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ひとりごと。さんの投稿された作品が23件見つかりました。
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「涙腺」 (3)
毎日が幻のようで君がもうこの世にいないという現実をどうしてもまだ受け入れることができない何事もなかったかのようにひょっこり現れる気がするそんな現実逃避を何回も何回も繰り返して完全に俺は君と歩んだ道の上で立ち止まっていたそんなとき彼女の母が家を訪ねてきた白い袋をぶら下げて「どうも」恥ずかしそうに言った部屋は散らかり放題散らかっていてとてもお客さんを入れられる状態じゃなかったので「外行きましょうか」
来希 さん作 [785] -
「涙腺」 (2)
あれから一年俺は何も変わっていないよ君のことが大好きでいつも、どこにいても君の顔が頭に浮かぶ君と過ごした日々ある公園のベンチ初めて君と手を繋いだ場所二人まだぎこちなくて、会話が途切れる度にドキドキしてた微妙な二人の距離感埋めたくて近づきたくて照れながら君の手を握った顔を赤くしながら君は笑った君の温もりを初めて感じた瞬間だった君を近くに感じた気がしてホントに嬉しかったある意味ここが二人の始まりの場
来希 さん作 [583] -
「涙腺」 (1)
去年の8月17日PM11:54分俺の彼女は死んだ大好きなヒマワリの花に囲まれて彼女の目は最期まで澄んでいたずっとずっと俺を見ていたあのとき程神様を頼ったことはなかったお願いだから・・彼女を救ってほしい・・まだ伝えきれてないことがたくさんあるんだ・・ねぇ神様・・奇跡でもなんでもいいから・・また一緒に手を繋いで歩きたいくだらないことで笑いあって君の笑顔がみたいそんな俺の思いを悟ったのか彼女はふっと微
来希 さん作 [553] -
「ペン」と「消しゴム」(1)
「やっぱ俺・・お前のこと好きだ」静かな体育倉庫の裏ドラマの一コマのようみんな「バカ男」の恋の行方が気になり影から聞き耳をたてている「ごめんなさい。ホント無理なんです!」みんな一斉にクスッと笑った「バカ男」が学園のアイドル「沙也香」に告ったのはこれで3回目一回目は放課後の教室部活中の沙也香をわざわざ教室まで呼び出した二回目はなぜか屋上部活で筋肉痛の沙也香をわざわざ屋上まで来させた彼なりに考えたシチ
ロード さん作 [682] -
「願い」
知ってる?君が寂しい顔をしてると俺も寂しくなるってこと知ってる?君が何かに躓いて悩んで迷って泣きそうな顔をしているとき「なんとかしてあげたい」「また笑ってほしい」そんな風に俺も同じものに躓いてるってこと君はときどきバランスとれなくなるね不安定な気持ちを隠しているのは疲れるよねでも無理にバランスをとらなくてもいいと思うんだ崩れたっていいボロボロになったっていい見せてごらんその顔を聞かせてごらんその
ロード さん作 [933] -
「今から」
「恋愛恐怖症」もしそんな病気があるなら俺は間違いなく今かかっている「もっと一緒にいたいな」その言葉に幸せを感じ笑顔をもらい1日が過ぎる度に君のことをまた一つ知っていていろんな君を好きになっていたもう感じることのない「手の温もり」もう交わすことのない「言葉」全てが嘘だったかのように・・「後悔」君と付き合ったことじゃない君を引きとめることができなかったこと 「別れよう」その言葉の重みが今ズッシリと心
ロード さん作 [810] -
「君へ」
「ダメだな俺・・」この距離が俺を臆病者にしてしまった・・そんな俺を君に悟られないようにと必死にこらえていた3ヶ月前君がここをでるとき「ずっと俺がお前を守ってるから」俺が言ったこと正直自信がなかったこの距離に心が押しつぶされそうで君が遠くにいる気がして不安でもどかしくてそんな気持ちを繰り返してどうしようもなくなって苦しかったそんなとき「遠くなんかないよ。こんなきょり。」おどけて笑う君の声を聞いてい
ロード さん作 [885] -
ライフパートナー
君の様子がいつもと違う・・落ち込んでいるのか?何か悩んでいるのか?元気がない・・いつもは俺が黙っていると「どうしたの?なんかあった?ねぇ?」そんな風にうるさいほど聞いてくる今日は違う静かすぎる君が何か重い荷物を背負ってるように思えた肩が震えてる泣いてるんだ「どうしたの?」いつも君が俺にかけてくる言葉を俺は君にかけてあげる勇気がない余計君のその荷物を重くしてしまう気がして・・頭の中では知りたくて聞
ロード さん作 [654] -
純愛
「どうしたら彼に振り向いてもらえるかな?」ドキっとした・・同時に胸が締め付けられた苦しかった・・その質問の答えを俺が見つけることはできない俺も同じことを君に聞きたかった・・俺はどうしたら君に好きになってもらえるんだろ?君が見ているのは俺ではなくその先にいる誰かだった君の理想に近づきたい君の理想がその誰かなら少しでもその誰かに近づきたかった「ねぇ聞いてるの?」彼女が俺の顔を覗き込むように言った「あ
ロード さん作 [1,079] -
ロスタイム
「文句あんのかよ?」やっちまった・・また逆ギレ・・その「文句」を言わせないように俺はどこまでも身勝手になる・・ケンカの原因は全部俺にあった夜遊びパチンコ君を簡単に裏切って平気な顔してた最低な俺だからこれ以上低くなることはないとっくにあきれてるよな・・きっと別れたいと思ってる・・当たり前だよな君の本音を聞くのが怖かったある日パチンコでありったけの金を使い果たし夜遅くに帰ると台所に君が座ってた「まだ
ロード さん作 [910]