携帯小説!(スマートフォン版)

トップページ >> キユデヒさんの一覧

キユデヒさんの投稿された作品が118件見つかりました。

 
  • 靴の蟻〜男〜

    煙草を吸いながら…。この景色を眺めるのが一時の安らぎ…なんてな…約束の時間まで後20分…。奴に話しておかないとな…秘密はなしだ…。とは言うものの…。落ち着かない…煙草を…くっ…無くなったか…。自販機で買うか…。いつになく心が波打つ…。ついでにこれも買うか…。缶コーヒー…。自分で仕出かした事を悔いながら階段をかけ上がった…。奴も薄々感ずいているようだし…。洗いざらい吐いてしまおうそれしかない…。後
    キユデヒ さん作 [580]
  • 靴の蟻〜蟻〜

    たまらなくハイになる。この匂いが癖になる。近いな…。甘い…いや、それだけではない…。ほろ苦さの中に甘味があるから甘さが引き立つ…。いいね〜これだよ、これコーヒーの味…。人間の靴に付いたこの味…。なにか知らないが…この人間は汗だくでかけ上がってるまあ…どうどもいい…。蟻の俺には…。
    キユデヒ さん作 [610]
  • 靴の蟻

    夢の中でひたすら階段をかけ上がる…。何階なのか?わからずただひたすらに…。汗だくの僕はひたすらに階段をかけあがる…。息がきれそうでもただひたすらに…。途中なぜ階段をかけ上がるのか意味を知りたくなった…。でも夢の中の僕は止まらない…。ただひたすらに…。そう…ただ…。彼女の留守電が気になった…だが、ひたすらにかけ上がる…。階段をかけ上がる時に靴についている蟻に気付いた…。いつ付いたのか?はじめからい
    キユデヒ さん作 [660]
  • 手を洗いながら…。

    手を洗いながら…色々な事を思い出していた…。高校の卒業式…「…先輩…」ん?僕は振り返った…。そこには後輩の也実がいた「実は…先輩の事が…」それから僕は也実と付き合う事になった…。大学に進学した僕は遠距離恋愛…。週末は帰省…。也実と会う為に…。そんな生活を一年と二ヶ月…。いつしか…田舎の事を忘れ…也実との連絡も…ごめん…好きな…好きな人が出来た…。僕から切り出した…。也実は動揺してたのか…無言で電
    キユデヒ さん作 [1,097]
  • 峠の手形

    暗い夜道をただ、ひたすら車を走らせていた…。進めば進むほど道は狭くなり対向車が来ると離合できない道だ…。暫く走ると後ろから救急車が走って来た…。僕は車を寄せたかったがあまりにも道が狭いため広い場所を探し、走り続けた…。どのくらい走っただろうか…。少し道幅が広がった所を見つけた…。車を寄せると救急車も後方で寄せた…。後ろには救急車だけではなく、パトカーもあった…。何か?あったのか?僕は車を降り救急
    キユデヒ さん作 [871]
  • 対岸の少女(了)

    すると目の前に対岸の少女が…いや、ごめん…。姉さん…。私が小学2年の時に父親の会社が倒産、一家心中…。父・母…そして姉が亡くなり…私だけが生き残った…父親と同じ運命を辿るとは…皮肉なもんだ…。また、死ねなかった…。涙が止まらない…。姉さん…私はどうすれば!いいんだ!姉さんが微笑みを浮かべ…一言…。「私じゃなく、あんたが死ねばよかったのに!」数日後―。一家心中した家族が見つかた…。車中に三人…。
    キユデヒ さん作 [875]
  • 対岸の少女(完)

    朝目覚めて…。夜の出来事は忘れ、普段、通り会社へ−。「あの女の子は誰だ?」気にしないようにすれば、するほど頭の中に現れる…。不思議だ…。仕事を終え家に着くと…。子供達が無邪気にはしゃいでる…。妻が「お友達を連れて来てるのよ〜」子供は順応性が早いな〜と思いながらリビングへパパ〜♪かわいい娘達に混じって対岸の少女が?背筋に冷たいものが流れた瞬間!目の前から家族が消えた!そして…。ん?ここは?車の中?
    キユデヒ さん作 [826]
  • 対岸の少女(後)

    朝早く起きて会社へ向かった…。昨日の出来事に違和感を感じながら仕事に励んでいた明日は日曜日だから子供達と遊びに出かけよう。引越してあまり遊んであげれてないな…。そして次の日―。妻と子供二人を車に乗せてドライブ!目的地は決めてなかったけど…お弁当持って楽しげだった…。その日は疲れてたせいか家族みんな爆睡…。深夜―。喉が渇いたので一階におり水を飲もうとした…。すると…誰かの話声が…。一番、下の娘、真
    キユデヒ さん作 [716]
  • 対岸の少女(前)

    結婚して8年…。あこがれのマイホームを手にいれた!中古の家だけど…。可愛い娘二人と几帳面な妻…。やっとの思いでたどり着いた!ローンは…。この家の裏には大きな川が流れ、向こう岸には森が生い茂っている…。田舎だからか夜はまったく音もせず静かなもんだ…。近所と言えば50メートル先に一軒…人口少ない感じ。とてものどかな町…村?仕事も順調、勤務先まで車で1時間半…なれるかな…。その日の夜―\rなぜか眠れず
    キユデヒ さん作 [738]
  • その自転車(完)

    血まみれかと思った新聞紙の中身はただのサビた自転車のチェーンだった…。しかし、誰が?こんなイタズラを…?ん?このニオイはなんだ?チェーンから感じる変なニオイ…。おもむろにチェーンをつかみ…。なぜか?チェーンを自分の首に巻き付け…強くひいてしまった!くっ!苦しい…!自分の意思には関係なく…チェーンを使い自分で自分の首をしめてしまった…!息苦しくなり…意識が遠のく…。吐き気をもよおし…命カラガラ…洗
    キユデヒ さん作 [736]
 
利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス