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管理人さんの投稿された作品が10179件見つかりました。
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夜空
久々の星空、久々のタバコはどっちも最高だ。うっすらかかった雲の切れ目から見えた月がキレイだ。君は元気にしてるかなって思った。「元気にしてるよ」って聞こえてきそうな程静かな夜。大好きだったタバコを辞めた―――「あなたが病気になったら誰が面倒みると思ってんの!?」って君がちょっと真面目な顔で言ったから―――。 「今日だけはいいよな」って、最後の一本に火を付けた。立ち上ぼる煙は
タカ さん作 [457] -
君が僕の光でした
俺は絶望の中にいた。響きわたる騒音、歓声、罵声、の中で…1998年夏「おい!拳!拳!」「あっ!すみません、ボーッとしてました。」「たくっ!タイトルマッチ控えてんのに余裕だな。」左からのフックが飛んで来た。「痛っ!」それは見事に俺のボディを捕えた。「馬鹿やろー!ソレくらい我慢しろ!休憩だぞ。」言わなくても分かると思うが俺の職業はプロボクサーだ、28才というプロボクサーとしてはギリギリの年齢でやっと
フジ さん作 [540] -
3億円
『お、おめでとうございます、高額当選です!!』『えっ?何等ですか?』 『1等です!前後賞合わせて3億円です!』『………、さ、さ、3億円??』当たる訳ないと思いながらも当たればいいなと軽い気持ちで買った10枚の宝くじが3億円に化けた。『人生て奴は何が起こるかわからない。だから、生きていればきっと楽しい事が待っている。』よく、自殺を考えている人や、自分の人生、お先真っ暗だとか思ってる人に投げ掛ける
チャッキー さん作 [637] -
航宙機動部隊25
クレオンの主張は、充分な根拠に基づいた物だった。 彼は実に理路整然と分析して見せた。 ―エントレンスを占領して、敵の補給線と連絡網を切断出来れば良い。事実それは可能だろう。しかし、例え、理想的に彼等の本国との連携を、塞いだとしても、パレオス星系と言う、巨大な恒常的・生産基盤に布陣する連合艦隊に、兵糧攻めが効くだろうか。三0000隻の産業船団が健在な限り、敵に補給の心
まっかつ さん作 [506] -
デート 3
『諦めた方がいいよ』『次の恋に進めば?』いろんな友人から言われた。けどなんだかんだ言っても俺の方も今思えば周りが見えていない…。人を好きになれば誰でもそうなる。冷静になれない。臆病になる。だから恋は難しい。毎日、毎日同じ事の繰り返し。ため息ついては彼女の事が頭から消えない。彼女の事を忘れて、しばらく恋を休もう。でもそれは無理。出会った場所は同じ職場だから。今日、彼女にはっきり気持ちを伝えよう。
チャッキー さん作 [420] -
空中庭師?
小川先生、脇に腕まわされて次々飲まされとる。あ。吐いちゃった。松ちゃんみたい!僕と鈴木のおっさんは、キレた小川先生の絶叫を無視して、カウンターで、しんみり飲み続けた。しかし、おっさんは一杯飲むと、あとは、ずっと下を向いてどんより落ち込んでいた。そう言えば、この前、どっかの人妻と不倫してるんだぁ、という話を聞いたな。もしかして……。気のせいか、少し目のあたりが光ってる気がした。おちまい
ごはんライス さん作 [418] -
空中庭師?
わーん」「チキショー!」鈴木の意識からは、お客さんの声がどんどん遠ざかっていった……。「嘘だろ、スズさん。そんなの、いくら酒の席だからって……」僕は鈴木のおっさんに酒を注いだ。忙しい居酒屋の十時過ぎくらい。みんな、ガヤガヤ楽しそう。隣の座席では、誰かの送別会だろうか。「みんなー、小川先生押さえて。早く、早く」「うぉーやめてくれぇ。うぉわぁ」ムリヤリ飲まされてた。先生ってことは、みんなガッコの先生
ごはんライス さん作 [348] -
空中庭師?
「うわ。なんやボケぇ。めちゃめちゃ揺れてるやんけ。吐きそー!」松本もスズさんも目がくるくる回った。ただ、スズさんはすでに意識不明なので、松本の汗だく坊主頭を踏ん付けたりしてる。「こらボケぇ、てめえ。なにさらしとんじゃ。痛い、痛い。蹴るな、蹴るな。わしゃ、サッカーボールかいっ! うおぉぉぉぉぉぉぉ……」空中庭園はただひたすらに無意味な回転を繰り返していた。「おとーさん。僕、タコ坊主が食べたいよぅ
ごはんライス さん作 [333] -
空中庭師?
は泡を吹いて失神していた。鈴木は、ただやみくもに、ハサミを振り回している。ブラとパンティは杭から離れていた。足場は自由になったがすでに意識がない。あっちへ行ったり、こっちへ行ったり、空中庭園は時速160キロをオーバーしていた。それでも街へ落下せずに庭園に踏み留まったのはひとえに庭に対する愛着のためであろう。無意識である。何か叫んでいるが意味不明だ。松の木どこや、松の木どこや、まっちゃーーーん!
ごはんライス さん作 [357] -
空中庭師?
あるいは神風特別攻撃隊員に比べて約9.11倍高くなります。(詳細については、郵精省のホームページを見ればいいじゃんwww)》妹がボーイフレンドを家に連れてくるたびに心配していた中学の頃の自分。隣の部屋から洩れる猛獣のおたけびに怯えながら少し漏らしてしまった幼き自分。履修もれ。文化祭の盛り上がり。盛り上がる幸子ちゃんの胸。学ラン、にきび面、中間テスト、ギター……。やばい。いよいよ、走馬灯が見えてき
ごはんライス さん作 [339]