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幽玄 さんの投稿された作品が6件見つかりました。
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神を超えるシナリオ【裏】? 下
巫女侍は「スゥー」と息を吐きながら、目の高さの所で左手に持つ鞘に刀を納め。閉じられていたちょっと吊り眼の瞳を開ける。[影達]「…!」思わず息をのんだ。その瞳で見られるだけで喉元に刀を当てられているような錯覚に陥ってしまいそうだ。こうなったら……。巫女侍は影達に鞘を向けると声高らかに名乗りをあげる。[巫女侍]「眼があるなら見よ!耳があるなら聞け!恐れぬ心があるならばかかってこい!!我こそは三神柱が
幽玄 さん作 [403] -
神を超えるシナリオ【裏】? 上
防いでいる。数秒間に何百発と撃たれるマシンガンの弾すべてが防がれている。・・・居合いで。左肩の鞘からの抜刀――左袈裟――刀を瞬時に逆手に持ち替え右腰の鞘に納刀。逆手のまま右腰から薙(な)ぐように抜刀――右薙――体を捻り左手の鞘へ納刀。捻りの勢いを右上に向け抜刀――左逆袈裟――順手に戻し右肩の鞘へ。抜刀――袈裟斬り――左手に持つ鞘を腰に装着させながら納刀。左手で逆手に抜刀――逆風(さかかぜ)――順
幽玄 さん作 [359] -
神を超えるシナリオ【裏】? 下
[影の一人]「―――」小娘が消えた。と、同時に影の一人は声を発する暇もなく後方へと吹き飛んでいった。弾丸をも弾くアーマーは布のようにズタズタに斬り裂かれ、影と一緒に舞い散っていく。そして、立ち代わるように。今度は左肩の鞘に刀を納めた、蕾がそこにあった。あまりの唐突な出来事に影達は反応に遅れてしまった。だが、それも一瞬。怯(ひる)んでいる場合ではない。包囲が崩れた穴へすぐに銃口を向けると集中砲火を
幽玄 さん作 [337] -
神を超えるシナリオ【裏】? 上
――その者の姿は異形。巫女さんの衣装に武士の鎧(よろい)を着飾り。――その者の力は人外。あの弾幕のなか無傷で、そればかりか威風堂々と自らの存在を誇示し。――その者の刀は神譚(しんたん)この刀(シナリオ)の序幕はこう始まる。影達は呆然とするしかなかった。必殺の戦術が破られた。それだけではない、その破った相手がまだ成人にも満たない小娘と知ってさらに目を丸くする。だが、それよりも――[影達]「(なんだ
幽玄 さん作 [342] -
神を超えるシナリオ【裏】
見上げれば数多(あまた)もの星屑。見下ろせば幾多(いくた)もの鉄屑。戦場(いくさば)の熱く心地好い風に、腰まで届く優雅な黒髪を靡(なび)かせ。鉄塔に佇(たたず)み、辺りを一瞥する者が一人。眼下には原型がわからないほど斬り刻まれた鉄の残骸と、苦痛に呻く黒服集団の姿が広がっている。佇む者はトドメを刺せれるぐらい研ぎ澄まされた双眸を集団の方へ戻すと、左手に持つ鞘に刀を納め瞳を閉じた。[佇む者]「……ふ
幽玄 さん作 [354] -
神を超えるシナリオ?
心配そうに見つめてくる彼女を見つめ返すように、俺もまた彼女を見据える。長そうな髪を上で結(ゆ)わえ、つぶらな瞳をした、純真で朗(ほが)らかそうな女の子だ。少々、武道をやっているようにみえるが、まさか…‥[男]「こんな“お嬢ちゃん”にブッ倒されるとはな‥‥」純真で朗らか。というより、………お子様だ。遊園地とか似合いそうなぐらい、お子様だ。俺が自嘲しながらガキんちょを見る様な目を向けると、麗遊は「ム
幽玄 さん作 [310]
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