携帯小説!(スマートフォン版)

トップページ >> 管理人さんの一覧

管理人さんの投稿された作品が10179件見つかりました。

 
  • 消えない過去3−ホストになるまで

    美紀は未成年なのに酒がめっぽう強い。俺はそんなに酒が強いほうではなかったので、いつも先に俺のほうがつぶれてしまう。 美紀は飲みすぎると愚痴をこぼす癖があるようだ。意味もなく泣くこともある。まだ17歳、遊びたいさかりなのに働いてばかりでストレスが溜まっているのだろう。 その健気さが可哀想に感じて、なおさら惚れてしまった。二人で飲みに行った帰り、珍しく酔いつぶれてしまった彼女をアパートまで連れて帰っ
    ニャオ さん作 [644]
  • 二人とも早く事務所に来てもうみんな集まってるぞ!社長も来てるから早くしろよ!慌てて呼びに来たのは勤続年数10年の牧山輝夫40歳の主任だった。普段は気さくな人だが社長など上司にはごまをするタイプで周りからは嫌われていたが、柚木はそれほど嫌いでもなかった。口調はキツイが前に仕事で柚木が新人の頃助けてくれた事があるからだ。柚木は仕方なくヒロと顔をみ会わせて走って事務所に行った。事務所に着くともうほとん
    ゆっきー さん作 [321]
  • 21日間

    断食2日目。食べ物の夢を見て目が覚めた。まさに今の私の意識状態を表している。朝起きて水以外に口にすることが出来ない、会社にいても何も食べることが出来ないという葛藤は「なんのためにいきてるんだろう?」という思考を生み出した。生きるために食べるのか、食べるために生きるのか…時間が経つのが遅すぎる。食べられないという意識が私を追い詰める。こんなにも食べることに依存していたのか…食べられないことはこんな
    まーや さん作 [363]
  • 21日間

    人間は痛みを感じさせるものから体を安全に保とうとする身体意識があるそうだ。そして痛みを除去しようとし快楽を得ようとする。人間が生まれてから最初に出会う快楽は食べ物だと言われている…まさに私にぴったりの説。でも一時的に快楽を得ても、それは瞬時に消え去り残るのは空しさと後悔だけ…もう二度とやらない!体を大事にしよう…なんど誓ったことか。このサイクル化した過食という鎖を私は断ち切ることができるだろうか
    まーや さん作 [409]
  • 柚木はいつもよりそわそわしながら会社に戻った。朝事務所に居た彼が誰だったのか、初対面なのに名乗りもせず普通に話しかけてくる彼の笑顔が何故か柚木は気になって仕方がなかった半分は馴れ馴れしく腹がたち半分は興味さえあった。会社に着きトラックを車庫入れしてるとヒロが来た。ゆっきーおかえり。と、缶コーヒーを差し出した。ヒロは容姿、スタイル抜群のイケメンで女の子から人気があった。そんな彼は珍しく誠実な好青年
    ゆっきー さん作 [315]
  • 柚木の携帯にメールが来た着メロは特に無い。ツネがうるさいからだ。毎日メールのチェックや履歴のチェックをするので変に怪しまれ殴られた事もある為、ケータイも古くノーマルだ。26歳の女の子ならまだお洒落をしたり友達や彼氏と楽しく生活してるだろう。柚木には無縁だったしむしろ気にならなくもなっていた柚木は携帯のメールを見た同じ会社の同期の男ノコだった。名前は山岡ヒロ25歳。千葉県に住んでいるが埼玉県寄りで
    ゆっきー さん作 [565]
  • 男性はそれでも一方的に話続ける。あ、もしかして気に入る制服ない?だよねー女の子だしね、制服はこの雑誌の中からしか選べないんだよ、てか事務の人? 彼の質問に柚木は淡々と答えた。いえ、運転手です。彼は柚木を見て、へー、キャシャなのに運転手なんだ?まさか大型とかじゃないよね? 柚木は又淡々と答えた。大型です。もう出発なんで制服は何でもいーです。柚木は事務所の時計をチラッと見てちょっとあせった。いつも
    ゆっきー さん作 [374]
  • 柚木の会社は埼玉県にあり自宅から車で20分程の場所にある。朝は4時半に起きて一日の食事や洗濯をしてから6時には家を出る。ツネが子供達に朝食を食べさせて学校に送り出すはずだが最近は何もやらず八時迄寝ているので子供達を起こしてから柚木は家を出る。その瞬間が一番辛い。行ってらっしゃい、早く帰ってきてね。と、二人の子供に毎日見送られ涙が出そうになるのを我慢して二人の子供を抱き締める。ごめんねと言って家を
    ゆっきー さん作 [367]
  • だが柚木の生い立ちは柚木が産まれた頃すでに両親はおらず、祖父母が柚木を育ててくれたので貧しさゆえに柚木は高校にも行かず働いても今の旦那と結婚したわけだからとても帰る場所などなかった。いつも葛藤していた いつかツネもちゃんとしてくれる。でもいつになるかわからないなら子供達を連れて出て行こうか…。苦悩の毎日だった。ゆっくり考えている時間など柚木にはなかったから。ツネの実家は四国の松山にあり昔からの地
    ゆっきー さん作 [407]
  • だから三ヶ月も経たないうちに辞めさせてしまう夫に柚木は毎日悩んでいた 時には暴力も振るう夫ツネにいつも怯えながらそれでも子供達との生活の為には働くしかなかったから。そこで考えたのがトラックの運転手である 運転手ならパートで働くより時間は長いが収入も男性並に貰えるし人とあまり関わる事はないので何とか夫を説得して、大手の運送会社で面接を受け入社した 元々頭もよく、運動神経もよく、社交性のある柚木は三
    ゆっきー さん作 [414]
 
利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス