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シュークリーム さんの投稿された作品が21件見つかりました。

 
  • MIKAZUKI〜カナシキ現実〜

      …私には、国籍がありません。 ママはフィリピン出身。出稼ぎに来た日本でパパと知り合い、双方の両親の反対を押し切って同棲。そして妊娠。当然二人は強い絆で結ばれていたはず… でも… 私が気付いたときには、パパは居ませんでした。写真もなかった。  ママはパパが帰ってくると信じていました。でも、帰ってくるはずはないのです。何故なら…パパは他のフィリピン出身の女性とすぐに結婚していたから。  私が生ま
    シュークリーム さん作 [382]
  • 運命の人って誰?第7話

     冬が過ぎ…僕は3年になった。   皆、徐々に卒業後のことを考え始めていた。僕もその1人でその事をノゾに話してみた。  『ノゾは卒業したら何すんの?』 『えっ!…』僕の質問で、目の前のノゾは明らかに慌てている。 『決まってないの?』 『…いや、ウエディングプランナー…になりたいかな。』 『格好いいじゃん。オレは保育士かな。子供すきだし…』また一瞬ノゾの表情が変わった。僕は、少し嫌な予感がした。 
    シュークリーム さん作 [360]
  • 運命の人って誰?第6話

     年が明けて… バイトが忙しく会えずにいたが、毎日メールはしていた。そのなかで… 『…てかさ、そろそろ名前で呼んでよ!笠松慎一郎!!』 『フルネームで呼ばなくてもいいじゃん!竹内希!!とりあえず呼びやすくしようや。なんにする?』 『えっ…じゃあ…慎一郎が決めて。』 『なんでだよ!しゃあないなぁ。じゃあ…お前は希だから…ノゾでいんじゃない?』 『1文字しか変わんないし…。じゃあ慎一郎はしんちゃんね
    シュークリーム さん作 [359]
  • 運命の人って誰?第5話

     僕は彼女に適当に『今日行けない』的なメールをして、希枚駅へ。 待ち合わせより5分早く着いた。いつもじゃありえない。しかも、君はそこにいてくれた。  少し話をして、歩き始めた僕等。ここから、僕は君の苦しみを知り始める。 でも、僕等は気付かなかった。二人きりの旅立ちを見ていた人が居たなんて…  僕等は雨上がりの夜を楽しんだ。映画見たり、買い物したり…ありきたりだけど、楽しい時間だった。 9時になる
    シュークリーム さん作 [375]
  • 運命の人って誰?第四話

     その年のクリスマス…  映画やドラマみたいに都合よく雪が降るわけもなく、とんでもない大雨。 一応、彼女と5時に待ち合わせている。4時30分に家を出れば間に合う…そう思って、昨日徹夜だった僕は知らぬ間に寝てしまった。 …どのくらい寝ていたのか?携帯が鳴って目が覚めた。君からだった… 『今日とかって、会えちゃったりする??』君は僕に彼女がいることを知らない。   『いいよ。何時?』何故か僕は何かに
    シュークリーム さん作 [384]
  • 運命の人って誰?第三話

     …メールだ。  『今日はゴメンねー。気になってメールしちゃいました。』 その後は朝までこの調子。ったく、ちょっとは寝かせろよっ! …でも、楽しい。彼女と会った昨日より。 この状況がダメだとは思わなかった。君はただの友達…そう割り切って初めは考えられた。 でも…その気持ちは簡単に変わってしまった。 それは、クリスマスのあの日、起こってしまった…
    シュークリーム さん作 [384]
  • 運命の人って誰?第二話

     キキーッ!ガシャン! 薄暗い道で君とぶつかった。今思えば、これがすべての始まり。  『すいません。大丈夫?』  『大丈夫ですっ!ゴメンね。私が自転車乗るの下手くそだから…』  初めて聞いた君の声。すごく元気で、高校生って感じだった。 『気にしないで。  じゃ、僕、急いでるか ら…』 ありきたりな言葉でその場を逃れようとする… …僕の癖だ。 『ちょい待って!アドだけ教えてくんない?』  僕はアド
    シュークリーム さん作 [457]
  • 運命の人って誰?第一話

     部活帰りの薄暗い道。僕は急いでいた。何故なら今日は今の彼女と付き合ってちょうど1年の記念日だから。 彼女のことは大好きだ。聞き慣れた彼女の口癖や笑い声を電話で聞けるだけでどんなことにも耐えられる。そんな気がしていた。とにかく、好きなんだ。  それなのに… あの日、僕は出会ってしまった… 本当の運命の人に。 初めは普通の同世代の女の子だった君。でも、時を重ねる毎に君の苦しみを知っていく僕…  僕
    シュークリーム さん作 [464]
  • なにしてんの〜出会い〜

      キミと出会ったのは、中学の入学式だったね。 緊張してたから、式のことは正直、よく覚えてない。 でも、その日のことをひとつだけ覚えている。 確か… (その日、時間に対して敏感なボクは、教室に早く着いた。周りにはボクの他には2・3人しかいなかった。ボクは担任の挨拶を無視して自分の席に座り、ずっと、外を見ていた。)  式まであと20分。どんどん机が埋まっていき、あと5人くらいのところ。 …その時だ
    シュークリーム さん作 [390]
  • キミの影

      今、なにしてんの? そんなことすら聞けなくなって、もう、5ヶ月経っちゃったね。  キミに彼氏ができて、メールもしなくなって、おそらくキミは、ボクの影を忘れかけてるんじゃない?  でも… ボクは忘れない… キミの影を… そして… ボクとキミに訪れるはずだった…未来を… もう一度だけ、二人つながった影を作りたい。そのためにボクは…なにすりゃいいんだ?
    JYAF K さん作 [383]
 
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