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ハバネロベッパーさんの投稿された作品が55件見つかりました。

 
  • シャドーオプス5

    会いたい …今すぐ会いたい… なんでもいいから彼に会いたかった… 日本から戻った私は,無性に彼に会いたかった 彼のぬくもりを感じたかった 彼の優しい声を聞きたかった 会いたいのはいつもの事 でも、普段とは比べものにならないくらい彼が恋しかった 震災後の日本では、女性の結婚願望が高まったという 私にはその気持ちが痛い程わかる 「どうしたの?ユキ」 彼のティームメイト、ウィの奥さんのメリッサが心配気に
    ハバネロペッパーさん作 [372]
  • シャドーオプス4

    そういえば、ちょっと いとおかし…な?話がある。 ある時、ティームの仲間とPMC(民間軍事会社)に関するDVDを見ていた時の事 そこには凄まじい場面が映し出されていた。 ファルージャというところで、元シール隊員が創設したブラックウォーター(現ズィー)の社員…一般には傭兵と思われている…が、武装勢力の襲撃にあい、血みどろで焼かれ、吊される映像がそのまま映し出されていた。 彼らは元アメリカ陸軍特殊部隊
    ハバネロペッパーさん作 [362]
  • シャドーオプス3

    僕が日本の惨事を知ったのは、アフガンのとあるエリアだった。 僕は単身でのテロリスト追跡任務の準備をしている最中だった。ティームメイトのジェイクが急ぎ知らせに来てくれたのだ。 「JJ!日本が大変だぞ!」 因みに僕はJJと呼ばれている。 本名は日本人そのものだが、僕の部隊は米軍の中でも秘匿性の最も高い部隊で、任務のほぼ全てが極秘扱いとなる。 故に、隊員達もニックネームで呼び合う。 JJの由来は…いつか
    ハバネロペッパーさん作 [351]
  • シャドーオプス 2

    彼は一度任務につくと、何週間…何ヶ月も連絡が無くなる。 私はいつも通り、ティームの他の隊員達の奥さんや家族と、お互いの不安や寂しさを共有しながら生活する事で、気を紛らわせている。 基地のあるバージニア州のノーフォークはとても素晴らしいところ。 私は特に秋が好きだ。 夫や父親、息子が戦場へと、しかも、どの部隊より過酷な任務についている事を皆理解しているだけに、その不安な気持ちは、同じ立場の人間でなけ
    ハバネロペッパーさん作 [429]
  • シャドーオプス

    「勘違いなんだよ…」「ん?」 「何で理解出来ないのかなあ…」 「え?」 「テロ無くすのに力じゃだめなのになあ…」 「…」 彼の横顔には、苦悩と苦痛と怒りと…数え切れない悲しみが、無表情な皮膚に影を刻んだ。 「力こそ正義っていう勘違いに気付けないんだな。抑圧は憎しみと反発しか生まないのになあ…」 「う…ん」 「力無き正義は無能也は正しい。でもな…」久しぶりに会えた彼はいつも通り優しい彼だった。 でも
    ハバネロペッパーさん作 [407]
 
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