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管理人さんの投稿された作品が10179件見つかりました。
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葡萄牙(ポルトガル)
浜辺を散歩していてこう思った大航海時代、男達は新大陸や印度(インド)に向けて大海原へと旅立っていったこの国の先人達も、金銀財宝や香辛料などを求めて旅立っていった再び故郷の地を踏めるという保証は何処にもなくても……嵐が来た雷が大地を裂き、風雨が人や建物を鋭く尖った爪で引っかく「舵を取れー」「早くしろー!もたもたするなーっ!」水夫達は口々に叫ぶドォオォオオオォォオォン大波が押し寄せ、丸々一そうの船を
ゆきな さん作 [580] -
リトルブルー??【別れ】
オッサン[カーカッカッカッ!!!!!真剣勝負なぞするか!!わしは生き延びて力を手に入れねばならんのだ!!!貴様に殺されてたまるか!!!]ズルリと小刀を抜く。クーロンは膝を付いて、崩れたクーロン[っう...! 相手が武器を捨てたら自分も武器を捨て戦えと教えたのは....あなただ...]クーロンは痛む腹を押さえてオッサンを見たオッサン[そんなもの、掟なぞたかが口約束ではないか!]それを聞くとと、今ま
あヤッペ さん作 [528] -
夢魔 ?
「夢の中で人が殺せるわけがない。どうせ子供の言っていることだとか何とか?そうさ、所詮は夢さ。そして僕は未成年で子供さ、それがとうした」 もう一度、彼女の死体に目をやり、ふっと鼻で笑う。「金目当てで医者になろうなんて奴には医者を志してもらいたくないし、そんな奴に診てもらいたくもない」「あんたは死んで正解だったんだ」 そして、ゆっくり彼の右側にいる少女に視線を移した。「そう思いませんか、姉さん」 姉
柚木麻里 さん作 [567] -
Jumpin' Five 47
帰りは、やはり裏から進一さんと一緒に帰った。「アンコン、困ったね、それじゃあ。」「メンバーが足りないっていうのが、一番のガンなんです。そのせいで、練習もとどこおってしまっているし…。ちょっと出れるかどうか…。」「楽器運びがあるしね。あ、僕、当日、車出すから。」「え?そんな、関係ないパートなのに…。いいですよぉ。」「関係なくないつもりだけど…。」そうか、と思った。私と関係あるのだ。この私と。 私と
曽根菜由美 さん作 [363] -
Jumpin' Five 46
「あとで、みんなに聞いてみるよ。」「私たちも聞いてみます。」「そうしてくれるとありがたい。とりあえず、練習やろう。あと1ヶ月しかないから、ヤバイから。」その通りである。あと1ヶ月って言っても、年末年始を挟むから、実際には1ヶ月もなかったりする。〈トルコ行進曲〉をまずやってみた。人が足りないので、なんか間抜けな感じがしてしまうのが、やけに気になる。少し手直しして、四重奏でも形になるようにもっていき
曽根菜由美 さん作 [342] -
Jumpin' Five 45
12月の頭に行われた、市民大音楽祭も無事終わり、一段落した。あとは、来年11月に行われる定期演奏会の練習を少しずつやっていいく。おっと、その前にコンクールもある。なぜか、1年半に一度の割合で、定期演奏会を行っている。私は、短くても3年は続けたいと思っているので、2回は最低出ることになる。2回か、少ないな。大学4年間で8回の定演が行われたのと比較してしまうと、極端な差がある。 本当は、3年とは言わ
曽根菜由美 さん作 [365] -
幸せな愛
「死んでいる?本当に・・・?」部屋で横たわる私が耳にした彼女の死。いざ彼女の元へ行ってみたら、見つめられると恥ずかしくなるぐらいの大きな大きな眼は、静かに閉じていた。何も変わらないじゃないか。彼女はただ眠っているだけなんだろう。何も変わらない眠っている時の彼女と、なんら違いがないのだ。僕は起こさないように、そっと彼女の頬に手を伸ばした。指の先端より電気が走る様に寒気を感じた。「冷たい。」何これ?
シーさ〜 さん作 [429] -
俺が好きになった子
出逢ったのは高校生の時。高校?年間は一言も会話することなく、ただ歴史の授業で同じクラスになるってだけだった。俺自身も特に意識することはなかった。大学生になって「女の子とたくさん遊ぶぞー♪♪」なんて友達と笑いながら話してるとき偶然彼女を見た。驚いたことに、彼女も同じ大学だったわけだ。「菜緒ちゃーん!」俺と一緒に話をしてた奴が彼女に話しかけに行ったので俺もついて行く。そいつは高校の時から菜緒ちゃんと
ローカルスマップ さん作 [444] -
万華鏡(14話)
術後4日目、瞬は医師から告知を受けた。肺癌であること、今後は化学療法で治療すること‥末期で‥あることを。美月がいなくなり、2人きりになったときに瞬は言った。「俺、しないから。」『え?』「‥‥‥。化学療法はしないから」『‥なに言ってんだよ』「‥‥‥」『おい!』「‥よく考えたよ!‥けどさ、最期くらい自分で決めたいんだ。まだやりたいことだって‥あるんだよ‥」瞬は親指と人差し指で布団の裾をいじっている。
飛水 さん作 [351] -
WINTERWORLD?
今日はめずらしく晴れていた。この大陸では晴れの日はあまりない。というのも、いつも曇っているか、雪が降っているかなのだ。理由は昔はちゃんと知っていた者もいたのだろうが、ライト達の世代の子ども達は知らないだろう。ライト達が通っている学校でも、この大陸が常に冬である理由を「歴史」というカテゴリーで教えているのだが、その授業も曖昧で、ところどころ間違っている。そろそろ、自己紹介をしよう。私はライトの祖父
夢見大 さん作 [386]