからないけど。でも…いつもアキは、彼女と別れた後…「なぁ〜面倒だから付き合おうぜ〜。」と毎回同じ事を言う。あたしは決まって「バカ?付き合う訳ないじゃん。冗談でしょ?」と軽くあしらう。アキが言うと冗談に聞こえるからだ。軽い性格をどうにかしてほしい…。今日もまた同じ事を言って、
木村蜜実 さん作 [377] -
ある愛の表し方・2章 2
「付き合ってください!」男はなんて単純…。顔がいいからってそう簡単に好きになるもんかね…。話した事もないのに…。「無理…。他の人を好きになって。」あたしは決まってそう言う。あたしは何故か告白される事が多い。顔がかわいいらしい…。自惚れるなって思われるけど、実際そうだから仕方ない。だから…女友達も少ない。こんな毎日はつまらない。「また振ったの?何人目だよ。」幼なじみの田中章人(たなかあきひと)はい
木村蜜実 さん作 [370] -
ある愛の表し方・2章 1
ある愛の表し方…2章 愛美&アキ学校はキライなんにもないただ勉強するばしょあたしにとってはそんな場所友達も少ないだからキライ勉強も…キライけど…少し好き…だって恋する場所だから…恋する為にあたしは生きてるのかも…
木村蜜実 さん作 [361] -
ある愛の表し方・6 木村蜜実
私は仕事を辞めようと思い、辞表を書いてカレに渡した。カレは驚いて私を会議室へと呼んだ。「辞めるのか…?辞めなくてもいいだろう?」「心配してくれなくてもいいよ。私が決めた事だし。大丈夫。」私は平然を装って、カレにそう言った。「ごめん。」1番言ってほしくないセリフをカレは口にする。「…謝らないでよ。虚しくなる。」私は『サヨナラ』を言わずに会議室を出て行こうとした。カレは慌てて私の手を掴んだ。「離して
木村蜜実 さん作 [624] -
ある愛の表し方・5 木村蜜実
次の日…カレと目を合わす事をしない私…。また自分の中で、壁を作っていた。私が避けているのを、カレもわかっていただろう…。そんな毎日を繰り返していたある日、『もう逢うのはよそう』とメールがきた。私は慌ててカレに『逢わないのは辛い。だから…今のままでいいから…側にいて。』と返事をした。今日は週に一度のデート。いつものように、カレを待っていた…。でもカレは現れなかった…。電話をしたいけど、電話はダメと
木村蜜実 さん作 [430] -
ある愛の表し方・4 木村蜜実
何度もキスをして…何度も愛撫されて…「好きだ」と囁かれて…私は…今まで感じた事がない愛情をもらった気がした。私は「愛してる…。」と呟いた。でもカレは…愛してるとは言わなかった。ただ…「好きだ」としか言わなかった。「愛してるって…言ってくれないんだね…。」私はカレの腕枕の中、そう呟いた。「そんなこと言ったら、本気になるだろう?」(もう…本気なのに…。)止まらない想い…カレ自身、どう考えているんだろ
木村蜜実 さん作 [465] -
ある愛の表し方・3 木村蜜実
カレは私を見て少し驚いていた…。カレ自身、私がこんなに感情を出すとは思っていなかっただろう。「…とりあえず、ここで話すのはよそう。君の家に…。」そう言って、カレは私の手を引っ張る。はじめて…カレと手を繋いだ…。私は、ただ泣くばかりでカレに誘導されながら家に行く。カレの手はすごく温かく…大きい手…。どこと無く…心まで温かくなる。カレが私を好きな理由なんて、もうどうでもいい気がしてきた…。ただ側にい
木村蜜実 さん作 [442] -
ある愛の表し方・2 木村蜜実
たった一つ…。どうしても理解ができなかった…。カレは何故私が好きなのか…。いつものように、外でカレを待つ。バレないように、一駅向こうの場所で…。カレはいつも5分遅れて着く。カレは笑いながら頭を撫でて歩き出す。毎日は無理だから、週に1回こうして帰る。手を繋ぎたくても、どこと無く遠慮をした。あくまでも『上司』あくまでも『部下』私の中で壁を作っていた。そんな関係も、2ヶ月続いたある日…。カレに「キスを
木村蜜実 さん作 [429] -
ある愛の表し方・1 木村蜜実
カレは上司だった。何でも相談できる上司。私は社内に彼氏がいた。でも…別れを決めていた…。彼は二股だったから私はすんなり身を引こうとした。別れを告げるとこれもまたすんなりと頷いた。そんなもんか…そう思った。別れたのに涙は出なかった。帰り道…カレが声をかけてきた。「一緒に帰るか?」驚きながら頷いた。帰り道は仕事の事を話しながら歩いた。話し終わると少し沈黙が続いた。そして突然…。「別れたんでしょ?次が
木村蜜実 さん作 [460] -
ある愛の表し方<始め>木村蜜実
始め再びすきになった恋に落ちた相手が…年上…どんな思いで接すればいいのかわからなかった…だって相手は…23歳も上…妻も子供もいる人なんで恋をした??私を『好きだ』と言ったから。本気ではないと確信してた。でも…恋に落ちた。私は本気だった。全力だった。あの人が私を捨てるまでは、悪くても側に居たいと思った。私は…『好き』と言われたが『愛してる』とは言わなかった彼を心から愛した。もう二度とこんなに激しい
木村蜜実 さん作 [461]