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萩原実衣さんの投稿された作品が71件見つかりました。

 
  • 夢のあと 1/5

    何気ない毎日に少し、麻痺している。感情も表情もまるでロウ人形みたいなんだろうな…。でも、一瞬で変わった。ロウ人形のような心が…溶けていった。「うっうん…?」ふと、目が覚めた。そうだ、またやってしまった。昨日、呑んでそのままここに来たんだったっけ。彼はまだ寝ている。彼の名前は…確か…修也だったかな…?昨日、知り合ったばかりで…それくらいしかしらない。私は、神楽 生来 (かぐら せいら)今年、38
    萩原実衣 さん作 [440]
  • 忘れない幸せ 後編

    良いことが起こると、ちょっとだけ不安が生まれる。これ以上ない幸せを感じた時、同じくらい失いたくない怖さが付きまとう。激しく心を突き動かした愛を忘れる事なんてないと…思ってた。大翔に告白された瞬間全ての神に感謝したい気持ちだった。私には、『年上』という不安が同時によぎった。でも、今は…大翔に飛び込んでみようと思った。それから、私は、幸せだった。悪くない。しかし、この頃 年のせいなのか…働き過ぎか…
    萩原実衣 さん作 [494]
  • 忘れない幸せ 前編

    あなたにも忘れられない恋や愛があるでしょう。苦しくて、忘れたいのに忘れられない…。時間が経つのがこんなに早かったかなぁ?と思うほど…愛しく、このままずっと一緒にいられたらいいのに…。私は、咲田 美里   (さきた みり)もう…33歳最近、恋や愛なんて…。ちょっぴり面倒臭かった。あの人に逢うまでは…。あの人『神崎大翔(かんざき ひろと)』まだ…23歳彼との出会いは、私には、衝撃的だった。破天荒な感
    萩原実衣 さん作 [634]
  • 瑠海とショール 最終回

    僕は、何時間遊んだだろう。ショールもちょっぴり疲れてたみたいだ。「ショール!もう、僕とは、遊べなくなるんだ。ショールは、仲間と一緒にお行き。」僕は、ショールの背中に乗ると仲間のイルカがいる沖まで連れて行ってもらった。じっちゃんが後ろから船で来てくれたんだ。「君たちがショールのお友達だね」僕は、ショールにキスをした。「ショール…たくさんありがとう。元気に暮らすんだょ。たまに遠くからこの島をみつけて
    萩原実衣 さん作 [326]
  • 瑠海とショール?

    (本島に戻っちゃうんだ…。)じっちゃんは、黙って聞いていた。「お父さん…。私がここにいても何だか…歯車が合わないっていうか、私の居場所じゃないんだなって…。」「清海…お前は、この瑠海の母親じゃぁ。瑠海を守る義務がある。それだけは、決して忘れるな。」「瑠海、いつまでも困った時は訪ねてきてね」「うっうん…」その日、学校から帰って来ると、あの人は、いなかった。寂しかった。そして、僕とじっちゃんは、いつ
    萩原実衣 さん作 [307]
  • 瑠海とショール?

    かあちゃんらしき人が…僕の方に向かって歩いてきた。「瑠海?」「うん。」その人は、僕を抱きしめようとしたんだ。僕…じっちゃんの後ろに隠れた。その人は、泣いてたくさんたくさん謝るんだ。「瑠海…ゴメンね。そうよね。嫌いになられても仕方ないわよね。全部、お母さんが悪いの…」僕は、謝られてもわからなかった。だって、覚えているわけでもないし、僕にとっては、知らない人だから。「じっちゃん…」「わかった。瑠海…
    萩原実衣 さん作 [300]
  • 瑠海とショール?

    「どうしたの?ショール!どうしたんだい?」「クウィ、クウィ、クウィ…。」港や外灯で真っ暗ではないんだけど…。海の中で何かあったんだ。「どうしよう…。」僕は、急いでじっちゃんの病室に戻った。上からのが良く見える。ショールは、ぐるぐる同じ所を回っていた。ど…どうしよう…。「じっちゃん…。」「瑠海、どうしたい?涙流して…。」「ショールが…何だか変なんだ。ほらっ、あそこをくるくる回って。苦しそうに鳴くん
    萩原実衣 さん作 [343]
  • 瑠海とショール?

    僕は、島を出るのが初めてだった。本島は、車ばかりでひかれそうになる。じっちゃんの運ばれた病院は、とっても大きくて迷子になりそうだった。僕は、さとばばちゃんの手を握ってじっちゃんのいるところへいった。「こちらへ…」看護士さんに連れて行かれた部屋にじっちゃんが寝ていた。「瑠海、ばばちゃんは、先生に話し聞いてくるから、じっちゃんの側さいろ!」僕は、恐る恐るじっちゃんのお腹の辺りの布団が動いているか、確
    萩原実衣 さん作 [310]
  • 瑠海とショール?

    僕は、さとばばちゃんの話を聴いて…。(お前は棄てられたんだ…。)診療所には、行かなかったんだ。そりゃあ、学校の友達は、綺麗なお母さんや元気なお母さんが羨ましかった。なんで、僕にはお母さんがいないのか、じっちゃんに何度か聞いたんだ。じっちゃん…。「ごめんな…」って寂しそうな顔するんだ。僕には、じっちゃんがいる!!だから…もう聞かないって決めたんだ。なのに…。かあちゃん現れちゃった。僕は、ショールに
    萩原実衣 さん作 [313]
  • 瑠海とショール?

    次の日、僕はさとばばちゃん家に向かった。ドキドキしていた。「おはよう!さとばばちゃん」「おぅ〜瑠海か?朝飯食うたかい?」「うん。昨日、じっちゃん肉が入ったカレー作ってくれたから」「あぁ、そりゃ良かったなぁ。」さとばばちゃんは、麦茶を入れて持ってきてくれた。「瑠海、じっちゃん何か言ってたか?」「さとばばちゃんの話を聴いてから清海に逢いたくなったら、診療所来いって。」さとばばちゃんは、しばらく黙って
    萩原実衣 さん作 [337]
 
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