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キユデヒさんの投稿された作品が118件見つかりました。
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願え盗人!(後)
俺はお前に見つからないよう日々、暮らし、こっそり遠くから見ていたんだ…。そんなお前にも彼氏が出来た…とても感じいい…幸せに…。結婚式も参加せず…。こんな兄ちゃんがいたら、マイナスだし…。久々、嬉しくて泣いたよ…歩美の幸せを考えて生きてきたから…本当に嬉しい!あれから一年かな…?お前のお腹がぷっくり…。赤ちゃんか…幸せな日々だな…いいな…。それに比べ…俺は相変わらず盗人…。ヤバイやまを掴んだから…
キユデヒ さん作 [578] -
願え盗人!(前)
俺には四つ下の妹がいる…。数ヶ月後には分娩室で必死こいて戦ってるはず…。きっと、元気な赤ちゃんを産むに違いない…。幸せな家庭を…いいね〜俺が小1の時に両親が事故で亡くなった…親戚達は俺らを引き取らず施設に預けた…。めんどくさいからか…。中学を卒業と同時に働き出した…。鉄くずを運ぶ…ただただ、運ぶ…。俺の掌は硬く黒ずんで3回ぐらい洗わないと落ちない…。二年ぐらいかな働いたのは…その後は日雇いで転々
キユデヒ さん作 [615] -
確
確かに世の中は死滅する。死滅するから生み出したい。生み出したいから智恵が欲しい。智恵が欲しいから人に会う。人に会うから共有する。共有するから信じあう。信じあうから心強い。心強いから生きている。生きているからいつか死ぬ。生から死…。その狭間で何が出来る?その狭間で何を残す?その狭間で君と出会い新たな生命を産み出す。さあ、今一度…。僕は宇宙の一部だと…。自覚しながら呼吸する…。生きる事にこだわって…
キユデヒ さん作 [465] -
アノ鍵(完)
里英ちゃんは自殺して一年半は寝たきりで生きていたそうだか…心不全で亡くなったようだ…悲しい現実…熊井は里英ちゃんが亡くなった現実を受け入れる事が出来ず妹の恵梨さんの存在を知り、重ね合わせていたに違いない…。僕も驚くほど似ていた…。警察の事情聴取も終わり、容疑から洗い出された…。仕事を探さなくては…。人を好きになっただけ…。色々と人の思いが絡み合うと予想もつかない結果がはじき出される…。里英ちゃん
キユデヒ さん作 [907] -
アノ鍵(15)
里英ちゃんが僕の前に倒れ込んだ!大丈夫!里英ちゃんに寄り添うとその男が「離れろ!彼女から離れろ!!」男はナイフを振り上げた!その瞬間!銃声が…!男は部屋に転げ回りはじめた!「誰だ!誰だ!誰だ!!邪魔する奴は?」(警察だ!動くな!)危機一髪!警察が乗り込んで来た!(熊井隆夫だな!連続殺人の容疑で逮捕する!)男はあっという間に取り押さえられ…引きづりだされた…。無音…暗がりの部屋に二人きり…。僕は里
キユデヒ さん作 [698] -
アノ鍵(14)
僕のせいか…。返す言葉がなかった…。「私は里英さんの主治医です…彼女が病院に運ばれて来た時からの付き合いでしてね…里英さんの治療にあたるうちに感情が燃え…愛情となりました…なんとしても助けて上げたい!そう願いました…自殺の原因はあなたの存在と知りました…探しましたよ…時間をかけてね…彼女が病院に運ばれた時に右手に握りしめていた物は何か?わかりますか?」………。「鍵ですよ!鍵!!後で調べてわかりま
キユデヒ さん作 [720] -
アノ鍵(13)
ドアの音と共に…。部屋に人が…。いや…人達が…。車椅子に乗った人…。後ろから押してる人…。二人…?「どうもはじめまして…。」少しかすれた男の声でそう言った…。僕は黙ったまま二人を見つめた…。暗がりの中、数分間の沈黙僕から口を開いた…。何故?あなた達は…。僕に…僕に関わる人達を…殺したんですか?僕が何をしたというのですか?そしてあの鍵は?思いついた言葉を並べた。「何をした?まるで罪の意識がないよう
キユデヒ さん作 [801] -
アノ鍵(12)
精神状態ギリギリ心臓を圧迫された気分…。疲労困憊エチュード…。なれたくない…。見えない敵にどう対抗したらいいのだろうか…。智恵も湧かない…。負の教科書を読まされ洗脳された国の子供…。人の命は駆け引きに使うものじゃないと叫ぶ政治家。人手不足と失業率の比例一人でいると普段考えない事を考え出す…。明日か…明後日か…。死のカウントダウン…。そして殺人鬼との対面の日がやって来た…。手紙…。「マイニチオビエ
キユデヒ さん作 [688] -
アノ鍵(11)
あの意味不明な鍵の集まりは…?あの鍵がポストに届くようになって…僕の人生は傾き深い穴に落ちた…。しかも、最悪な形で…。久しぶりにポストを開けると保険のチラシの中に例の封筒が…。怖くて開けずにいたポストに鍵二本…そして殺人予告いつもクールな冷たい印象があった手紙だが…。「アンタノマワリノトウジョウジンブツハスベテケシテヤルソシテサイゴハオマエダソウカンタンニハコロシハシナイゾ」完全なる予告と挑戦状
キユデヒ さん作 [730] -
アノ鍵(10)
ささいな嘘…。ミュウが「里英先輩…久原先輩と付き合ってますよ〜吉良木先輩とは遊びって言ってました〜。」信じるかそんな話…。「里英先輩の事は忘れて私と付き合いましょうよ!」僕は根拠のない話をなぜ?あの時、信じてしまったんだろうか…。悔やんでも悔やみきれない…。あの日、買った時計を道を歩いてた…子供に上げた。数日後…気持ちはなかったがミュウと飯食いに…。街を歩いていたら…。里英ちゃんが目の前に!泣き
キユデヒ さん作 [728]